先日メンテのために受けたマッサージ店で施術されながら、脚筋力が標準以下だったという話をしたら(←すっごい根に持ってる)「そんなバカな!!」と言われ、その一言で溜飲が下がる思いがしました。
マッサージ受けに行って良かったです。(目的…)
さて私、金沢マラソン2024を走ってまいりました。
先月レポ書いたばかりだし、もう書かなくていいかなと思ってたんですけど。
どっかのツチノコ(=幻の生物)にそれとなく催促されたことですし、今回も皆さんを長文の世界にお連れしようと思います。
そもそも金沢を2年連続で走ることになったのは、一人遠征だった去年、父が「金沢行きたかった」と言ったから。
親孝行のつもりで今年もエントリーし、いざ当選してみたら張本人の父が自分の発言を忘れているという裏切り行為に遭いましたが、フィーは即支払ってしまったので、選択の余地なく出走することに。
なんだかんだ3回目の金沢、名古屋以外では愛媛と並んで最多の出走回数です。
今年は参加賞を受け取るのにエキスポを通らなければならない動線になっていてちょっと煩わしかったですが、受付は駅前だし基本スムーズです。
9時半発の高速バスで、渋滞等もあり14時前という中途半端な時間に到着。
どこかを回るには時間が少ないし、さっさとチェックインしてゆっくりしたい。
かと言ってホテルのチェックインは15時からなので、ホテルまでのんびり歩きつつ(徒歩15分程度)、途中の金沢エムザというデパートに食料調達のため入る。
地下にこぢんまりとしたレストラン街があったので、金沢カレーの店で遅い昼ごはん。
チキンカツカレー@キッチンユキ
入ったときは私一人でしたが、その後3組入りました。
こういうところの飲食店は、通し営業なので助かりますね。
お腹が膨れたところで、食料品売り場に催事で出ていた「コッペ亭」で今晩の夕食としてツナ&たまごコッペとほうじ茶クリームコッペを購入。
別のおにぎり店で明日の朝食べるおにぎりも買いました。
そうこうしているうちに15時を過ぎ、ホテルに行ってチェックイン。
今回のホテルはギリギリに空きが出たホテルトリフィート&ポッド金沢。
始めて金沢マラソンを走った2018年に泊まった「ファーストキャビン」の居抜きで、カプセルです。
ファーストキャビンが破産してから経営が変わったようですが、内装は6年前のまま変わらずでなんだか懐かしい。
あのとき一緒に旅したmaruちゃん元気かな~。
まだ誰もいないフロアで黙々と風呂の準備をし、チェックインする人たちの長蛇の列をすり抜けてお風呂へ。
せっかち性分のため、大浴場が混む前に入浴しておきたいばかり。
まだ15時過ぎなのに観光する気はゼロ。
当然一番乗りで、しばらく一人きりだったため、サウナにも申し訳程度に入ってみる。(5分×2セット←せっかち)
お風呂から出た後は翌朝までカプセルに引きこもりw
翌朝は5時半起床。
カプセルのためアラームはバイブにしてくれと注意書きがあり、やり方がわからなかったのでガーミンのアラームにしたらバイブが弱くてまったく気付かず…耳栓してたこともあって寝坊しましたが、まあこの程度の遅れは影響ない。
洗面とトイレを済ませ、カプセルに戻って朝食を食べながらのろのろと準備。
おにぎり二つの他に、昨日残したほうじ茶コッペも片付ける必要がある。
荷物預けに全ての荷物を預けたかったので、カバンをできるだけコンパクトにしようと思うと、不用意にモノを増やせなかったんです。
先月の網走で朝食が足りなかった記憶もあることだし、これくらいは食べねばと無で胃の中へ。
7時20分頃チェックアウト。
気温は16℃ということですが、全っっっっっ然寒くない。
荷物預けのトラック前で、久しぶりのこたさんと待ち合わせ。(偶然にも預け先が同じトラックだった)
ミャクミャクに仮装して認知度テストをするというので、ゆめゆめガッカリするなよと言っておきましたが、どうやら金沢ではなかなかの認知度だったそうです。さすが関西圏。
ちなみに愛知でミャクミャクを知っている県民はおそらく2割に満たないかと…。
少し前には愛知でも万博やったんだし、少しの宣伝くらい協力してやればいいのに、ウナギイヌ大村…。(※知事)
荷物預け前にこたさんと話してるだけで汗がにじんでくる暑さ。
下半身は相変わらず太い脚むき出しでしたが、かろうじて上半身に着ていた薄いウィンドブレーカーすら着いて早々脱ぎました。
こんな時間からこれじゃ先が不安だよ…。網走の快適気温を羨望まじりに思い出す。
締め切りギリギリに荷物を預け(コンパクトにまとめたはずのキャリーバックが袋に入らず、細い方から突っ込めと二人がかりで逆さまに詰め込んで笑ったw)、しゃべりながらスタートブロックへ。
うっかりしてましたが、世のランナーはスタート前のトイレ戦争があるんですよね。
なにせ鋼の膀胱なのでまったく思いつかず、こたさん@頻尿に声もかけず別れることになりました。
どうしようかと迷ったけど、今年もへんな帽子装着。1年ぶり3回目の登板。
なんか私の中で「金沢といえばこの帽子」みたいな固定観念ができちゃったので、もうかぶれなくなるまでかぶります。
なお名付けはみやみさんです。(みやみさんのへんな帽子についての言及はこちら)
フォロワーのはずのこたさんに「それなんですか?」と改めて訊かれましたが、これが「へんな帽子」だよっ!
