名古屋ウィメンズ2016 ④~ゴールまで~ | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんにちは。



1ヶ月ぶりに実家へ行きました。

そしてハワイぶり(4ヶ月ぶり)に姪っ子に会いました。

子どもの成長の早さに驚愕です。(゚Д゚)


今日のレポは長くなるので、前置きはこの辺で。







ウィメンズのレポ、コース上については最終回です。





サブ4を諦めて完走目的に切り替え、

4.5とは言ったけど、できるだけ早くできるだけ歩かないでおこうと

ペースを落として黙々と巡航。


そういえば、なるぽんに会う前にさりちゃんに会いました。

今シーズンはやる気スイッチが行方不明になったさりちゃん、

28kmあたりで、ヘロッヘロの私を軽やかに抜いて行きました。

きっと名古屋の走りは来シーズンに繋がったね。( ̄▽ ̄*)




33kmを過ぎたところの名物エイドで初めてエイドに立ち寄り

名古屋のういろうを2つもらってポケットに突っ込みます。



そこに「とあちゃーーーん!!」AYUのデカい声。

ハッキリバッチリ聞こえるんだけど、姿が見えない。

キョロキョロ探す私に「ここ!ここ!!」

遥か前方に、両手をブンブン振りまくる豆粒サイズのAYU発見。

うさ耳が探しやすかったと、応援の人には軒並み好評でしたが

それにしてもAYU、ずいぶん遠いw


ここではメイタンを渡してほしいと言ってあったので

きっとずいぶん気を張って探してくれたんだろうと思います。

メイタンを差し出すAYUに向かって突進。


「あ~AYU~ありがと~~。…ちょっと休憩するわ」

歩かずとも止まってるから、あんまり意味ない。

「なんとか完走はできそう。サブ4はちょっと無理だけど」

こんなのもあるよ、とエアサロを出してくれるAYUに

「じゃあ腰にお願いします」

痛くて仕方なかった腰に吹きかけてもらいながら

「甘っ!ほんですっぱ!マズ!!」メイタンに文句。

引き続き、アームカバーに挟んでいたトップスピードも投入。

「これ一個600円だよ!高いよねえ~。

もう今日こんなん食べっぱなし。補給食で走ってるようなもんだわ」



AYUを相手にマシンガントークを展開する私、

AYUの隣で応援に立っていた熟年のご夫婦から

「ここまで走ってきてよくしゃべれるねえ」

などと感心される。

感心されるところが、当初の予定からだいぶズレている。(;´Д`)


ゴミも全部AYUに頼んで

「じゃああと9km!行ってくるね!(空元気)」

「行ってらっしゃーい!頑張ってね」

「頑張ってねー!」(←隣のご夫婦)



そこからすぐ先に、名古屋唯一の坂。

メイタンとトップスピードを食べたばかりなのもあったかもしれませんが

ここが今日イチ元気に楽しく走れました。(〃∀〃;)

走りながら、名古屋の平坦な街中コースが苦手だということに

名古屋出走三回目にして気付く。

やっぱり多少のアップダウンが欲しいです。



元気だったのは坂だけで、上ってすぐヨタヨタに戻りつつ

四さんとYさんがいてくれるはずの36km地点に向かって走ります。


いた!!(;゚∀゚)=3


ん?四さんが何か手にして手招きしている…。

近寄ってみると「スペシャルドリンク」とのことで

前もって何がいい?って訊かれてたことを忘れてました。

持ち手にキラキラ飾りつけてくれて、トップ選手みたいだ!


「ありがとう!」

「止まるんかい」

(AYUゾーンに引き続き、完全に脚を止めている)

「うん、止まる。(←もはや罪悪感もない)中身、何?」

「リポD」

「ふーん、ここで飲めばいいの?」

「持って走ってその辺で捨てたらええよ」

「拾いに行くから」


持って走るものなのか、と手を振って走り出します。

ボリューミーなアフロの四さんと金髪のYさんだったのに

そのビジュアルに一切触れず通過したことに

ゴールしてからハッと思い当たりました。∑(゚Д゚)

完走目的に切り替えてたくせに、余裕なくてごめん。

あんな笑わせる外見で、まともな会話強要してごめん。



捨ててもいいと言われても、

なかなかゴミ箱のないところには捨てられません。

もらったスペシャルドリンクを持って走る様子。



ところでなるぽんには

ダンシングヒーローの写真が付いてたらしいですが、私はどうかな。

ありませんね。(OS-1は自前)


良かった。(´~`ヾ)

アフロと金髪スルーした上に、

ネタにも気付かないまま捨てたかとドキドキしたよ。



38km地点の給水所で、最後のトップスピードを補給。

でも、ここで気持ちも脚も完全に売り切れました。


ここから少し先に父がいて、呼ばれて寄って、また止まる。

近寄って行く私にスマホを向ける父とGF。

歩いて寄ってるからそりゃ撮りやすいでしょうが

できれば前半の走ってるところ撮ってほしかったわー。( ̄ヘ ̄)



