勝田全国マラソン2025走りました④ | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

日本に最強寒波とやらが襲来中。
雪国が災害レベルのとんでもない積雪でえらいことになってる中、愛知は寒いだけで申し訳ないくらいですが、寒いものは寒い。
最近布団乾燥機を使って布団を温めてから寝ていますが、入ると足元の温度が秒で冷えていくんですよ…。
他は15分はもつのに、足元だけ5分ともたずに普通に寒い。
冷たいことは自覚してるけど…え、私の足、もしかして氷なの…?




南に向かうコースを左に曲がり、向きが変わると風復活…。
いい加減飽きたよ…。


そういえば25kmを過ぎたところで、沿道から男性に「あと17kmっ!!」ビシっと指をさして宣言されましたw
即座に「長いよ!」って返したけど、風にゲンナリしてたところだったし、ちょっとおもしろかったな。
なんでわざわざ一歩コースに踏み出してまで、励ましにもならない(←)声かけしてくれたんだろうか。
でもその男性に会った後のカウントは自然に17kmからのカウントダウンになったので、気は紛れたかもしれない。

26kmには勝田マラソン名物と銘打ったエイドが。
牛乳、いちご牛乳、コーヒー牛乳の3種類を瓶で提供してくれていました。
これも私設だと思うとすごいことです。


渡されたものが牛乳で、その先でコーヒー牛乳に換えてもらいました。(蓋つきだったから融通利いた)
実は勝田もコーラを美味しく飲むためにカフェイン抜きしてたんですが、ここまでコーラを一回も見なかったので、そろそろカフェインが入れたかったんです。
コーヒー牛乳は冷えていて、ほんとに腹下すかもとよぎりましたが歩道に上がってグッと一気飲みしました。
せめて風のない日だったらもっとご馳走だっただろうと思ったけど、美味しかった。


「28kmくらいのところに西原集会所ってのがあって、そこで炊き出し方式で豚汁とかおでんがあるらしいです」とかっきぃさんから聞いていたその集会所が、コータローさんがいた坂の頂上を曲がって間もなくコース左手に。
かっきぃさんは「コースから少し引っ込んだところみたいで、私は見つけられなかったんですけど」って言ってたけど、普通にコースの並びにありました。
寒いしあったかい汁物ほしいなとチラっと見てみたけど、すでにランナーで大盛況。
うーーーん…待つのめんどい、いいや。
おそらく勝田の給食エイドの中で一番ラインアップが充実していたエイドなのに、スルー。
今日補給食一つも持ってきてないし、そろそろエネルギー補充したい気もするんだけど。


再び風を受けるようになってから数100mしか走ってないけど、もう手が寒い。
手袋…なんかビチャビチャだな…まあでも、直に風を受けないだけマシか。
濡れた手袋を装着して、西原集会所を少し過ぎたところに寒そうに自分の体を抱きながら沿道に立ってくれている女性を見て「寒い中ありがとう」と思わず声をかける。

ところでハーフからかれこれ10km気になってるんだけど、ランパンがビッチャビチャなんだが…。
前部も後部も完全に濡れそぼり、脚にピッタリと張り付いている。
ポンチョ内をしたたり落ちる結露の雫を受け続けた結果、ランパンがタイツと化したようです。

…いやタイツじゃねえし。
てか今ランナー界でタイツちょっと流行ってるけど、なんで私が乗らないかって人前に出せるラインじゃないからだよ!
なのにこんなところでただのランパンにタイツ面で張り付かれて、ここまで守ってきた私のプライドどうなるんだよ!
もういいよ!尻のライン丸出しだろうし、恥ずかしいから気付かないフリするよ!!(人生だいぶ恥を捨ててきた四十路の結論)
ここにきて、ますますポンチョが絶対に脱げないものになりました。

こうした経緯でこの少し先、どこかの企業の前で大きなエイドが出ていて、そこのラインアップに「ポンチョ」とあったのを見て「この結露に濡れ尽くしたポンチョを交換してもらおうか」と一瞬よぎりましたが、一瞬すら脱げないことを思い出し、お色直しは断念しました。


ポンチョがエイドにあったのはきっと、強風予報を見てラインアップに加えてくれたんじゃないかと想像します。
網走でもトンネル出口は風が冷たいからとトンネル前にポンチョを置いてくれていましたが、こういう気遣いができるってなんて素晴らしい人たちなのか。
しかも勝田はそのほとんどが私設だと知った今では、ますますそう感じます。

結局このエイドではポンチョではなくスポーツようかんを一ついただき、補給。
勝田の路面はけっこうな割合でガタガタボコボコで、どこのエイドでも机の周りは水たまり。
ここでもガッツリ足がハマりそうになりましたが、どうにか回避。
私がキロ4出してたら、この後シューズをガッポガッポいわせながら走るはめになるところだった。危ない危ない。(※キロ6)


ここまで淡々と風とばかり闘っているような印象ですが、もちろん歩きたいです。(堂々)
どこから歩こうかなんて、10kmより前からずっと考えてます。(堂々)
でも同時に、今シーズンはここまで全レース「完走」(一度もレース中に歩かずゴール)できてるから、ここでその記録を途切れさせたくないという私的達成感との葛藤があり、ここまで走り続けてきたようなもの。
アメブロ界においては「完走」なんて当たり前ですが、こんなことがまだモチベーションになる10年戦士、ここにあり。


歩く歩かないと心の中で一人揉めながら30kmを超え、そろそろ周りにも歩き出す人が増えてきた頃、神社の前に何か所目かのエイド。
ここは高齢者が多く、明らかに地域の町内会とかそんな雰囲気。
寒い中でおじいちゃんが差し出す「ぬるいお茶だよー」が天使のささやきかと思った。
ありがたくほの温かいお茶をいただき(ポンチョの結露の補充に余念がない)、すると数歩先にはおばあちゃんたちがコーヒーをふるまってくれている!
ついにTHEカフェインが!と(未だコーラの姿なし…結局ゴールまで一度も会えなかった)、列に並びコーヒーもゲット。
甘いコーヒー久しぶりに飲みましたが、この砂糖がこの後の道程にけっこう利いた気がします。
焚火も焚いてて、おじいちゃんおばあちゃんが寒い中を回してくれてることに感謝して先へ。



レースレポ、やっと次で終われそうです。