名古屋ウィメンズ2016 ②~15kmまで~ | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんにちは。



名古屋が終わり、1日の有休を挟んで出勤した日。

職場の男性陣に(男性しかいない)

「とあこさん、やっぱり完走したの?」と声をかけられました。

完走しましたと答えると、

「すげえなあ」

「よう走るなあ」

「40km越えですよ。俺絶対ムリ」

口々に賞賛の言葉。


シーズン唯一のガチレースなのにろくに体調管理もできず

目標未達のレースだったのに

非ランナーはフルマラソンを走ったというだけで褒めてくれて

なんていうか…癒されるわ…。( ̄▽ ̄;)






レポはスタートしたばかりのところからです。




名古屋の道路は広いというのが売りの一つではありますが

スタートからしばらくは片側2車線しかない普通の道路。

ぎっしりみっしりと女子が詰まっていて、進みものろい。


いつもなら、混雑が解消されるまでムリはしないのが信条ですが

今日はシーズン唯一のガチレース。


実を言うと、今シーズンのタイム狙いを名古屋一本と決めた時から

目標を3時間50分と定めていました。

でも体調不良が2週間を越えて下方修正、目標はとにかくサブ4。

いくら私が脳天気でも、マラソンがそんなに甘くないことは知ってる。

今日狙うのは、1秒でも2秒でもいいからサブ4。(`・ω・´)



となると、1秒たりともムダに走れない。

3週間の長患いで、体力筋力がどこまで落ちているか予想もできない。

前半の借金を、後半取り返せる保障はない。


渋滞解消を待ってたらサブ4できない。

そう思って、すき間を見つけては前に出ていきました。

それでも、最初のラップは6‘58。

マジか。∑(゚Д゚)


計算ができないので、5‘30で押していこうと決める。

今日は行けるところまで全力でいく!



ところで今回、体力が低下しているだろうからと

沿道に遊んでもらうのを極力控えて中央寄りを走ってみました。

これは結果的にダメでした。(((›´ω`‹ )))

やっぱり私は、それが虚勢でも

沿道の人と遊びながら走るのが一番元気に走れるみたい。

「ありがとう」でもっと強く走れる、だな。

心で思ってるだけじゃなく、口に出してこそ私のマラソンです。




心配していた脚の方は、

心配が杞憂でなかったことが2kmでわかります。

想像以上に心許ない。(:.;゚;Д;゚;.:)


ホルモン的には体調バッチリの時期だったため、

軽いは軽いんですけど、なんというか弱々しい。

いつもの太くて逞しい感触がない。(※太さは変わらない)

言うなら、マラソン始めたばっかりで筋肉のない女子的な感じ。

ただ心肺は大丈夫そう。マスクしてても苦しくない。



5km手前で、父発見。

いつもの赤いダウンだろうと思ってたら、黒でした。

見つけにくいな。赤にしといてよ。(  ̄っ ̄)



そして沿道に掲げられたなるTが。

四さんが応援してくれています。

おもむろに近寄り「四さんよろしく♡」と、膝のサポーターを渡す。

父は見つけられないかもしれなかったので

渡すなら、最初からなるT掲げた四さんに決めてました。

「なんでやねん」

四さんの呟きを背に先へ進みます。


なるぽん曰く

「なんかわからんのですけど、一際高い5mくらいのところに」

掲げられているという、SさんのなるTも発見してご挨拶。

ほんとに高いw

でも5mはないわw




さて、まだまだ序盤も序盤の5kmですが、ここでニュースです。

脚が過去最速で売り切れました。

マジか。∑(゚Д゚)



さすがに私としても、この状況は想定外中の想定外。

いや待て。落ち着け。

キノセイキノセイデキルヤレルデキルヤレル

自己暗示の呪文が口を突いて出てきたのも過去最速。




トップ集団とスライドしたのはこの辺り。

野口さーん!と叫んでみたけど、姿が見えず

その50mほど後方で、一人走っていたのを見て

野口さーん!をやり直しておきました。


野口みずきさん、初めて2時間半を超えたということでしたが

翌日のニュースで、ドームの敷地に入る前に

沿道の声援に手を上げて応えたというのを見て、思わず涙。

結果はともかく、きっと名古屋を楽しめたんだなあ。






「とあちゃーーーん!!」



この周囲に響き渡る大声はAYUのもの。(。-∀-)