私こんな体型ながら、膀胱の他、脚にも恵まれてまして

ロキソニン飲んだのは、膝を故障していたNAHA一度だけ。

攣り部にも敬遠されてここまで生きてきたんですけど

名古屋の硬い道路は、私を攣り部に勧誘してきました。

あと多分、衝撃のせいで腰が異常に痛い。(T﹏T)



気を付けて走ったつもりだったけど

右足前腿攣ってるし腰は痛いし、くっそー、コンクリートめ。

(※道路のせいにしてますが、鍛錬が足らないだけです)



父たちと別れてからは歩いたり走ったり。

目的を完走に切り替え、沿道とコミュニケーションを取り始めたので

「うさぎ頑張れ」「あとちょっと走れ」とか言われると

「はーい」って走るんですけど、すぐ止まっちゃう。



走ろうという努力はしましたが、けっこう歩いちゃった気がする割には

オールスポーツは歩いてる写真が一枚もなかった。

なお、常に顔があらぬ方向を見つめているのは

オールスポーツと目を合わさないようにしているからです。

両手上げたり手を振ったり、アピールするなんてもってのほか。

ブログで使わせてもらうくせに、いつも無意味に闘っています。


何がなんでも目を合わせないらしい。

ゴールした後、なるぽんやNAHOさんに

「何やってるんだろう、なんでこんなに辛い思いしてるんだろう、

もうマラソンなんて二度と走りたくないって思わなかった?」

訊かれて、つい

「思いました」

と答えましたけど、ごめんなさい嘘つきました。


私、マラソン大会に出たくて走ってるので

今まで「なんで走ってるのか」とか「二度と走りたくない」とか

一度も思ったことないんです。あの福岡でも。


しんどいから一刻も早くゴールしたいとかは思いますけど

走るの嫌いなのになんで走ってるかって、

私の場合は目的が「マラソン大会に出ること」と明確なので、

マラソン大会に出てるだけで嬉しいんです。

単純にそこまで自分を追い込んでないからという説もありますが

目的がタイムじゃないだけに、そこはあまり重要視していません。

まあ、元来怠け者ですし。┐(´∇`)┌



なんで急にこんな話したかって、

どこの大会で撮ってもらった写真も、私笑ってることが多いんです。

それを見ると、ああ楽しかったんだなあと思います。

もしかすると理解されにくいかもしれませんが

私のマラソンは、それでいいと思ってます。(´∀`)





残り2kmを切ったところで、残りはどうでも走ろうと決める。

福岡でも最後の2kmは死ぬ気で走った。

名古屋でも走れるはず。



長い。



長い。



長い。



…長い!



ドームに続くイオンとの間の道を

過去三回、こんなに長く感じたことがあっただろうか。

早くドーム着いて!

(なのにこの区間のオールスポーツの写真も笑ってました)



ドーム敷地へと右折。

途端、耳に飛び込んでくる大音量のダンシングクイーン。



帰ってこれた!!

涙がこぼれる。



でも泣くと気道が狭まって走れなくなるので、

意思の力で涙を引っ込める。

ここまで来たら、止まるのも歩くのもなし!

そう思い、ゴールに向かって脚を動かす。

と、そこに



「とあこさん!!」



なるぽん!( ;∀;)



「美しいよ!」

ちずりんさんも!

「とあこさーん」

さりちゃんも!

「おかえりー!」

NAHOさんもゆきりんさんも!

「ナイスラン!」

少し先にはひろこさんも!



「よう頑張った!!」



いつもゴール間際、なるぽんがお母さんにかけてもらっていて

それをなるぽんに羨ましがったこともある言葉。

なるぽんが大きな声で私にかけてくれた。( TДT)

(なるぽん提供)


私をよく知る人によると、

嬉しい時ほどブッサイクな顔で笑ってるそうです。(どういう意味だ)

そういうわけなのでスタンプ倍増、とても表には出せませんが

「ブッサイクだな~。よっぽど嬉しかったんだな」と

前述の人に太鼓判をもらった凄まじいブサイク顔。

隠しきれない二重顎でご想像ください。(;´∀`)



なるぽんがそこにいたってことは、

オールスポーツにダンシングクイーン撮ってもらえないな。

YOU TUBEで予習したのに残念だな…。(´・ω・`)



色々な想いが交錯する中、

踊れなかったダンシングクイーンが響き渡るドーム内へ。

見えた!ゴール!!



サブ4はできなかったけど

笑顔で帰るってなるぽんに約束したから、笑顔!

ダンシングクイーン踊れなかったけど、笑顔!!

もう泣いちゃってるから変な顔になるけど、笑顔!!

