名古屋ウィメンズ2016 ③~30kmまで~ | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんにちは。




昨日、久しぶりに行きつけ(?)の焼き鳥屋へ行きました。

写真がなくて寂しいので、名物のチキン南蛮貼っときます。

(もちろん人のケータイで撮らせた写真)

焼き鳥自体、食べるの久しぶりで幸せでした。

シーズン終わった開放感、たまらん。(♥艸♥)♬*





ところでレポに移ろうと思うんですが

ガチレースはカメラ持たないから写真がないし

レポはあっという間に終わるんじゃないかと思いきや

今の時点で間違いなく、⑤まで到達しそうな気配。

どうしたら私のレポは短くまとまるんでしょうか。

誰か教えてください。( ›´ω`‹ )




ご存知、あまりタイム狙いでレースを走ることがない私。

そのため、たまにガチ宣言をすると

どう走ったらいいのかわからず、かなり緊張します。


名古屋での目標をサブ4に下方修正してからは

どにかくロスをなくすことばかり考えていて

給水はなるべく取らない→手にパウチのアクエリアスを持つ

給食は一切取らない→補給食でエネルギーをカバー

という方法を取ってみたのですが、

沿道と触れ合わないのと同じくらい向いてなかったです。



大好きな沿道と同じく

ボランティアやスタッフの方にも癒されてたんですよね。

らしくないことはするもんじゃない。

もう二度とこんな走り方はしないと思います。

私のポケットは、空っぽでいいんだ。(`・ω・´)



体調のせいにして楽しようと思ってるんじゃないよと

自分を鼓舞しながら、(これもらしくないドMっぷり)

先々にいてくれるはずの知り合いの応援まで頑張ろうという一心で

ようやく辿り着いた16km地点。

心配そうにコースを見つめている親戚さん夫婦の姿が。


いや~!会えた!良かった良かった!ヽ(´▽`)ノ


私を追いかける術を持たない二人ですから、気付かなかったら最後。

この時は本気で笑顔になったはずです。

二人にハイタッチをして、見送ってもらいました。

まだもう少し頑張れる!



コースは桜通りと呼ばれる大通りへ。

名古屋隋一の繁華街へ向かう、片側4車線のとにかく広い道路です。

名古屋の硬いコンクリートのダメージを極力受けないよう

跳ばないように、すり足気味の着地を心掛けながら進みます。



桜通りは先に書いた通り、とにかく広いため

沿道とランナーの距離もかなり遠い。

そんな中で、ピンクのTシャツの大応援団が

中華鍋を叩き鳴らし、声を限りに応援してくれていました。

一時は在籍させてもらったものの

私のワガママにより、わずか1年で除籍となりましたが

強くて速いランナーが集まっている、チームハムちゃんずです。


手を振ってみると、一斉に反応が。

「とあこさーん!とあこさーん!とあこさーーん!!」

在籍1年の上に幽霊部員だったのに、

名前も呼んでくれて、なんていい人たちなんだ…。(T▽T)



そこから、コースは若干の上り坂。

レース前の私のブログでも散々言ってきた通り

名古屋の勾配など、ほとんどないも同然のもので

普段なら坂と認識すらしない程度ですが、

いかんせん今日の私はすでに脚が売り切れている。

見た目からしてたいして上ってないのに、脚に堪えます。


大きい筋肉を使ってなんとか持ちこたえようと

尻やハムの筋肉を意識してここまできましたが

大きいも小さいも、私の筋肉はみな平等に

3週間の間、基本安静におとなしくしていたものですから

どいつもこいつも使い物にならない。( ´д`ll)



使えるものはほとんど出し切ったんじゃないかと

半分以上残っている距離を思って途方に暮れていた時

コースの少し前にじゅんママさんの後ろ姿が見えました。

時計を見ながら給水からコースに戻った、なるTのじゅんママさん。

じゅんママさんも今回サブ4を狙っています。

目標は同じと、しばらく後ろ姿を見ていましたが

気付かないうちに視界から消えていました。(自分が落ちてる)



日銀の交差点を伏見方面へ左折します。



まだガラガラの向かい側から、広い道幅をものともせず

「とあこさーーん!ヾ(≧▽≦)」

元気に声をかけてもらい、反射的に手を振ったものの

今回、私の知り合いにこんな速い人がいたっけと

回らない頭でしばらく考えて気付く。

ひろこさんだ。


朝お会いしたひろこさん、気さくで明るく

3人の子どもを育てる元気なお母さんランナー。

怠けランナーと名高い私と、おっつかっつの練習量にも関わらず

ちょ、めちゃくちゃ速えな!!∑(゚Д゚)

なるほど、これが才能の差というものか。

(朝の子育てネタ、おもしろかったです)




そういえば今年はシティのトップランナーに追いつかれなかったな~。

あと、四さんの「早よ終わって早よ休みたい」は、

充分な練習量の下積みあってこそだよな~。

等々、すでにフラフラしながら思っているところに

なるTを掲げて、小高いところに四さん再び。


「いけるかー?」

四さんの問いかけに、うさ耳をぴょんぴょんさせてただ頷くとあこ。

「もう声も出やんのか」

「(こくこく)」


声も出ないほど消耗しているにも関わらず

四さんの憐れんだような表情がおかしくて思わずニヤける。

憐れまれてるの自分なんですけど。(^▽^;)




ハーフの白川公園を過ぎて

いよいよ脚が動かなくなり、補給食を摂ることに。

給水所で水をもらい、メイタン投入。

緩くて飛び散るという噂だったので、しっかり止まって封を開けました。

甘っま!!そんですっぱ!!なんじゃこれ!マズっ!


