こんにちは。
暖冬だ暖冬だと、地球の未来に危機感すら抱いていましたが、
やはり暖冬のままでは終わりませんね。
昨日は愛知でもやっと雪が降りました。
日付が変わる頃には、まだ全然降る気配すらなかったのに
朝起きたら一面銀世界。(゜◇゜)
ようやく冬らしくなって安堵はしたものの、
電車はご多聞に漏れず遅延してまして
ホームは人が溢れ返っていて、しばらくの間出ることすらできず
会社へは1時間の遅刻でようよう辿り着きました。
週末も寒いようです。
…でも冬って本来こういうものだもんね。(`ω´)(寛大)
さて、本題。
お恥ずかしながら私、先日誕生日を迎えました。(〃ω〃)
いくつになったのかという問い合わせにつきましては
すでに数年前から把握できていないため
知りたい方がいらっしゃればルナに確認してからお答えします。
(毎回姪に自分の歳を教えてもらっている)
いくつになったか定かでないと言っても
少なくとも20代ではないことは確かですので
この歳になると、もはや誕生日などめでたくも嬉しくもありません。
ただ「誕生日だから」という簡単かつ明確な理由で
自分を堂々と甘やかしてもいい一日ではあります。
普段から基本、自分には甘い私ですが
一切の罪悪感がないというのはこの日くらいのものでしょう。
そういうわけで、バースデー旅行に出かけました。
行き先は岐阜県にある飛騨高山、奥飛騨温泉。
愛知からの一泊旅行先としては手軽ですし
良質な温泉もたくさん湧いているところです。
私のお気に入りの宿に泊まるのがこの旅行の目的です。
誕生日ですから多少奮発してもいいんです。
飛騨路フリーきっぷを利用して電車でのんびり。
まずは特急ひだで高山まで。
奥飛騨温泉へは、ここからバスに乗り換えですが
ちょっと観光もしていきましょう。ヽ(゚∀゚)/
左上は、昼食に入った「麺や しらかわ」。
失礼ながら、今まで高山ラーメンって
あんまり美味しくないイメージだったんですけど
ここが思いの外おいしかったものですから
翌日も高山観光(というか高山ラーメンを食べる)することに…。
「しらかわ」さんは、店員さんも全員感じが良かったです。(´∀`)
ところで高山って、駅~主要な通り~古い町並みの
大きな一帯が全面禁煙になっているんですね。
嫌煙家の私には、空気が良くてとても快適ですが
愛煙家は喫煙スペースを探して一苦労のようです。(`∀´)
結果、ここも禁煙でこっそりほくそ笑む。
吸わんで良し。(`∀´)
私が絶対に食べると鼻息荒くしていたのが飛騨牛にぎり。
赤身多め、それよりは脂多め、霜降り(だったかな)…の三種類で
それぞれ二貫¥500、¥600、¥800。
霜降り以外を一つずつ食べましたが、想像以上にウマー!
(写真は右が赤身、左がそうじゃない方)
どっちも美味しいので、好みは脂の量で分かれるだけかな。
おもしろ銭箱というのは、
上にお金を置くと横からお釣りが出てくる仕組み。
店員さんがお金を触らずに済むようにだと思われます。
上のお店の向かいにも飛騨牛にぎりのお店。
昔はプチたい焼きなんか売ってる店だった気がするけど
こちらは左が塩コショウ、右がネギ生姜ポン酢。
他に軍艦とかあって、ちょっと創作系。
こっちもウマーー!!ウマ━━━゚(∀)゚━━━!!
