バースデー旅行 ① | RUN!FUN♪RUN!

RUN!FUN♪RUN!

走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんにちは。




暖冬だ暖冬だと、地球の未来に危機感すら抱いていましたが、

やはり暖冬のままでは終わりませんね。

昨日は愛知でもやっと雪が降りました。



日付が変わる頃には、まだ全然降る気配すらなかったのに

朝起きたら一面銀世界。(゜◇゜)


ようやく冬らしくなって安堵はしたものの、

電車はご多聞に漏れず遅延してまして

ホームは人が溢れ返っていて、しばらくの間出ることすらできず

会社へは1時間の遅刻でようよう辿り着きました。



週末も寒いようです。

…でも冬って本来こういうものだもんね。(`ω´)(寛大)





さて、本題。



お恥ずかしながら私、先日誕生日を迎えました。(〃ω〃)


いくつになったのかという問い合わせにつきましては

すでに数年前から把握できていないため

知りたい方がいらっしゃればルナに確認してからお答えします。

(毎回姪に自分の歳を教えてもらっている)


いくつになったか定かでないと言っても

少なくとも20代ではないことは確かですので

この歳になると、もはや誕生日などめでたくも嬉しくもありません。


ただ「誕生日だから」という簡単かつ明確な理由で

自分を堂々と甘やかしてもいい一日ではあります。

普段から基本、自分には甘い私ですが

一切の罪悪感がないというのはこの日くらいのものでしょう。



そういうわけで、バースデー旅行に出かけました。

行き先は岐阜県にある飛騨高山、奥飛騨温泉。

愛知からの一泊旅行先としては手軽ですし

良質な温泉もたくさん湧いているところです。


私のお気に入りの宿に泊まるのがこの旅行の目的です。

誕生日ですから多少奮発してもいいんです。




飛騨路フリーきっぷを利用して電車でのんびり。

まずは特急ひだで高山まで。

奥飛騨温泉へは、ここからバスに乗り換えですが

ちょっと観光もしていきましょう。ヽ(゚∀゚)/


(※今回写真が多いので加工しました)

左上は、昼食に入った「麺や しらかわ」。


失礼ながら、今まで高山ラーメンって

あんまり美味しくないイメージだったんですけど

ここが思いの外おいしかったものですから

翌日も高山観光(というか高山ラーメンを食べる)することに…。

「しらかわ」さんは、店員さんも全員感じが良かったです。(´∀`)



ところで高山って、駅~主要な通り~古い町並みの

大きな一帯が全面禁煙になっているんですね。

嫌煙家の私には、空気が良くてとても快適ですが

愛煙家は喫煙スペースを探して一苦労のようです。(`∀´)


煙草が吸えるかと、入ってみた喫茶店。

結果、ここも禁煙でこっそりほくそ笑む。

吸わんで良し。(`∀´)



私が絶対に食べると鼻息荒くしていたのが飛騨牛にぎり。

赤身多め、それよりは脂多め、霜降り(だったかな)…の三種類で

それぞれ二貫¥500、¥600、¥800。

霜降り以外を一つずつ食べましたが、想像以上にウマー!

(写真は右が赤身、左がそうじゃない方)

どっちも美味しいので、好みは脂の量で分かれるだけかな。


おもしろ銭箱というのは、

上にお金を置くと横からお釣りが出てくる仕組み。

店員さんがお金を触らずに済むようにだと思われます。



上のお店の向かいにも飛騨牛にぎりのお店。

昔はプチたい焼きなんか売ってる店だった気がするけど

高山も入れ替わりが激しいようです。

こちらは左が塩コショウ、右がネギ生姜ポン酢。

他に軍艦とかあって、ちょっと創作系。

こっちもウマーー!!ウマ━━━゚(∀)゚━━━!!


両店、下に敷いてあるのはえびせんべい。

ゴミを出さないようにという心遣いのようです。

下の店はえびせんべいも手焼きらしく、あおさの風味が効いてました。


どちらもかなりの行列。でも並ぶ価値あります。

上の店は肉の甘みを感じ、下はとろけるような舌触りでした。

機会があったらぜひお試しあれ。( ´艸`)



あとは酒蔵巡りで試飲などを楽しみ、

ほとんど食って飲んだだけで高山を後にしました。

いいんです、誕生日だから



そういえば奥飛騨までのバス。

あまりに乗車希望者が多くて一台で全員乗り切らず

後からもう一台出すという素敵な対応をしてくれたんですが

そのバスが、私たちともう一組しかいないという貸切レベル。

ギュウギュウのすし詰め状態で発車していった前のバス…

こんなにバランス悪くて良かったんでしょうか。




高山から約1時間。

目的地である福地温泉に到着です。(*´∀`)ノィョ―――ゥ☆


私のお気に入りの宿をご紹介。

江戸晩期の飛騨の豪壮実直な古民家を移築再生した宿。


宿に着くと、

まずは囲炉裏でお茶とお菓子のおもてなしを受けられます。


福地温泉と言えば囲炉裏。

小さな小さな温泉郷ですが、どこに行っても必ず囲炉裏があります。

そんなわけで、灰皿にも囲炉裏の灰。



部屋まで続く廊下。

今年はやはり雪が少なく、福地の冬としては寂しい景色。

部屋にはコタツ。(*´∇`*)

小上がりになった畳の間にはすでに布団が敷いてあって

最初に案内されたら最後、

チェックアウトまで従業員が来ることはありません。




部屋にあるお茶菓子がまた粋なんです。(左上)

この日はみかんゼリー、大学芋、ごぼうチップスでした。

もちろん全部自家製です。中身はもちろん変動有です。

あと温泉が売りですから、風呂用のカゴが人数分用意されています。.