「要るーー!?」

向こうの方でワンセコンドを振りながら問いかけてきます。

「要る要る!」


あまりに用意した補給食が多くなったので

いくつかAYUに頼んでいたんですが、打ち合わせでは

6km過ぎのワンセコンドは「多分要らない」って言ってたんです。

一応訊いてくれと言っておいたものの、まさか入用になるとは。

AYUから受け取った補給食を早速口に。

事態脱却の切り札となるか。( ・ω´・+)



私が名古屋を走るのは1年ぶりですが

その時と比べて、沿道に応援の人が増えたと感じました。

マラソンブームで、知り合いが走ってるとか

ランニングチームが新設されたりとか、そういう背景もあるんだろうな。



10kmの折り返し地点に向けて、大通りを右折。

初めてスライドができるところです。

なるぽん、なるぽん。(≧▽≦)

最初に来るのは間違いなくなるぽん。


同じように中央に寄ったうさ耳を見つけたのは

多分私となるぽん、ほぼ同時。

ちょうど分離帯の切れたところで(Uターンとかできるとこ)

「いえーーーい!」ハイタッチができました。

なるぽん、元気そう。

京都の疲れは大丈夫そう。(´∀`)

その後、NAHOさんともスライドしてエール交換。



折り返しコーンを目指す私の後ろから

「福士か、野口か。…いや、とあこや!」

この、なるぽんに勝るとも劣らぬ関西弁の声かけは…

「おばばさん!?」「おばばです~」

おばばさんも朝集合に来てくれるという話だったんですが

2Fから1Fへの関門突破できず、叶わなかったそうです。

それでもコース上で会えて良かった!


やはり体調を心配してくださって、さらにご自分も

「さっきふくらはぎがスイッチ入ったんで」

ニヤリとして、爆弾であるふくらはぎを指しつつ

結果的には、非の打ちどころがない超キレイなラップを刻んでサブ4。

もう本当にさすがとしか言いようがありません。

アメブロランナーは強い人が多いな~。( ´艸`)



折り返しを越えて少しして、ルナママさんともスライド。

みんな全然元気そうです。



一方私は、早くも売り切れた脚と引き続き格闘中。


体調不良だと思ってるから、

売り切れてもいない脚を売り切れたと思い込んでるんじゃないか。

しんどくもないのに、しんどいと思い込んでるんじゃないか。

まだ頑張れるのに、体調のせいにして頑張らないのは違う。

最終ダメでも「体調不良だったから仕方ない」と思うのはイヤだ。

かくなる上は、四さん戦法。


「早よ終わって早よ休みたい!!(/TДT)/←」


口に出して言ってみました。

…うん、まだ行ける気がする。




環状線に戻ったところにAYUがいてくれて

その10mくらい先に…あれ、どっかで見た顔…。

私がいつも見ている朝の情報番組で

気象予報士をしているお兄さんが一人で立ってました。

二度見した後、「修作さん!」と声をかけたら「はーい!」って

立ち位置逆じゃない?( ̄▽ ̄*)



その先には、道路を渡っていた父の姿が。

さっきは私が見つけるまで気付かなかったけど、ここは父が先。


前日、体調を心配した父からのメールに

「よほどのことがない限り出るし、

シーズン最後だからいけるところまでサブ4ペースで走るよ。

どうしても無理ってなったところで完走目的に切り替えるけど

7時間の制限時間がある限り、リタイアはしないつもり。

でも、もし本当に7時間かかるようだったら遠慮なく帰っていいよ(笑)」

などと思わせぶりな返事を返したせいで、第一声が

「とあこ、大丈夫か!!」

でしたけど、

「わからん!けど頑張るわー!」

脚は売り切れてるけど、なんとか笑顔で通過。(;´∀`)



さらに14kmを過ぎたところで、突然「とあちゃん!」と呼ばれ

振り返ると、料理上手の親戚さんの妹さん!

来てくれるとは聞いてたけど、

どこにいるかわからなかったので、会えて良かった!

「お姉ちゃんたち、今池にいるからね!」

この一瞬のためにわざわざ、本当にありがたいことです。




今年の名古屋、たくさんの知り合いが応援に来てくれて

そのおかげで最後まで笑顔で走り切れました。

本音を言えば、もっとカッコ良く走ってるとこ見せたかったし

リアルタイムのアップデートを見て喜んでほしかったけど

それは次の機会に倍返ししたいと思います。

この気持ちが来シーズンに繋がるといいな。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:





15kmまでのLAP


6‘58-5‘37-5‘36-5‘33-5‘29-

5‘33-5‘31-5‘40-5‘37-5‘31-

5‘46-5‘35-5‘40-5‘31-5‘33




(1kmごとのLAP、後で載せます)載せました。