高知龍馬マラソン2019 後編 | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

\どうも、とあこです。/
(まだやる)


マラソンを走った後、高確率で現れる口唇ヘルペスが今回も登場しました。

マラソンは体に悪いとつくづく感じる瞬間です。
おそろしや~おそろしや~。
なお、昨日から登場しているとあこ(違)↑↑は
高知県室戸市の「むろと廃校水族館」からの特別出演です。

どうでもいい。




さて、転んだところからレポの続きです。

アドレナリン効果もあり、負傷した左膝の痛みはなし。
ついた手に至っては、手袋のおかげで無傷。(手袋は破れたけど)
何事もなかったかのように、沿道に愛想ふりまきながら進みます。

が、視界の端で気になるのが
転んだ拍子に隅が千切れてしまったゼッケン。
上二ヶ所がゼッケン留めから外れ、裏向きになってぶら下がっています。

ゼッケンナンバーが判読不明になるので
オールスポーツで探せなくてちょうどいいや、と思う反面
一目で何かが起こったと判る姿でもあり、
先ほどの転倒をなかったことにしようと思っている私には都合が悪い。

一度歩道に上がって、どうにかならないかと試みてみたものの
安全ピンならともかく、ゼッケン留めでは穴がなくてはリカバー不可能。

うーむ。気になる。(; ・`ω・´)
(と言いつつゼッケンぶら下げたまま柚子ドリンクのエイドへ)

すると少し走ったところに救護コーナーがあり
ボランティアのお母さんたちが前面に並んで応援してくれていたので
すかさず駆け寄り、「安全ピンないですか?」所望。
救護グッズとしては準備がなかったようですが
何人かがすかさず私物を引っ掻き回して出してきてくださいました。

ゼッケンに付いてくる安全ピンの10倍は優にあろうかという大きさで
上部真ん中一ヶ所でも、絶大なる安心感。( ゚∀゚)


お礼を言ってコースに戻りましたが
後から考えたらそこは救護室だったわけで、
安全ピンより他に優先して頼むことがあったのではないだろうか…。
※血も飛び散る転びたてホヤホヤ



30km~35kmの間にはmaruちゃんがいてくれるはずで
浦戸大橋を越えた次は、そこを目指して走ります。

結局30kmより手前にいたmaruちゃんでしたが
なるTじゃないにも関わらず、かなり早くに見つけてくれて
コーラを手に待っていてくれました。(* ̄∇ ̄*)コーラ♥️

早速ケガの報告をしながらコーラを飲み干し、見送られて再スタート。
なんだか休んでばかりいる気もしますが、気のせいではありません。


高知龍馬のコースは、この海岸線がスライド区間になります。
その長さ、およそ10kmくらいあるでしょうか。
すでに速い人たちが向こう側を疾走してきていましたが
その中に見覚えのある顔…

Σ( ̄□ ̄)!!やっぱり!!

「タカコ☆ちゃん!!」
前週、愛媛を走っていたタカコ☆ちゃん。
ロード、トレイル問わず一年中走り回っている
その強靭な脚力と体力(私は天狗様だと信じている)をもってすれば
高知連戦もあり得ると睨んでいましたが、案の定。
私の声に振り返って手を振りながら、ぴょーんと去って行きました。
飛んでった…。( ゚∀゚)

少し後にたっちさん。
険しい顔してたけど、PB更新したそう。おめでとう!

そして3.5ぺーサーの塊の中に、目立つなるTのカンスーさん。
私もなるTだと完全に思い込んでいたため
「知らんウサギから声かけられたと思った」そうです。(;゚;艸;゚;)

白状すると、黒Tでひっそり知らん顔してスライドもやり過ごそう
(みっともない走り方してる、もしくは歩いてるから)と思ってたんですが
うっかり楽しくなっちゃった上に、人の頑張ってるとこ見たら
思わず声が出てしまいました。
なるTじゃないことで若干混乱させたけど。


みんなを見送った先には、
馬路村のごっくん(柚子ドリンク)エイド。
さっき別の飲んだばっかだけど、ごっくんは別腹。
この辺りで30kmも過ぎていて、もう歩いてもいいかなと
怠け心が顔を出し、35kmを過ぎて脚を止めます。