かわいい。(* ̄∀ ̄*)(盛り盛りの中身は私が詰めてる)

どこのホテルでもロビーに座ることってあまりない私ですが

ここのロビー(的存在)である囲炉裏には

ついつい足が向き、気付くと座って炭火を見ていました。

写真は朝、囲炉裏ロビーで注文したコーヒー。




楽しみな食事、食事処ももちろん囲炉裏です。((●^∀^●))


生ビールは陶器の器に入ってきました。

食前酒は甘酒でした。

【前菜:右上】左上から時計回り 

牛時雨煮 鴨葱 柿栗 子持ち若芽 鶯豌豆 松の実色紙焼

【前菜:右下】長芋松前漬

【凌ぎ:左下】五平餅

【串焼き:左下】岩魚塩焼き


五平餅と岩魚はすぐにでも食べられます。

ここの宿は、魚の焼き方がとても上手で、

私は頭から尻尾まで全部食べます。骨も食べられます。

前回は確かアマゴで、やっぱり全部食べたんですけど

まさかアマゴより硬い岩魚までもが食べられるとは!


…あ、でも他のお客さんは頭とか尻尾とか残してたので

私の顎が野性的に強いだけという可能性も捨てきれません。(・∀・)



【吸い物:左上】うぐいす真薯 三色梅 春子椎茸 菜の花

【料理長の本日のおばんざい:左上】新じゃが煮転がし 式部草お浸し

【造り:右上】奥飛騨サーモン

【蓋物:右下】鰤大根 春菊 共汁餡 柚子


式部草って初めて食べたんですが、加賀野菜だそうです。

ほうれん草的なものだと思ったら全然違って

シャキシャキの歯ごたえがとても美味しかった。


奥飛騨サーモンも初めて食べました。

よく口にするノルウェーサーモンが脂多めのねっとり食感なら

奥飛騨サーモンはコリコリした筋肉質で全く別物。

隣の愛知でも出回ってるのを見たことがないので

生産自体少ないのかもしれませんね。


そして左下は日本酒。

実は私、今年に入って突然日本酒の味を覚えまして。

学生の頃、何度も痛い目に遭った日本酒。

まだ警戒していますが、このまま節度をもって嗜もうと思います。


で、日本酒ほど和食に合うものはないだろうと早速注文。

誕生日だから何しても良い。。* ゜ +(o´∀`o)。* ゜ + 。・゜・


【名物】飛騨牛ランプステーキ 野菜彩々


やっぱり外せない飛騨牛。(昼も食べたけど)

焼き方もそれぞれ好みで訊いてくれます。

ミディアムで頼んだら、右上くらいの焼き加減でした。

柔らかいし甘いし、もー最高!!キタ━━ヽ(≧▽≦)ノ━━!


タレはそれぞれ、ハーブ塩オリーブオイル、塩胡椒、わさび醤油。

私はわさび醤油が一番好きでした。

左側に添えてある蒸し野菜にはオリーブオイルが合いました。

【酢の物:右上】砧巻 きのこ

【食事 汁 香の物:右下】竈釜炊きご飯 ひだ味噌汁 三種盛り

【水もの:左下】季節の木の実


こちらの宿の売りの一つが、毎日竈で炊き上げるごはん。
最初におもてなしで出してくれたお餅も、宿でついたもの。

甘いお米、お腹いっぱいでもつい完食してしまいました。

フルーツは普通。

ただ、りんごの面取りしてあったのに驚き。( ̄□ ̄;)

面取りなんて大根だけのものだと思ってたよ。(←)



以前は、量の多さに途中で食べられなくなった記憶がありますが

宿も考えて変えているのか、今回は最後までおいしく食べられました。

五平餅もサイズが小さくなったようです。

食べきれないほどの豪勢な料理ももちろん魅力的ですが

最後までおいしく食べられる方が嬉しい。(* ´艸`)



派手さはないけど、滋味深く美味しい夕飯で満腹満足。

腹ごなしに散歩でもしようと外へ出ました。

誕生日だから、たとえ同行者が寒さに激弱でも

優先的に私のしたいことをするんです。(`・∀・´)

まあ、今年は暖冬だしな!(ということで強制連行)


福地温泉ではこの時期、氷を厚く凍らせるイベント?開催中。

「青だる」というのは「青く垂れたもの」という意味だと思います。


暖冬で氷もだいぶ少なかったです。

例年、樹が見えないくらい氷で埋まるよう。

昨日からの寒波で、きっと本来の姿になりつつあることでしょう。

見たいな~。(*゚∀゚)=3











長くなりましたので、続きます。