マズいけど効くんでしょ、あんた!

期待してるから!

私の脚、まだ動くよね!頼むよ!(:.;゚;Д;゚;.:)


他力本願全開ですが、走り出します。

この通りの、距離調整で凸としてるとこ、嫌い…。



御園座の前にいると言っていた父の姿はなく

(間違った電車に乗って間に合わなかったらしい。おい地元民)

会社でお世話になった方と、ここで三度目の再会。

すでに退職されているんですが、私が走ると聞いて

応援に駆け付けてくれました。

AYUと同じような一眼を構えているのにも驚きましたが

AYUと違って、まるで私の専属カメラマンのように

ひたすらシャッターを切られたのには狼狽しました。(((;゚Д゚)))

コース上でロックオンされたら最後、逃げられない罠。




今回、本当に余裕がなかったなと後で思ったのは

テレビ塔も見てなきゃ名古屋城も見ておらず

完走目的に切り替えるまで、沿道の声すら耳に入らず

あらかじめわかっている応援の人やスライドのランナーを

ひたすら探したことしか記憶にないこと。

もしかしたら、なるTやうさ耳に声をかけていただいたかもしれないのに

きっと私は何のリアクションも返していなかったと思います。

失礼してしまってごめんなさい。(*;ω人)




メイタン効果は多少はあったかと思いますが

所詮付け焼刃、脚はいよいよ動かなくなってきました。


塩熱サプリやマグオンなど

片っ端から口に入れてなんとか復活を試みるも

心身ともに効果は見られず。(ノДT)

辛いところをガマンすると、ふっとまた楽になる時があるからと

ここまで自分に言い聞かせてきましたが、

待てども待てども楽になんかならない。

むしろ脚が売り切れた5kmからずっと、ただしんどいばかりです。



名古屋を走る前、私はなるぽんにメールをしていました。


「サブ4狙いでいけるところまでいくよ」

「無理はせんといてくださいね」


ずっと私の体調を気にかけてくれていたなるぽん。


「どこまでいけるかはわからないけど

福岡みたいな顔になる前に、完走目的に切り替えて笑顔で歩くよ。

今回、第一の目的はなるぽんと笑顔で踊ることだから

その分の体力は温存して帰る。

でもそうなったら待たせるけどごめんね」


なんか、前もってサブ4できなかった時の言い訳してるみたいだな~と

バツの悪さを感じながら送ったこのメールに、


「それ聞いて安心しました。楽しんで走りましょうね!」


なるぽんはそう返してくれていました。



今日の私は沿道の声にもろくに応えていないし

多分まともに笑ってもいない。

このままだと福岡再来になる気がする。

この辺で切り替えるべきじゃないか。


でも、体調が万全ではないということを

甘えの言い訳にしていないか。

本当にここが限界か。


体調を甘える理由にしていないかということは

今回42.195km中ずっと、何度も何度も自問自答しました。

結果、完走目的に切り替えて走ったこともあり、出し切った感はなく

そこが限界ではなかったと言えばそうなのかもしれません。

気持ちはもう来シーズンに向けて前を向いていますが

ここだけは、なんかのきっかけで今も色々考えてしまいます。

何にしろ、体調を万全に臨むのは絶対ですね。



もうすぐスライド区間。

なるぽんに会ったら4.5までに帰ると伝えよう。



悶々としているところに、向かい側からひろこさん再び。

名古屋唯一の坂を上りきったところでしたが

そんなの関係なく元気そうだし、そしてやっぱり速えな!!∑(゚Д゚)



きのこの山もパスコのパンもバナナもスルーして

ただひたすらなるぽんを探します。

中央分離帯に植わっている丸くてボリューミーな樹が邪魔。


見つけられなかったらどうしよう。

心配していましたが、

植樹と植樹の間からなるぽんの姿が見えました。

またも、私となるぽんは気付いたのが同じくらいのタイミングで

私が口を開くのと、なるぽんが口を開いたのはほぼ同時。


「4.5で帰るわ!」

「わかりました!」

「笑顔で帰るから!」

「オッケーっす!」


なるぽんも見るからに辛そうな顔をしていました。

見た瞬間にそう思ったのに、自分の伝言だけして、

なるぽんが何か言いかけたのを聞いてあげられなかったと悔む。



その後、NAHOさんとルナママさんともスライド。

二人ともやっぱりしんどそうで、みんな同じなんだと思う。

「頑張ろう!」とか言ったけど、オマエが一番頑張れって話ね。







16kmから30kmまで


5‘37-5‘30-5‘29-2‘20(おかしなボタンを押してしまい440m)-5‘34-

5‘24-5‘30-6‘12-4‘05(さきほど狂った距離を調整740m)-5‘48-

5‘40-5‘49-5‘59-6‘16-6‘01-6‘03