こんにちは。
名古屋が終わり、1日の有休を挟んで出勤した日。
職場の男性陣に(男性しかいない)
「とあこさん、やっぱり完走したの?」と声をかけられました。
完走しましたと答えると、
「すげえなあ」
「よう走るなあ」
「40km越えですよ。俺絶対ムリ」
口々に賞賛の言葉。
シーズン唯一のガチレースなのにろくに体調管理もできず
目標未達のレースだったのに
非ランナーはフルマラソンを走ったというだけで褒めてくれて
なんていうか…癒されるわ…。( ̄▽ ̄;)
レポはスタートしたばかりのところからです。
名古屋の道路は広いというのが売りの一つではありますが
スタートからしばらくは片側2車線しかない普通の道路。
ぎっしりみっしりと女子が詰まっていて、進みものろい。
いつもなら、混雑が解消されるまでムリはしないのが信条ですが
今日はシーズン唯一のガチレース。
実を言うと、今シーズンのタイム狙いを名古屋一本と決めた時から
目標を3時間50分と定めていました。
でも体調不良が2週間を越えて下方修正、目標はとにかくサブ4。
いくら私が脳天気でも、マラソンがそんなに甘くないことは知ってる。
今日狙うのは、1秒でも2秒でもいいからサブ4。(`・ω・´)
となると、1秒たりともムダに走れない。
3週間の長患いで、体力筋力がどこまで落ちているか予想もできない。
前半の借金を、後半取り返せる保障はない。
渋滞解消を待ってたらサブ4できない。
そう思って、すき間を見つけては前に出ていきました。
それでも、最初のラップは6‘58。
マジか。∑(゚Д゚)
計算ができないので、5‘30で押していこうと決める。
今日は行けるところまで全力でいく!
ところで今回、体力が低下しているだろうからと
沿道に遊んでもらうのを極力控えて中央寄りを走ってみました。
これは結果的にダメでした。(((›´ω`‹ )))
やっぱり私は、それが虚勢でも
沿道の人と遊びながら走るのが一番元気に走れるみたい。
「ありがとう」でもっと強く走れる、だな。
心で思ってるだけじゃなく、口に出してこそ私のマラソンです。
心配していた脚の方は、
心配が杞憂でなかったことが2kmでわかります。
想像以上に心許ない。(:.;゚;Д;゚;.:)
ホルモン的には体調バッチリの時期だったため、
軽いは軽いんですけど、なんというか弱々しい。
いつもの太くて逞しい感触がない。(※太さは変わらない)
言うなら、マラソン始めたばっかりで筋肉のない女子的な感じ。
ただ心肺は大丈夫そう。マスクしてても苦しくない。
5km手前で、父発見。
いつもの赤いダウンだろうと思ってたら、黒でした。
見つけにくいな。赤にしといてよ。(  ̄っ ̄)
そして沿道に掲げられたなるTが。
四さんが応援してくれています。
おもむろに近寄り「四さんよろしく♡」と、膝のサポーターを渡す。
父は見つけられないかもしれなかったので
渡すなら、最初からなるT掲げた四さんに決めてました。
「なんでやねん」
四さんの呟きを背に先へ進みます。
なるぽん曰く
「なんかわからんのですけど、一際高い5mくらいのところに」
掲げられているという、SさんのなるTも発見してご挨拶。
ほんとに高いw
でも5mはないわw
さて、まだまだ序盤も序盤の5kmですが、ここでニュースです。
脚が過去最速で売り切れました。
マジか。∑(゚Д゚)
さすがに私としても、この状況は想定外中の想定外。
いや待て。落ち着け。
キノセイキノセイデキルヤレルデキルヤレル
自己暗示の呪文が口を突いて出てきたのも過去最速。
トップ集団とスライドしたのはこの辺り。
野口さーん!と叫んでみたけど、姿が見えず
その50mほど後方で、一人走っていたのを見て
野口さーん!をやり直しておきました。
野口みずきさん、初めて2時間半を超えたということでしたが
翌日のニュースで、ドームの敷地に入る前に
沿道の声援に手を上げて応えたというのを見て、思わず涙。
結果はともかく、きっと名古屋を楽しめたんだなあ。
「とあちゃーーーん!!」
この周囲に響き渡る大声はAYUのもの。(。-∀-)
「要るーー!?」
向こうの方でワンセコンドを振りながら問いかけてきます。
「要る要る!」
あまりに用意した補給食が多くなったので
いくつかAYUに頼んでいたんですが、打ち合わせでは
6km過ぎのワンセコンドは「多分要らない」って言ってたんです。
