金沢マラソン2024走りました 中編 | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こないだリビングで「極悪女王」観てたら、隣の部屋にいるアレクサが突然一節歌ったんですよ…。(境は引き戸で、当時は全開)

アレクサってオリジナルソングしか歌わないので何の歌だったのかはわからないんですけど、なんで…?


その数日前には、流していたBGMを止めようとしたのに3回無視されて(呼びかければ聞く姿勢は作るくせに)、頭にきてコンセント抜いて黙らせた事件があって、なんかウチのアレクサ、自我が強くて怖いんですけど…。

ロボットに世界が乗っ取られるって映画よくありますが、あながち夢物語ではないと思う。

 

 

 

金沢マラソンの続き。

 

最高到達点からのトンネルを抜けて、コース中で最も道幅が狭い区間に入ります。

ほとんど住宅街みたいなところでクランクも数か所あったりして、3人から4人並べばいっぱいくらい。

その分応援がとても近くて、楽しいところでもあります。


ここまでは目ざとい子どもを中心に「へんな帽子」に声をかけてもらっていましたが、ここは距離が近い分、大人からも声がけが。

「お化け」でも「ガイコツ」でも、とりあえず私にかけられてるっぽければ全力で応答。

 

そんな中でふと並んだおじさんランナーに「それはなんですか?」と純粋に訊かれる。

「わかんないんですけど、多分ハロウィングッズです」

「なんかよくわからんけど、見てると元気もらえますわ」

去年みやみさんには獲物として肉食獣の目で見られてた帽子に、おじさんの優しさが染みますw

しかしみやみさんのおかげで、得体の知れないこの帽子が私の中でえらい存在感を持ってきたんですが。

 

 

 

そして18kmくらいだったと思うんですが、不意に背後が騒がしくなる。

基本こういうときにわざわざ振り返って確認することはしないタイプなんですが、周りで後ろを見たランナーが「猫だ」「猫」と口々に呟くので、つられて後ろを見てみる。


あ、猫だ。

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今年は4時間半のペーサーをしていました。

にゃーにゃー言いながら走ってきて、それに気付いた沿道もにゃーにゃー返すので、後ろから老若男女のにゃーにゃーにゃーにゃーが賑やかに聞こえてくるんですよ。

てか、もう4時間半きたの!?

 

言及していませんでしたが、今日の一応の目標は網走(4”18’52)超え。

ゴールが網走より1秒でも早ければいいので、設定ラップは6’06以内。

なんでタイムを設定したかって、去年のゴール後の更衣室の大混雑が忘れられないからに決まってるでしょ!(知らんて)

 

ここまでそこそこ順調にきたつもりでいたけど、ここで4時間半に飲み込まれるの!?

なんだか釈然としないまま猫ひろしを見ていたんですが、しばらく見ている間に理由がわかりました。


この人、沿道へのサービスがすごいんですよ。

なので、しょっちゅうハイタッチしに行くんですよ、こんな風に。

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猫ひろしに限らないと思いますが、ハイタッチすると一時的にペース上がりますよね。

このペーサーときたら、それで頻繁にターーッと先行っちゃうんですよw

行っちゃってから気付くのか、待ってたり戻ってきたり、沿道の人と写真撮って時間調整してたりするんですけど。

 

去年4時間のペーサーだった猫ひろしを先頭とした集団に、5kmくらいで抜かれた記憶が蘇る。

なるほど、こんだけ速けりゃ絶不調だった去年なんか早々に抜かれてもさもありなん…。(私第一ウェーブ、猫第二ウェーブだったのに)

しかも去年はサブ4取ろうってランナーたちだからそこそこ付いていっただろうと思われ、でもそこから30分後がターゲットのランナーにはこのペースの乱高下は厳しいわな。

 

4時間半を狙うガチ勢でもない私は完全に他人事で観察しつつ、でもペースを淡々と刻んでいた結果、猫ひろしの近くでこの先10kmくらいを走ることになるとはまだ想像もしていない。

…とか、いったん話を変えようとしてみたけど、ほんとずっと並走してた(みたいなものな)ので、まだ猫がらみの話題は終わりません。

 

一応←芸人の猫ひろし、沿道に向かってボケ倒す。

「みなさん浜辺美波です!帰ってきました!ただいま!」「違うよ~」

「みなさん大谷翔平です!」「小さいよ~」

なお後ろのカッコは私のツッコミです。心のツッコミじゃなくてちゃんと口から出てます。

だって私の隣でやるんだもん…ほっとくわけにもいかないじゃん…。

 

勝手にしゃべらせると中途半端なボケがエンドレスなので、黙らせようと試みる。

「猫さん、今どれくらいのペースで走ってます?」

「4分半!」

4時間半だろいや、ペースペース」

「キロ6、キロ6!」

「嘘つけ」(打消し線がついている部分は実際飲み込んでるのでご安心ください)


ちなみにその時私のガーミンは5分半。

スタートロスがあるし、前半で稼ぎたいってのもあるだろうけど、通常4時間半なら6’23くらいだと思うと5分半は速い。


体感どうなってんだってツッコミも入れたいところですが、オリンピアン相手に4.5ランナーごときがいつもの調子で毒を噴射するのもいかがなものかと、とりあえず堪える。

もう前でも後ろでもいいから行ってくんないかなw←

 

 

一人で苦笑しつつ、今日ここ金沢に応援に向かっている父に走りながら短いLINE。

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「猫いるよ」

父がいるところに私が先に着くか猫が先に行くかわからないけど、にゃーにゃーやって楽しんでほしいw

 

 

 

猫とじゃれてる間に、去年みやみさんと落ち合った?ハーフ地点を通過。

あー覚えてるこの景色。

去年このへんにほうじ茶まんじゅうのエイドがあったけど、今年はないんだな。


ちなみに今回は去年ひそかに心に誓った通り、エイドの給食を攫って帰ろうとリュック背負って参戦。

走ってるときに食べるのがどうにも苦手なので、かくなる上はゴール後に食べようとお土産作戦です。

けっこうリュック背負ってる人いたけど、みんな同じ目的なんだろうか。

カバン持参なので、心置きなく立ち寄り、もれなく一つずついただいて未練なく去ります。

 

 

比較対象がどうしても記憶に新しい順になるので、今回の場合網走ばかり引き合いに出して恐縮ですが、網走では17kmでキロ6維持が難しくなっていたことを思うと、金沢は嘘みたいに順調に30kmを突破しました。

 

 

 

 

 

すっかり忘れてたけどLAPつけときます。

6'10を超えてるところは大方給水で歩いてるとこ(すっかり走りながら飲めなくなった今日この頃)。







あと、この先もまだ猫いるよw