「30kmまでだいたいサブ4ペースで行けば、あとは歩きが入っても4.5」が
「30kmまでだいたいサブ4ペースで走ったら、あとは歩いても良い」
に、すでに都合よく変換されている。(ーдー)



今回、一番危惧していたのはこの長い海岸線。
5年前には仁淀川手前で折り返しだったところ、
その後仁淀川の河口までコースが伸びて、さらに延長。

とにかく太陽の直射で暑かった覚えがあり、
前日、龍馬記念館からコースを見つめながら
高知よ、私を歓迎してくれているなら
どうか明日は適度に風を吹かせてください。
できれば晴れ方も薄~い雲がかかるくらいでお願いします。

などと、太陽マーク一つ、13℃の天気予報を警戒するあまり
高知に対して願掛けしていたんですが
あろうことか、願い通りの天候となり
高知はやっぱり私のことが好きだった!相思相愛!
願った通りになったことはありがたかったものの
思いのほか風が冷たくて寒い。(;´∀`)


36km近くに、家族経営らしきお店が
私設で「どろめ汁」を提供してくれていました。
冷たい風に晒されながら、うっすら温かさが残るその汁で
少し体が温まる。←もらってる

その頃、後ろから「うさぎさんに追いついたー」と
男性ランナーに声をかけられました。
この耳が人様の目標物になってたらしい。(動くけど)
その男性も決して楽そうには走ってないし
周りのランナーも軒並み腰が落ちてしんどそう。
「あはは、追いつかれちゃったかー。頑張ってくださ~い」
じゃねえわ。誰よりまずオマエが頑張れ。(=д= )

ただ疲れたたけでどこも痛くないし、
みんな頑張ってるんだ、走れるペースで走り続けよう。


走り出したところに、脚が攣ったらしく
沿道の人の手を借りてやっと立っている様子の男性ランナー。
一度通り過ぎましたが、
尻ポケットに金沢マラソンで貰ったコムレケアがあるのを思い出して
戻って渡してきました。

ええ私、めったに脚攣らないんです。
痛くもなけりゃ攣りもしないのに、気軽に歩いてすみません。

そろそろ海岸線も終わるというところに
再びmaruちゃんwithコーラ。(コース渡るの大変だったらしい)
「いいペースよ、とあこちゃん」と肩を叩いてくれて
少し元気になりました。
優しいmaruちゃんと優しいダンナさん、応援ありがとう!


しつこいくらい警戒していた海岸線でしたが
転んだり、それに伴う諸々だったり、スライドだったり爽快な景色だったり
そして何より皆さんの応援で、思っていたより早く終わりました。


海岸線に別れを告げると、残す難関は最後の上り坂のみ。
何もない田舎道にも応援の人がたくさんいてくれて
そのありがたさに込み上げてくるものが。(`;ω;´)
いえ、これまで黙ってただけで、すでに本日5度目くらいです。

涙声でありがとうを言いながら、
「ありがとうでもっと強く走れる」
という大好きな愛媛マラソンのスローガンを思い出す。
ああ、愛媛ももう一回走りたいなあ。( ;∀;)

海岸線で改心して以降、「ありがとう」で歩かず走り続けています。



41kmの通知が鳴って間もなく、見えてきた春野運動競技場の坂。
ここにきてこれか。ほぼ最後1km上り坂じゃねえか。
(5年前の記憶はもっと短い。辛い記憶は忘れるアゲイン)

レベッカさんがここで応援されているとブログで読んでいたので
探そうと思ってたんですけど、そんな余裕があったのは序盤だけ。
あとは前ゆくランナーをどんどん拾いながら無我夢中。
早くゴールして止まりたい!!( ´;゚;∀;゚;)


長い上り坂を走りきり、残すはトラック4分の3周。
反対側から「とあちゃーん!おかえりー!」と
いち早く私を認めたAYUのデカい声にも、
最後の坂で上がった心拍が戻ってないので手を上げることしかできず。

最後のストレートに入ったところで、時計は4時間13分50秒。
あと何メートル?わかんないけど13分台に入りたい!
残る力を全部出して全速力。
(そんなに残ってるならもっと早くから頑張れ)


サングラスを外すことも忘れて必死でゴール。


4時間14分02秒、残念!(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
(ガーミンはだいたいの←?ネットタイムです)






ゴール後へ続く