松本マラソンが消失しました…。
良い大会にしたいという運営の志を感じたし、町の人の応援も温かくていい大会だったのに残念です![]()
この先こうやってなくなっちゃう大会が次々出てくるんだろうなあ。
自分の年齢も上がっていくし、大会もいつまでもあるとは限らないし、走りたいと思ったらすぐ走りに行かないとですね。
マラソン当日は7時にロビー集合だったので、5時に起床。
電気は21時半に消したけどなんだか寝付きが悪く、ニューガー美ンによると5時間くらいしか寝れてなかったらしい。
睡眠の質も悪かったようでボディバッテリーは前日からたったの16しか増えず、合計28…。(満タン100)
え…これでフルマラソン走るの?いやだあ![]()
休養が取れていないせいか頭もボンヤリしてるし、何より動きたくないので朝風呂も行かずにぼーっとテレビショッピングを眺めること数十分。
キリがないので、とりあえずテーブルの上に出しておいたおにぎり2つとすあま(上新粉を使った和菓子)をモソモソと食べ始める。
徒歩3歩の冷蔵庫に入れたオレンジジュースを取りに行くのも面倒くさい…なのにマラソンとか意味不明なんだけど…。
グダグダながら身支度と荷物整理を済ませて7時にロビーに降りるとすでに全員揃っていらっしゃいました。
チェックアウトを済ませてサムさんの運転で出発。
駐車場の小学校は私たちが最後の一台だったようで、出入口に一番近いところに停められました。
次の車からはさらに会場から遠い駐車場らしく、ラッキーでした。
つい先日の下関でもそうだったけど、いつも会場まで1人なので誰かと一緒に歩くのは新鮮で、あっという間にスタートの青野川ふれあい公園に到着。
サムみやさんを盗撮(サムさんちょっと先)
からの、いつもみやみさんのブログで見る撮影スポットで写真。
私は写真嫌いなので基本写らないんですが、それを知っていながら毎回ちゃんと誘ってくれるサムさん優しいと思う。(毎回断るけど←)
スタート前にはばななんさんとふじお隊長にもお会いできました。
ばななんさん初めましてだと思ったら、2015年の大阪でお会いしてるらしい。
あの時は30人くらい集まってたものの、記憶力が悪くて失礼しました。
左からばななんさん、サムさん、らんな〜さん、ふじお隊長、みやみさん
おおかみさんにも初めましてで、どこの馬の骨かもわからない私にまでお菓子をいただきましてありがとうございました。
ああやって手土産準備してこられる方、その気遣いを尊敬。
サムみやさん曰く、参加者がかなり増えてるそうです。
計測もないこの大会はゲート前に並んだ順にスタートなので、早く並ぶと長く遊べるらしい。
適当なところで切られる15秒ずつのウェーブスタートで、私たちはスタートから7分遅れでスタートです。
去年と同じく、今年ももちろんグロス5時間ゴール必須。
てことはコースがエグいと専ら評判の南伊豆を実質4時間53分で走らなきゃならなくなったわけで、そりゃムリゲーだよとワープの意思を固める。
なのにスタートすると同時にごぼう抜きしていくサムみや…。
この大会でこんなにガチスタートしてるの、多分この2人だけです。
スタート直後に早々湧き上がってきた恨みがましい気持ちが隠せず、ここからちょいちょい敬称略になると思われますが、うっかり抜けてるわけじゃなくわざとです。(どんな注釈だよ)
その後ろを全身から散歩みたいな雰囲気を出してついていくらんな~さん。
私はスタートから腹が苦しくて、言ってもたいしたスピードじゃないのに呼吸が荒くなる。
どうやら夜にしっかり食べたにも関わらず、朝を食べ過ぎたようです。
周りはスタート直後からのんびり歩いてたりしてるし、私もこんな速く(※たいした速度ではない)走りたくないよ!
あの人たちは勝手に走らせといて私はゆっくり行こう、どうせワープするし…とひそかに考えたタイミングでらんな〜さんが私を振り返ること数回。
この人普通に変態(※ランナー界の)なだけだと思ってたけど、もしかしたらエスパーなのかもしれない![]()
余裕でサムみやに着いていけるのに、優しいらんな〜さんは私を気にしてゆっくり走ってくれてるので、その気遣いを無下にするわけにもいかず、まだスタートして1kmもいってないところからすでに死力を尽くしている。
多分この大会で、しかもこの序盤からこんなに心肺追い込んでるの私だけです。
誰だよ、この大会を「日本一ユルい」って言ったの![]()
日本一ユルいかどうかはともかく、「日本一エイドが充実してる」だったら同意できたと思います。
まだ2kmくらいだったと思いますが、早くも第一エイドの弓ヶ浜。
2kmもいってないところのエイドとは思えない人だかりで、そもそも食べ物を全く欲していない私は端っこで写真を。
一方らんな~さんは「腹減った」と言いながら果敢に人垣にダイブ。
水分だけ少しほしいなと、手前のみかんを一ついただく。
この人だかりの中らんな~さんを見つけることはできず、ここまで気にしてくれてたのにどうしようかと一瞬考えましたが、基より走力でいえば私なんぞ足元にも及ばない。
仮にここから私が全力で走ったところで追いつかれるわと、らんな~さんを置き去りに出発。
南伊豆はいつも天気に恵まれるとみやみさんが言っていましたが、この日も晴天。
朝はまだ雲多めでしたが時間と共に消えていき、ゴール後には雲一つない青空が広がっていました。
第一エイド通過後、予想通り5分ほどでらんな~さんが追いついてくる。
「食ってきたよ~。そばいなりとねえ、みそ汁と卵焼きと…あとなんだっけ、へらへら団子」
「すごいですね…てか内容が完全に朝食メニューなんだが?」
よほどお腹が空いていたんでしょうが、2kmもいってない第一エイドからこんなに食べてる人います?
らんな~さんは第一エイド以降も食って食って食いながら走っていたようです。
主戦場がウルトラとかトレイルの人って、ほんっと内臓が強いと思います。
私にエイド情報を提供したらんな~さんは、そのまま軽い足取りで先へ行かれました。
さらにちょっと進んだところでまたエイド!まだ5kmもいってないよ!
第一エイドであれだけ食べたらんな~さんは散歩の体だったのに、3時間前に食べた朝食が胃に重くて息が上がったまま戻らない私は、食べ物は一切いらないけど休みたい。
足はしっかりエイドで止めますが、何しろ背後から迫ってくるのは5時間の圧。
コースは後半の方がアップダウンが多いと言うし、貯金が必要な身で4kmやそこらでがっつり休憩しているわけにもいかず、スポドリだけいただいて即出発。
スタートはそこそこ後ろの方だったと思うのに、前を走るランナーはほぼおらず。
第一エイドのあの混雑ぶりを見ると、みんなまずはあそこで足止めてるんだろうな。
そんな中、タイムを気にしない私がなぜこんなに急いで走っているのか。(全力でタイム気にしてるからですけど)
晴天の中海岸線を走るコースは素晴らしい景色でした。
ようやく心拍も少し落ち着いてきて、先を走っているであろうサムみやさん&らんな~さんはどの辺りにいるのかと海を見ながらぼんやり考える。
と、ずっと私の前を走っていたこの男性ランナーの前にもう一人ランナーが。
(ちなみにこの方、ちょいちょい動画を起動してなんかしゃべってた)
…
……
………
あれ??みやみさんじゃね??(拡大推奨)
③に続く










