東京オリンピックの2020年限定で、海の日山の日体育の日の3祝日を動かす計画があるんだとか。
海の日山の日はまだしも、体育の日って…。
全部夏休み真っ只中に移動しちゃうなんて、私が学生だったら激おこ。
どうせ1年限定なんだから、単に臨時休日ってわけにはいかないんですかね?
特別なオリンピックイヤーくらい、休みが増えたっていいよね。
さて、名古屋ウィメンズからおよそ1ヶ月が経とうとしておりますが、ようやくゴールに向かいます。
日銀前を左折して、ここからが長い。
35km~40kmがなぜ嫌いかと言えば、一言
「道路が広すぎて沿道が遠い!!」
これに尽きます。(ヽ゚д゚)
往路も同じところを走りますが、行きは元気だからいいんです。
大声出したりリアクションを大きくとる余力もあるし、そこまで応援に頼らなくてもまだ自力でなんとかなる。
ところが復路となると、もう疲労度MAXで耳すら聞こえないほどで、頼りの激励が届かない。
もれなく内に籠ることになるので、周りもみんな自分と闘ってるんであろう雰囲気がビシビシ伝わります。
毎年足音しか聞こえなくなる、やたら静かなゾーン…。
そこに再び響き渡る、AYUのでかい声。
それはもう、周囲の建物に反響して100m先の私にイヤというほど届くw
いや見つけてくれて嬉しいけどさ、早いよね。
よし、じゃあ休憩!!(;;`;Д;´;;)
(何が「じゃあ」だ)
「なんか要る?」くるりと後ろを向いたAYUのリュックのポケットには、エアサロとコーラ。
最後の最後の私のために準備してくれていたようです。( ;∀;)
せっかくなので、炭酸ピチピチ開けたてのコーラを数口いただく。
て言うか今日コーラ5回目。(←レッドブル以降また飲んでる)
普段は飲まないコーラ、この日だけで350mlくらいは飲んだな。
そしてAYUと別れて間もなく、父とも無事に会えました。
誰かと会った時は一瞬元気になるんですが、名古屋の35km以降はほんとに毎回ツラい。
4時間半を切るランナーって、全然歩かないんですよ。
誰か歩いてくれたら私も歩くのに。(;´д`)
誰も歩き出さないことにしまいに腹を立て始めたろくでなしは私くらいのものだと思います。
そんな低レベルなメンタル全開でここを走ってる時につくづく思いました。
完走目標、大いに結構。
ただし、目標タイムは必要。
タイムといっても別に自己ベスト更新するようなものではなく、こういう時こそ一部で流行っている松竹梅。
完走目標を大前提とした時、例えば今回の私なら
「松 セカンドベスト、竹 4時間15分、梅 完走!歩かない!」
程度のことは設定しておかないと、頑張りどころで何を目標に頑張ればいいのかわからない。
結果、「誰か歩けよ!(# ゜Д゜)怒」という、スポーツマンらしからぬ自己中丸出しになるわけで、反省必至。
結局私を含めて誰も歩かないまま、ごまたまご歩道橋へ。
右折すれば40km。ここまで来たらゴールに向かうだけです。
スタート直後には狭くてイライラした道路。

もうすぐドーム!(;;°;Д;°;;)
去年はここをなっちゃんと「ただいまー!」を連呼して走ったな。
スタート前に崩壊した私の衣装(※ウエスト部分)が沿道から見えないように「なっちゃんこっち(沿道側)走って!」とか言いながら。
ドームがようやく見えたと同時に敷地内へ。
が、油断してはいけません。名古屋はここからが長いんです。
あと500m!(`ロ´;)(長い)
気持ちを切り替えて、ラストスパートに入ります。
大外からごぼう抜きしていくと、私に抜かれた女子が一人付いてきたのがわかりました。
やだ~、力抜けなくなった~。( ;∀;)
スポンサーがニューバランスになっても、ここのメッセージヴィジョンは残したようです。



ナイキの時の方がメッセージ内容が良かった気がするのは気のせいか。
バックのカラーの印象の問題か。
いよいよドーム内へ。
ここで一瞬真っ暗になり、そして華やかなゴールゲートがパッと目の前に現れます。

ここが写したくて、ここまでデジカメ持ってきたんです!
途中で何度もAYUに渡してしまおうと思いながら!
この、ランナーしか見られないところを見せたくて!!
…走りながら(けっこう全力)で、しかも暗いからボケちゃった…。(´Д`)
静けさ。抜けて目前にウィニングロード!
そしてカラフルなゴールゲートとダンシングクイーン!
…ボケちゃった…。
……は、走りながらで屋内だから…。(;´д`)
ここを撮るためにカメランしてきたんだ!
もういっちょ!!

………ボケちゃった…。
………本格的にラストスパートかけながらだから…。( TДT)
結論:なんでもラストスパートすればいいというものではない。
(ここまでの負荷が水の泡)
ゴールの瞬間は、
サングラスを取り
カメラを右手の中に納め
両手を広げ
そしてガーミンを止め
と、大忙しでした。
オールスポーツ見てないけど(いつも見ない)、さぞかしわちゃわちゃしていたことでしょう。
ゴールタイムは、グロスで4時間24分くらいだったかな。
白髪で髭を蓄えた、ナイスミドルと老紳士の中間くらいの年齢の男性からティファニーを受け取る。
一切迷いのない突進だったので、枯れ専だと思われたかもしれない、
続いてフィニッシャーTシャツゲート。

マジか…。Σ(゜Д゜)
ただの素人男性(※悪口ではない)まで使って、金取るのか!!
て言うか、ティファニーゲートでみんな撮ってたよ?
これやるなら、ゲートでの撮影禁止も徹底しなきゃいかんでしょ。
(素人男性が無下に撮影依頼を断れるわけない)
最後の最後に後味の悪い思いを抱えることになりましたが、これからもこのスタンスで名古屋はやっていくんだと思います。(´・c_・`)
そんな運営には文句もありますが。
毎回一所懸命サポートしてくださるボランティアの方や、沿道から力をくれる応援の人たちには感謝しかありません。
どうぞ美しき女子ランナーの皆さま、名古屋を嫌いにならないでください。(´・ω・`)
何度でも走りに来てください。(´・ω・`)
(悪口言いまくってるの誰)
そして色んな意味で長々と続いたレポにお付き合いくださった皆さま、どうもありがとうございました。m(__)m