\どうも、とあこです。/

(違う)
高知龍馬マラソンレポの前にどうでもいい話ですが
今回私と同行したのは、父・父の友人・AYUでした。
父を除いた3人が転んで帰りました。
私の左足に絡み憑いてる生き霊(?)の仕業でしょうか。
おそろしや~おそろしや~。
10月の金沢マラソンは、壁がこないというラッキー展開でしたが(コケたけど)
今回の高知は壁しかないレースでした。(ヽ´ω`)
予定は
30kmまで(だいたい)サブ4ペースなら、その後は歩いても4.5で帰れるんじゃないか
というものでした。
何しろ猛暑を言い訳に、夏場まったく走らなかったので
頑張ってもどれくらいで帰れるのか予想もできない状態。
いえ、巷では「走れない詐欺」が横行しているという噂ですが
私は決して「走ってない詐欺」ではありません。
こんな有り様ではきっとマトモに走れないと
今回は目立つなるTをやめて、黒Tをチョイス。
とぼとぼ歩く姿をできるだけ見られたくないがための黒Tでしたが
応援してくれる人の目印に、うさ耳だけは装着しました。
これが「ニセウサギ」の所以です。
なるT+うさ耳じゃないと、ニセ扱いになるらしい。(*´・д・)
当日の朝。
予報は晴れで最高気温が13℃だったため
油断して防寒ゴミ袋を用意しなかったんですが
日陰のCブロックはそりゃもう猛烈に寒く、歯が鳴るほど冷えました。
今年と場所が変わらないなら、前方は日なたなので早めスタンバイがオススメです。
オープニングセレモニーでは、高知県知事が
「高知と言えば坂本龍馬です!(高知県民龍馬大好き)
龍馬さんの人生は山あり谷ありでした!
後半になるほど上り基調の人生でしたが
今日の龍馬マラソンも上り基調です!!」
上手いこと言ってるけど
周りのランナーからは歓声と動揺と落胆が入り交じった笑いが。
実際、ガーミンはこんな高低差図になりました。
ゲストの間寛平ちゃん(高知出身らしい)がしっかり笑いをとって、
みんなをちょっとリラックスさせたところでオンユアマーク。
割と近いところにスタートゲートが見えてるにも関わらず
ロスタイムは1分55秒。
別に構わないけどなんでだろうと思ってたら
スタートゲート前の瀬古さんと寛平ちゃんの前に
ランナーが作るハイタッチの行列で渋滞が…。
Cの前にはAブロックとBブロックしかいないはずなのに
記録狙いのランナーは少なかったんでしょうか。( ̄▽ ̄;)
国道上のスタート地点から、国道を離れるまで
沿道にはびっしりと二重三重にもなって応援の人が。
AYUも父たちも無事に見つけることができ、次に会うのはゴールの競技場です。
私はと言えば、スタート前に冷えきった体がガチガチ。
そしてすでに呼吸がしづらい。
肺の奥まで空気が入っていないような感じで、これ30kmまでもつのかな?
ガーミンもなんだかご乱心で、体感で走るしかありません。
まあ記録狙いじゃないのは気楽なところですが
脚力も心肺も少しの無駄遣いもできない身分ですので
慎重に体の様子を見ながら走ります。
4kmくらいで、高知で唯一仮装すると話していた
坂本龍馬姿の金哲彦さんを捕まえました。
スタートの号砲が鳴った時、後ろの女子が
「金さん、飛び出して行ったんだろうなあ」
なんて話してましたが、かなりゆっくり走ってました。
「みんな、最初はゆっくりだぞ!」
とか、アドバイスしながら。( ゚∀゚)
5年ぶりに走る高知龍馬ですが、
沿道の人はさらに増えた気がしました。
何度も「バニーちゃん」「うさぎちゃん」と声をかけてもらい
それに応えながらも、不安なペースで走り続けます。
9kmを過ぎたところで早くも最初のエイド。
maruちゃんイチオシのまほろばトマトです。
私くらいのペースでも、立ち寄っているランナーはほぼおらず
「たくさん食べてって」と、ボランティアさんが声をかけてくれました。
とりあえず2個食べる。甘くてウマ~い!(*´艸`)
その先に海洋深層水を出してくれている私設エイドがあったので
その水をいただいてアミノ酸を摂りました。
これがすごく美味しくて、つい2杯飲んじゃった。
最初の坂らしい坂が、その直後。
歩き出すランナーを避けて、蛸の森トンネルへ入ります。
(公式とのずれが酷いので、時々手切りで直してます)
ところでここまでのコンディションですが
晴れていながら風も少しあって、思ったほど暑くはない。
暑いか寒いかが多い高知龍馬にしては、かなり良い。
もし記録狙いだったら、決して悪くない体感です。
…などということを、なぜ考えたかというと
ずっと壁と並走してる感覚だからです。
まだ10km越えた程度なのに、なんでこんなにしんどいのか。
ロング走こそしてないけど、さすがの私でも走るときは10kmは走ってたぞ。

でも30kmまではいかないと、4.5で帰れなくなるし。
ぼっち参戦ならいいけど、待ってくれてる人がいるし。
ということで、まずは浦戸大橋まで頑張る!※高知龍馬の最大難所
浦戸大橋を越えたらまた考えよう!(; ・`ω・´)
そして迎えた浦戸大橋は、5年前の記憶よりだいぶ長く
そして5年前の記憶よりだいぶしんどかった。
人間、つくづく辛いことは忘れるようにできている…。(ヽ´ω`)
ただ、5年前にここで張り切り過ぎて脚を使ったのは覚えてるので
頑張らないように頑張らないように、それだけを考え
時にダラリと両手を垂らしながら上りきりました。
下りはもちろん勢いだけで下りる、ただの休憩!!( ̄▽ ̄)ドヤッ
浦戸大橋を越えると、目の前に太平洋が広がる絶景。
これから一転、延々海岸線が続く地獄ロードだとわかっていても
この景色を見るとどうしても嬉しくなってしまいます。(〃艸〃)
さあ、ここからが勝負。
地獄の紫外線浴び放題ロードが軽く15km以上。
ペース維持はとっくにキツイけど、気分が変わって走れる気になってきた。
ただし難所を越えて脚には確実にダメージがきてるから
転ばないように気を付けなきゃ。
と思った先から
転んだ。
金沢に続き、何もないところで。
金沢と違い、上手く受け身がとれず、ビタッと。
やっぱりなるT着てこなくて良かった!!( ´;゚;∀;゚;)(危機管理能力)
そしてガーミンにカバー着けてきて良かった!!( ´;゚;∀;゚;)(学習能力)
周囲のランナー及び沿道から続々と
「大丈夫!?」「大丈夫ですか!?」と心配の声が飛ぶ中、
地面とお見合いしたまま「大丈夫です!!」やたら元気に応えましたが
それまで沿道に愛想振り撒きまくってるから、無性に恥ずかしい。
とっととその場から離れるべく、ペースを上げてリスタート。
(転倒したのはlap25くらいなので載ってないかも)

ちくしょう、また左膝えぐっちまったぜ。( T∀T)
前回のがまだ治ってないのに。( T∀T)
後編へ続く