去年FブロックでGから第二ウェーブだったので、第二ウェーブを狙って予想タイムを4時間超えにしたところ、今年はHブロック、第一ウェーブw
10回記念大会で参加人数を増やしたそうで、ただ去年よりスタートゲートを超えるのに時間がかかるようになっただけでした。
Hブロックだとスタートゲート周辺の様子は一切見えません。
セレモニーの前に野口みずき、福士加代子、松本薫という錚々たるアスリートが紹介されていたんですが、何より一帯がどよめいたのは浜辺美波が紹介されたとき。
どよどよどよっと空気が揺れました。いやぁすごかった。
ランナーたるものレジェンドランナーでテンション上げるべきだろwと思うんですけど、今を時めく人気女優には敵わないようです。
しかもパンフレットにも「今年はスケジュールが都合つかなくて参加できない」って書いてあったところ、サプライズだったから余計ですかね。
能登地震があったのもあり、故郷のためにどうしても来たくて調整したそうで、いい子だなあとちょっと好きになりました。
号砲が鳴ってから延々と「写真撮影や動画撮影はやめてくれ」ってアナウンスがされていて、金沢ってこんなにうるさかったかなーなんて思ってたんですが、どうやら浜辺美波を撮影するランナーで渋滞が起こっていたようです。
Hブロックの私、スタートゲートの通過は号砲から6分35秒後。
(渋滞を作る方に入るのは不本意なので、ここでケータイはしまいました。拡大して探してください)
(浜辺美波の感想→白っ!なんじゃあの白さ、透けてない!?女優ってすげえな!)
スタートゲートを通過する間、あちこちから聞こえてくる「めっちゃ可愛い」「クッソ可愛い」「もうここで終わりでいい」という男どもの声、声、声。
おいお前ら、心の声が盛大に漏れてるぞw
スタート直後の道幅も広く、浜辺美波さえ視界からいなくなれば(←)ランナーは進みます。
スタート直後、いつも和服美人が並んでいるところ。
去年はこの時点でもうしんどくておかしかったんだよね。
金沢駅前を折り返します。
青空の下でこの風景が撮れたことは今までないから撮っておく。
しかし暑い。
まだスタートして3キロ程度なのに、汗がすごい。
去年も発汗異常だったけど、この汗の量、まさか今年も…?と一抹の不安がぬぐえない。
いや、大丈夫大丈夫、暑いだけだ。
ていうか気のせいじゃなく本当に暑いので、できるだけ日陰を探して走ります。
目の前にマイケルジャクソンいた。
この方YouTubeなんかでたまに見かけます。
この日も沿道の前でムーンウォークしたり、序盤から盛り上げてました。ポウ!
これきり会ってないけど、アレ最後までやってたならすごいな。
金沢マラソンは15kmくらいまで細かくアップダウンです。
最大の難所は多分ここ。10kmから12kmくらいまでの上り基調。
沿道に「山間地帯」と看板が出てますが、個人的には山間というほどではない。
上りきると最高到達点(67m)です。
網走もそうでしたが、まだ早いところなので上り坂でもみんなしっかり走ってます。
金沢にもトンネルありました。
極端に風が強いとか暑いとかじゃなければ、トンネルって気分転換になって好きかもしれない。
あとトンネルの中は応援の人が少ないので、顔の筋肉を休ませられます。
金沢の人も本当に温かくて、すごく一所懸命応援してくれるんですよ。
嬉しくて笑顔で返すんだけど、普段ムスッとしてるので顔筋がすぐ疲れちゃう。
私にとってトンネルは顔の休憩所みたいなもんだw
きましたコーラエイド!
もちろん金沢でもコーラのためのカフェイン抜き敢行。
金沢はコーラエイドが3か所もあって素晴らしい。
暑くて喉が渇くので、ゴールまで給水は全部取りました。
いつものことですが、スタートしてからハーフくらいまでが一番記憶が薄い。
ささっと15kmまできましたが、だからって次で終わるとかないからね。(どういう脅しなのか)