今朝、会社から見える空に大きい虹がかかってたんです。
最初に見つけたのは、私の直属の上司。
ちょうど社用車をタワーパーキングから出して、平面駐車場に停めようとしていた私にスマホのカメラを向けていたんです。
ご存知、写真嫌いの私が何事かと目を剥くと、慌てて車の背後を指差して首を振る。
そして車から降りて事情を知った私、名古屋の真ん中で虹が架かるとは!などと大興奮。
隠し撮りされていると勘違いしたことは光の速さで忘れ、感動を共有しようと近辺の同僚たちに片っ端から伝えて回る。
そこで初めて、虹などかけらも興味ないというタイプもいることを知ったのです。
別に、そういった人を否定するつもりは毛頭ありません。
走ることに興味がないのと同じことです。
ただ、走ることに興味がないと言われるより遥かに衝撃だったんです。
こんな人もいるのかと。
私は普段あまり感嘆の声を出さない方だと思いますが、虹を見た時は「わあっ!!」とほぼ100%声が出ますし、手元にスマホがあればすぐさまカメラを構えます。
綺麗だし、すぐ消えちゃうレアものだし、いいことありそうで得した気分になって大喜び。
きっとこれまで周りで一緒に虹を見てきた人たちも、たまたま同じタイプだったんですね。
それはすごく幸せなことだったんだと、急に実感しました。
中でも思い出すのは、maruちゃんと回った能登の旅。
よく虹が架かる土地なのか、いくつもいくつも虹を見て、毎回一緒に感動したなあ。
そう思えば、今朝の虹にカメラを向けていた上司も私と同じ感覚の持ち主だということで、道理で好き嫌いの激しい私に嫌われないわけです。←
小さい幸せを拾える人ほど、人生楽しく過ごせるんだろうなと思った出来事でした。
久しぶりに長々と余談を書いた気がする。
(余談といえばいつも余談な気もする)
ついでなので私の近況も書いておきます。
愛知も日曜から急激に寒くなりました。
土曜の最高気温と日曜の最低気温差が15℃って、どう考えても狂ってるだろ。
今年は春もなかったし、秋もない…
日本って二季の国でしたっけね…
しかしながら走るにはいい季節に(突然)なったようで、こんな健康ランナーですらその恩恵を感じます。
どうせレースもないのでマラソン練習する必要はないと、これまでほとんど10km以下しか走っておらず、たまに長く走っても結果半分くらい歩いてたって体たらくだった私ですが、先日の日曜、急に20km走れたんです。
気温が下がった途端、こんなにパフォーマンスが変わるとは!
ちなみにこの日は陶器が見たい衝動が抑えきれなくなり、本場の瀬戸市へ出張。
商店街の素晴らしい閑散ぶり…
今は瀬戸物か藤井三冠かって感じのようです。