おひさしブリーフ。
更新サボってましたが、ひっそり走ってきました、名古屋ウィメンズ。
2年ぶりのフルマラソンだった上に、選りすぐってその日は4月相当の気温の高さとか。
天気予報を見るにつけ恐怖ばかりが増し、カーボローディングや
ウォーターローディング、さらに1週間の禁酒までして準備。
ゼッケン裏の緊急連絡先もきっちり書き込み(いつも書かない。皆さん書いてます?)
パンツのポケットにDNF用の電車賃500円を忍ばせ、かなりの覚悟で臨みました。
そんな精神状態なので、華やかな女子たちの中に紛れて隠れたいと、ウェアはこれ
おかげで沿道の父すら私を見落とす。
作戦は「いのちだいじに」。
30kmまでは寝てるつもりで温存。
とにかく生きて帰る。
ペース?そんなもの考える必要なし。
30kmまでは息を上げてはいけない。(その先はイヤでも上がること請け合い)
2月。
フルを走るとなった途端に減っていく走行距離。
練習イヤイヤ病発症。
一応セオリー通り、3週間前に30km走をやったんですけどね、25kmしか走れず。
じゃあ!と、2週間前に敢行した20km走は15kmで脚が止まり、
それでも歯を食いしばって走り続けていたら17kmでコケて両膝両肘に青タンを作り、戦意喪失。
もうなんでもいいから走り切らないと自信持てないと、1週間前にやった10km走までも8kmでストップ。
何コレ。
10kmも走れなくて、私フルとか無理じゃね。
と、ネガティブの海に沈んでいたわけで
そりゃ今までやったことないアレコレローディングも禁酒もやっちゃうってもんです。
終わった今振り返ると、結論、アレコレローディングも補給食も上手くいったんだと思います。
途中でお腹が空くこともなかったし、覚悟したほど暑くもなかったのは
風があったこともあるけど、おそらく水分不足を感じることがなかったのも大きいかと。
壁は寝てる予定の30kmより早く来ましたが、それは単に練習不足でしょう。
なんせ30km走、失敗した1度しかやってない。
ちなみに脚は35kmで完全に棒と化しました。
安全第一を徹底した結果、4時間18分(ネット)で無事完走できたことまでお伝えしておきます。
沿道の応援も去年より増えて、少しずつ日常が戻ってきている反面
声を出さないように応援されてる方もたくさんいましたし
ボランティアの皆さんも極力静かに働いていらっしゃいました。
やっぱりマラソン大会は「頑張れ」の声があって完成だと思うので、それにはまだもう少し時間がかかりそうですね。
それでも久しぶりに受けた人からの応援、とても嬉しかったです。
私は沿道やボランティアの人たちがいなかったらフルマラソンなんか走れないので、本当に感謝しています。
会いたいひとたちにも会えたし
1週間ぶりのお酒も美味しかったし(超回ったけど)
ゴールの喜びを味わうこともできたし
贅沢で楽しい一日を過ごせました。
名古屋ウィメンズ、ありがとう。
しかしどこかで絶対泣くと思ってたけど、生きて帰ることに必死で泣くどころじゃなかった。笑
あと、カバー写真はカーボの鉄板ナポリタンです。