今朝、久しぶりに唇が叶恭子になりました。(パンパンに腫れ上がる)
セカンドオピニオンで病名が変わって、出された薬が合ったのかしばらく口周辺の荒れも治まってたんですが、やはり明確にストレスを受けると覿面に出るようです。
昨日受けたのはゴミ板じゃないところからなんですけど、私の体すっかりストレスに弱くなっちゃって...。
ちなみに病名は「脂漏性皮膚炎」。好発年齢は50代の男性だそうです...。
頭皮も髪の生え際中心にガサガサになってるので、フケみたいなのが落ちてきて見た目もおじさんです…。
いや、おじさんだって最近は清潔感もって生きてる人多いから、ただの風呂キャンセル界隈住民か…![]()
お風呂は毎日入ってます!
(魂の訴え)
レポ②で載せた最後の写真を拡大推奨と書きましたが、拡大しても見えませんでしたね。
アップロードしてから自分で拡大してみたけど、みやみさんという個人はおろか、人がいるかどうかってレベルで失礼しました。
写真はそんなんですが、肉眼でははっきり見えたんです。
うん、あれみやみさんだな。
せっかく一緒に出走してるし、こんな機会もそうそうないから(金沢2023で追いかけっこしたことは除く)一緒に…
...って一瞬思ったけど、一緒に走ろうと思ったらペース上げなきゃいけないし、しんどいからいいや...。
どこまでもやる気がない。
距離にして200mほど先にいるみやみさんに、どちらかというと追いつかないように(←)走っていましたが、日本一エイドが多い南伊豆は二人をそっとしておいてはくれません。
10km手前で3つめのエイド。アロエセンターです。
エイドに向かっていくみやみさん
追いついちゃったな、私もみやみさんの後に続いてエイドに…と思ったら、みやみさんはおもむろに建物の中へ。
トイレか...。
それなら私は時間潰しにスポドリでもいただいて...
...飲んじゃったから水もいただきましょうかね…
...
......
.........
みやみさん出てこないな…。
フードはチュロス2種類と短く切られたトルティーヤドッグがありましたが、まだ私の腹は満腹状態。
食べ物への欲は毛の先ほどもわいてこないため、早々に手持ち無沙汰に。
もちろん鋼の膀胱なのでトイレに用事はなく、仕方ないのでみやみさんと会わないまま先に出ることに。
まあそのうち追いつかれるでしょ。
そういえばこの大会、大会のために道路を封鎖するなどということは一切なく、日常のまま歩道あるいは車道の端を走ることになっています。
こんなことができるのも通行量が少ないからで、私などは途中まで道路が封鎖されていないことに気付かなかったくらいです。
ただ「マラソン大会あるからランナー走るよ」って看板は立っていたので、たまに通る車もゆっくり迂回しながら走ってくれました。
中には通り抜きざまに窓を開けて「がんばれー!」って応援してくれる方もいて(それも数台!通行量少ないからなかなかの割合)、温かい地域性を感じられました。
みやみさんを置いて出発してからどれくらいでしょうか、道路の脇に路駐して応援してくれている女性がいたんですが、その方が私が通過するなり「女性一位!」と…。
...はい?