一応訊いてくれと言っておいたものの、まさか入用になるとは。
AYUから受け取った補給食を早速口に。
事態脱却の切り札となるか。( ・ω´・+)
私が名古屋を走るのは1年ぶりですが
その時と比べて、沿道に応援の人が増えたと感じました。
マラソンブームで、知り合いが走ってるとか
ランニングチームが新設されたりとか、そういう背景もあるんだろうな。
10kmの折り返し地点に向けて、大通りを右折。
初めてスライドができるところです。
なるぽん、なるぽん。(≧▽≦)
最初に来るのは間違いなくなるぽん。
同じように中央に寄ったうさ耳を見つけたのは
多分私となるぽん、ほぼ同時。
ちょうど分離帯の切れたところで(Uターンとかできるとこ)
「いえーーーい!」ハイタッチができました。
なるぽん、元気そう。
京都の疲れは大丈夫そう。(´∀`)
その後、NAHOさんともスライドしてエール交換。
折り返しコーンを目指す私の後ろから
「福士か、野口か。…いや、とあこや!」
この、なるぽんに勝るとも劣らぬ関西弁の声かけは…
「おばばさん!?」「おばばです~」
おばばさんも朝集合に来てくれるという話だったんですが
2Fから1Fへの関門突破できず、叶わなかったそうです。
それでもコース上で会えて良かった!
やはり体調を心配してくださって、さらにご自分も
「さっきふくらはぎがスイッチ入ったんで」
ニヤリとして、爆弾であるふくらはぎを指しつつ
結果的には、非の打ちどころがない超キレイなラップを刻んでサブ4。
もう本当にさすがとしか言いようがありません。
アメブロランナーは強い人が多いな~。( ´艸`)
折り返しを越えて少しして、ルナママさんともスライド。
みんな全然元気そうです。
一方私は、早くも売り切れた脚と引き続き格闘中。
体調不良だと思ってるから、
売り切れてもいない脚を売り切れたと思い込んでるんじゃないか。
しんどくもないのに、しんどいと思い込んでるんじゃないか。
まだ頑張れるのに、体調のせいにして頑張らないのは違う。
最終ダメでも「体調不良だったから仕方ない」と思うのはイヤだ。
かくなる上は、四さん戦法。
「早よ終わって早よ休みたい!!(/TДT)/←」
口に出して言ってみました。
…うん、まだ行ける気がする。
環状線に戻ったところにAYUがいてくれて
その10mくらい先に…あれ、どっかで見た顔…。
私がいつも見ている朝の情報番組で
気象予報士をしているお兄さんが一人で立ってました。
二度見した後、「修作さん!」と声をかけたら「はーい!」って
立ち位置逆じゃない?( ̄▽ ̄*)
その先には、道路を渡っていた父の姿が。
さっきは私が見つけるまで気付かなかったけど、ここは父が先。
前日、体調を心配した父からのメールに
「よほどのことがない限り出るし、
シーズン最後だからいけるところまでサブ4ペースで走るよ。
どうしても無理ってなったところで完走目的に切り替えるけど
7時間の制限時間がある限り、リタイアはしないつもり。
でも、もし本当に7時間かかるようだったら遠慮なく帰っていいよ(笑)」
などと思わせぶりな返事を返したせいで、第一声が
「とあこ、大丈夫か!!」
でしたけど、
「わからん!けど頑張るわー!」
脚は売り切れてるけど、なんとか笑顔で通過。(;´∀`)
さらに14kmを過ぎたところで、突然「とあちゃん!」と呼ばれ
振り返ると、料理上手の親戚さんの妹さん!
来てくれるとは聞いてたけど、
どこにいるかわからなかったので、会えて良かった!
「お姉ちゃんたち、今池にいるからね!」
この一瞬のためにわざわざ、本当にありがたいことです。
今年の名古屋、たくさんの知り合いが応援に来てくれて
そのおかげで最後まで笑顔で走り切れました。
本音を言えば、もっとカッコ良く走ってるとこ見せたかったし
リアルタイムのアップデートを見て喜んでほしかったけど
それは次の機会に倍返ししたいと思います。
この気持ちが来シーズンに繋がるといいな。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
15kmまでのLAP
6‘58-5‘37-5‘36-5‘33-5‘29-
5‘33-5‘31-5‘40-5‘37-5‘31-
5‘46-5‘35-5‘40-5‘31-5‘33
(1kmごとのLAP、後で載せます)載せました。