ガッサガサでゴッワゴワのところに紛れてしれっと新規参入してきたので、
うっかり日焼けの皮だと思って水ぶくれをむいてしまいました。
痛てえよ!!。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
フルマラソンを走った後は免疫力が落ちるので
皆々様、くれぐれも新型コロナやインフルエンザにお気をつけて。
ヘルペスの薬と日焼けケアの薬用リップといつものワセリンの三種類を、
狭い面積(唇)に塗り分けるのが面倒な今日この頃ですが、愛媛マラソンレポ③です。
なお、涙目カウントは⑤までいっております。
とにかく調子が良くないので、沿道に応えながら
頭では楽に走るにはどうしたらいいかを常に考える。
原因と思われるものはこの時点でいくつか。
ちなみに私の場合、この大会だけ急に太ったわけではないので
体重については原因から排除しています。潔い。←?
一つは靴。
最近レースで履いているNBビーコンを、今回はミズノウェーブエアロに。
と言うのも、ビーコンにしてからやたらとコケることに気付いた私。
おそらくあの厚底が、脚が上がらなくなった後半にひっかかるんだろうと。
愛媛は応援も多いし、うさぎでコケたら恥ずかしい。
またウェーブエアロはカラーが白なこともあり、この日のうさぎ風衣装に合うので、悩んだ末にウェーブエアロを選択。
睨んだ通り転倒は回避できましたが、
すっかりビーコンに慣れた脚には薄底の道路の当たりがキツく感じ、そして気のせいか反発も少ない気がしました。
ついでに、ずっと足の指が痛かった。
これが通常装備だった頃はそんなことなかったのに、
いつの間にか厚底でしか走れない脚に成り果ててしまったのか…。
もう一つは腰。
松江城マラソンでいい働きをしてくれたロキソニンを
愛媛でも絶大の信頼の元、スタート前に投入しましたが
今回はダメだったなあ。結局ずっと痛かった。
そして風。
20km手前で進路を右折するまでずっと、
歴代2位の(10回走ったクスノキさん談)強い向かい風。
帰りは追い風だから少々ムリしてもなんとかなると思っていましたが
大体が練習不足なのに、風と闘う余力はない。
完全に自分の最大HPを見誤っています。
風で頑張り過ぎて弱いところにしわ寄せがきたのかもしれず、
なんなら腰も、引いては風のせいだったのかもしれません。
…あとは、前日飲まなかったことだよね。( ̄▽ ̄)
10kmで心もとなくなった5'40ラップは
14km目から早くも落ち始めます。
というか、このままだと完走すら危ういと、意図的に落としました。
トップランナーが復路に姿を見せてきた頃
向かい側の沿道から「ぱっきーさん頑張れ!」の声が。
え、ぱっきーさん!?( ; ゚Д゚)
まだ復路は総合5位辺り。
ゴールタイムで言うと2時間20分台です。
ただでさえ速い2時間40分台の人がいきなりPBを20分も更新するなんて
いくら超人ぱっきーさんでも難しいんじゃ…。
スライドできるなら声かけしたかったので
もし本当にぱっきーさんだったら残念過ぎると、
そこから復路を走るランナーをガン見。
少し後、足柄Tで疾走するぱっきーさんを発見して
無事に声かけすることができましたが
間違って声かけられるほどの知名度は、さすがレジェンド。
ちなみに私の声は、ぱっきーさん曰く必死で聞こえてなかったそうです。
大丈夫。声かけられただけで一般ピーポーの喜び。笑
かくいう私も15、6kmの給水エイドでアミノ酸を摂っていたら、
復路から「とあこさーん!」と声が聞こえてびっくり。
思わず中央分離帯に近寄って立ち止まり、サングラスも外して見たけどよく見えない…誰??
…と思っていたら、DNFしたガンプくんだったそうです。
声かけありがとう!(誰~?って訊いちゃったけど)
長かった向かい風の直線道路を右折し、農道エリアへ。
やっと風向きが変わりましたが、体感は上がらない。
こりゃ今日はアカン日だな、と諦めの境地へ。
すでに内臓疲労で固形物を受け付けないので
一六タルトなどの給食も全てスルーしてきましたが(涙目⑥)
いよいよ高級銘菓、山田屋まんじゅうエイド!
これだけは食べねばと貧乏根性丸出しで駆け寄る。
前回は包装紙から出して提供されていた気がしますが
衛生面からか、今回は包装紙ごと配られていました。
一ついただいて、ゴール後に食べるつもりで
ランパン(うさぎパンツの下に履いてる)のポッケに入れようとしましたが
そこは高級柔肌饅頭、圧迫されると原型を留められなくなる。
どうせしんどくて走るの止めたくなってるところだし
「ティータイムしよう」
そうひっそり声に出して宣言し、水を片手に歩道へ。
まんじゅうを口に入れながら、近くに立っていた
ボランティアの可愛い女子高生におもむろに話しかける。
「この辺の学校の子?」
「そうです」
「そっかー、日曜日にボランティアありがとうね」
「そんな!全然大丈夫です!頑張ってください!」
顔の前で両手をぶんぶん振って慌てて否定する彼女。
…あまりにいい子でマジ涙目⑦…( ;∀;)
そうなんです。
愛媛マラソンのボランティアはその大半を地域の学生が担っていて、
若い子の声ってそれだけで元気がもらえるものですが
愛媛マラソンの子たちは、彼ら自身が本当に楽しそうなんです。
やらされてる感がまったくない。
つまらなそうにボンヤリ立ってる子、一人もいない。
愛媛マラソンは、沿道、ボランティア総じて
物理的に声の量が本当に多いです。
そこが私的、愛媛マラソン最大の魅力。
不意うちの感動の涙とまんじゅうを急いで飲み込んで
「ありがとう、行ってくるね!」
と、可愛い女子高生に手を振り、再スタート。
点々と立って声をかけてくれる学生ボランティアたちに
「日曜日にありがとう」とお礼を伝えながら。
おばちゃん、もはやどの子も全員愛しいわ…。
母性愛が止まらない。( ;∀;)
きっと愛媛マラソンのボランティアは彼らにとって楽しい1日で、またやりたい!と思えるから積極的にランナーをサポートしてくれる。
学生ボランティアはこれから先もずっと、愛媛マラソンを走るランナーにとって頼もしく強い力になっていくでしょう。
彼らがいる限り、愛媛マラソンは無敵。
明日はビッグレースが目白押し。
今日中にあと一回はアップしたいなあ。