レア中のレア、スタンプなし写真。

なるぽんに笑顔でゴールしたことを見せたいだけなので

一日限定、明日になったらスタンプ押します。

(今でもほとんど顔見えませんけど)

差し替えました。



42.195km中、本当に色々なことを思いましたが

ゴールした瞬間は

完走できたことへの安堵感しかありませんでした。




31kmからゴールまで


6‘03-6‘15-6‘09-6‘03-8‘01-

5‘42-6‘00-6‘12-7‘11-8‘17-

8‘24-7‘43-5‘30-2‘24(430m)




ゴール後、段差とも言えないような

カーペットの切れ目に足を取られてつまづき

おまけに立ちくらみで立っていられず、

柵にもたれて少し休憩して、

救護の人が来る前に、待っていてくれるなるぽん達の元へ。



毎回のことながら、イケメンに興味がないので

適当に進んだ先のゲートでティファニーを受け取る。



女子力が低いので、仕方ないと流してほしいんですが

ティファニーにも全く興味がない私。

今年のティファニ―はそんな私でも可愛いと思うデザインでしたし

イメージカラーが好きな色だったので

フィニッシャーTシャツもタオルも完走のモチベーションになりました。

幸運だったと思います。(ノ∇≦*)



Tシャツ、アクエリアス、化粧水、プロテイン、バナナ、パン、水、

そして手荷物を受け取って、ようやく外へ。



なるぽんの顔を見たらぶわっと涙が。

いえ、それまでもグスグス言いながら歩いてたんですけど。


「なるぽーん、お待たせー(泣)」

「(首を横に振る)」

「良かった~、完走できたよ~」

なるぽんの胸に飛び込んで涙する、一回りも年上の汗まみれなデブ。

完走で泣いたのは、初フルでもなかった経験。


顔を上げた時になるぽんの目にあった涙は

その時はもらい泣きだと思ってましたけど

後で考えたらなるぽんも辛い闘いだったので

思うところがあったのかもしれません。



その後すぐにルナママさんも帰還。

なるT四人の集合写真。

きちんと脚を揃えるルナママさんとさりちゃんに対し

二人して仁王立ちの似た者姉妹(偽)。



そして集合写真。

左上からNAHOさん、ゆきりんさん、ちずりんさん、デブ

右下さりちゃん、なるぽん、ルナママさん。

朝に引き続き、中央に私を据えようという

なるぽんの策略に、一旦は真ん中に位置をとった私ですが

腰を下ろした途端に左足の弁慶の泣き所が攣り

嘆きながらガマンして座り直したら、次は右太ももが攣り

最終的には両ふくらはぎが攣ったため

「痛ったー!!ごめん!ムリ!!」

シャッター寸前で叫んで飛び出し、前線離脱(←)しました。


そんな時も「わかった、私が行くから」と

冷静にフォローしてくれるルナママさん。




最後はダンシングクイーンポーズで。

しかし私、樽みたいだな。

外にも音楽は流れてるのに、なぜか自分たちで歌いながら

踊れなかったダンシングクイーンを踊りました。

この写真、私のケータイの待ち受けです。

今度こそゴールで、ドームの音響で踊ろうね。









2015シーズンはこれで終わりました。



とにかく楽しかった大阪マラソンから始まって、

三途の川をも見たほど、苛酷だった福岡マラソン、

ゴールした瞬間に充実感に包まれた愛媛マラソン、

そして、唯一のガチレースだった目標未達の名古屋。



思えばなんと濃いシーズンだったことか。(;´Д`)



名古屋を終えたその瞬間は、安堵感が優勢でしたが

時間の経過と共に出てきた感情は「悔しさ」でした。


サブ4できなかったことが悔しいのではなく

2015シーズンの集大成である名古屋に

体調を合わせられなかった情けなさに対する悔しさです。



何度もこのブログで言っていますが

私の目的はタイムではありません。



「タイムは出すものではなく、出るもの」

などと言うとカッコ良すぎるので、怠け者らしく言い直すと

「タイムを出すために練習するのが辛くて向いてない」

ということです。┐(´∀`)┌



私の最優先事項は、いかに楽しく続けるかということです。

何しろ走ること自体が好きじゃないので、辛いと思うと続きません。

タイムが伸びれば励みにはなりますが、

それを目的にするには経過が辛すぎて辞めたくなります。(当社比)


アメブロにはストイックなランナーさんが多い中

ユルいばかりの主張で肩身が狭いのですが

私にとってのタイムとは

継続の力だけでどこまで伸びたかを知る先にある指標です。

名古屋で掲げた「サブ4」という目的は、

何もなく走るより、あった方が走りやすいという基準です。



なので、負け惜しみに聞こえるかもしれませんが

サブ4できなかった結果は結果として置いといて

自分の力が去年と比べてどうなったのか

自分が一番楽しみにしていたのは確かで、

とにかく不甲斐ない気持ちで一杯です。


まあ自業自得以外の何ものでもないですから、せいぜい学習して

来シーズンは同じ轍を踏むことがないようにするしかありません。





長々書きましたが、気持ちの切り替えは済んでいます。



「来シーズンこそサブ4するぞ!」と

大々的に言えれば盛り上がるかもしれませんが(誰が)

そういうわけなので、タイムを目標にする気がありません。

ただ、この先サボったリしながらも継続的に走り続けて

結果として、満足できるタイムが付いてきたらいいなとは思います。






巷に溢れる「ゆるランナー」を自称するみなさんより

絶対私の方がユルいという用途不明な自信を持ちつつ

来シーズンもなんとか継続して走り続けたいと思います。




ご静読ありがとうございました。<(_ _*)>














※まだちょっとだけ続きます