思わず足を止め、振り返って「一位?私ですか??」女性に詰め寄るとあこ。
言い忘れていましたが、この日の私は海沿いの強い紫外線を避けるためにフェイスガード&海沿いの強い日差しを避けるため濃いめのサングラスの鉄壁ガード。
つまり全顔隠蔽スタイルで、表情が一切わからない不気味なランナー。
そのせいか、いやそのせいでしょう、女性は怯んで後ずさりしながら「は、はい...」
「ええ~ありがとうございますう(←イヤそう)」
「一位」と呼びかけて拒否反応を示すランナーなどそうそういないと思いますが、5時間の圧だけで充分なのに、この上一位なんて圧は要らないのよ私。頑張らなきゃいけない気になるじゃないの。(我ながら書いててイヤになるやる気のなさ)
早くみやみさん来ないかなあと思いながら、一瞬たりとも離れてくれない5時間の圧に追われ、淡々と走ります。
そしてコースは石廊崎へ。
そうね、だいたい岬とかって坂あるけどさ、何この勾配。
なんだかんだとここまでは歩かずに来ましたが、私にはこんな坂を走る理由がない。
どうせワープするからという大義名分を手に歩く。
ここまで来る道(普通の勾配の道路)で、後ろから来た私に道を譲ってくれたおじさんに追いつかれ、追い抜かれる。
「こんな坂走るのすごいですね」と言うと「歩いてるのと変わらない速度だから」と謙遜されていましたが、いやすげえよ。
ていうかこんな坂で話しかけるなよ私。
上り坂以外は走れるので(まだ走る気があるので)、上りが終わったところで走り出すとおじさんに追いつく。
土産店の脇を通る石廊崎へ向かうルートがわかりにくくておじさんとわたわた。
そうこうしていると、土産店から出てきた観光客と思われるじい様ばあ様に拍手で応援されてほっこり。
コースが判明しておじさんと同行で灯台に向かって走り出したところで、向かいからサムさんがすごい勢いでやってくる。
道案内がなく、この直前にわたわたしたせいで先のコースが不安だと思われる同行のおじさん、サムさんに向かって「コースってこっちですか」と訊くが、サムさんはまったく耳に入っていない様子。
私を指して「女子一位!!」と絶叫しながらドドドーっと走り去っていきました。
戦車かよ笑
全力だな、サムよ...
←
脳裏に浮かぶのは、前夜「膝が痛い」と足を引きずりながら卓球をしていたサムさん。
あれもしかして膝、替えた?
そしてそのすぐ後ろに、ちょっと早歩きの散歩くらいにレベルアップしつつ、ニコニコしながららんな~さんが通過。
え待って、追いついちゃったの?サムさんに?速っ...![]()
同行のおじさんの問い合わせはかき消されましたが、ここまで来れば尋ねるまでもなく一本道。
ゼッケンつけたランナーたちも続々とすれ違っていきます。
下ったら上らなきゃいけないと思うと、下るのもイヤだけど景色は素晴らしい。
すれ違いのランナーの一人が「この先絶壁だよ」と言い残していった通り、まあまあの段差の階段。
一時同行だったおじさん。
この後すぐお別れしました。
強制的に石廊崎を観光。
うん、とってもいいところだけどマラソンのコースにするべき場所ではないね!
とってもいいところだけど!(二回目)
そして岬をくるっと一周した先に、やっとみやみさん登場。
もう!遅いよ!私がどれだけ待ってたか知らないでしょ!ぷんぷん![]()
「えーー、とあこさんに見えるんだけど!」と言われているところ。
ええ、おっしゃる通りとあこです。
みやみさんも例の女性に「女性二位!」と言われて驚いたそう。
ただしその驚きは私とは逆で、「誰だよ一位!」と思いながら追いかけてきたらまさかの私だったってことで。
わたくし5時間に追われている身なので、こんな狭いところでのんびり立ち話はできませんが「早く追い抜いてください」と言い残して一旦お別れ。
一位が私だと知った後のみやみさんとの再会は、間もなく。
再び土産店に向かって来た道を戻る間、すれ違うランナーたちに「お疲れさまです」と言いながら走ります。
山形で得たこのコミュニケーションが南伊豆でも有効で、しかもみんなガチじゃないからかギスギスしてなくて優しいんですよ。
相手は全顔隠蔽スタイルの表情不明な不気味ランナーなのに。
「お疲れさまです」の返還率も90%超で、なんて楽しい大会なんだ!ってこのゾーンが一番思いました。
まあまだ12kmくらいですから、言っても余裕があります。
南伊豆のコースはエグい、という言葉の真意はここからしっかりと実感することになります。
④へ続く