両店、下に敷いてあるのはえびせんべい。
ゴミを出さないようにという心遣いのようです。
下の店はえびせんべいも手焼きらしく、あおさの風味が効いてました。
どちらもかなりの行列。でも並ぶ価値あります。
上の店は肉の甘みを感じ、下はとろけるような舌触りでした。
機会があったらぜひお試しあれ。( ´艸`)
あとは酒蔵巡りで試飲などを楽しみ、
ほとんど食って飲んだだけで高山を後にしました。
いいんです、誕生日だから。
そういえば奥飛騨までのバス。
あまりに乗車希望者が多くて一台で全員乗り切らず
後からもう一台出すという素敵な対応をしてくれたんですが
そのバスが、私たちともう一組しかいないという貸切レベル。
ギュウギュウのすし詰め状態で発車していった前のバス…
こんなにバランス悪くて良かったんでしょうか。
高山から約1時間。
目的地である福地温泉に到着です。(*´∀`)ノィョ―――ゥ☆
江戸晩期の飛騨の豪壮実直な古民家を移築再生した宿。
宿に着くと、
まずは囲炉裏でお茶とお菓子のおもてなしを受けられます。
福地温泉と言えば囲炉裏。
小さな小さな温泉郷ですが、どこに行っても必ず囲炉裏があります。
そんなわけで、灰皿にも囲炉裏の灰。
部屋まで続く廊下。
今年はやはり雪が少なく、福地の冬としては寂しい景色。
部屋にはコタツ。(*´∇`*)
小上がりになった畳の間にはすでに布団が敷いてあって
最初に案内されたら最後、
チェックアウトまで従業員が来ることはありません。
部屋にあるお茶菓子がまた粋なんです。(左上)
この日はみかんゼリー、大学芋、ごぼうチップスでした。
もちろん全部自家製です。中身はもちろん変動有です。
あと温泉が売りですから、風呂用のカゴが人数分用意されています。.
かわいい。(* ̄∀ ̄*)(盛り盛りの中身は私が詰めてる)
どこのホテルでもロビーに座ることってあまりない私ですが
ここのロビー(的存在)である囲炉裏には
ついつい足が向き、気付くと座って炭火を見ていました。
写真は朝、囲炉裏ロビーで注文したコーヒー。
楽しみな食事、食事処ももちろん囲炉裏です。((●^∀^●))
生ビールは陶器の器に入ってきました。
【前菜:右上】左上から時計回り
牛時雨煮 鴨葱 柿栗 子持ち若芽 鶯豌豆 松の実色紙焼
【前菜:右下】長芋松前漬
【凌ぎ:左下】五平餅
【串焼き:左下】岩魚塩焼き
五平餅と岩魚はすぐにでも食べられます。
ここの宿は、魚の焼き方がとても上手で、
私は頭から尻尾まで全部食べます。骨も食べられます。
前回は確かアマゴで、やっぱり全部食べたんですけど
まさかアマゴより硬い岩魚までもが食べられるとは!
…あ、でも他のお客さんは頭とか尻尾とか残してたので
私の顎が野性的に強いだけという可能性も捨てきれません。(・∀・)
【吸い物:左上】うぐいす真薯 三色梅 春子椎茸 菜の花
【料理長の本日のおばんざい:左上】新じゃが煮転がし 式部草お浸し
【造り:右上】奥飛騨サーモン
【蓋物:右下】鰤大根 春菊 共汁餡 柚子
式部草って初めて食べたんですが、加賀野菜だそうです。
ほうれん草的なものだと思ったら全然違って
シャキシャキの歯ごたえがとても美味しかった。
奥飛騨サーモンも初めて食べました。
よく口にするノルウェーサーモンが脂多めのねっとり食感なら
奥飛騨サーモンはコリコリした筋肉質で全く別物。
隣の愛知でも出回ってるのを見たことがないので
生産自体少ないのかもしれませんね。
そして左下は日本酒。
実は私、今年に入って突然日本酒の味を覚えまして。
学生の頃、何度も痛い目に遭った日本酒。
まだ警戒していますが、このまま節度をもって嗜もうと思います。
で、日本酒ほど和食に合うものはないだろうと早速注文。
誕生日だから何しても良い。。* ゜ +(o´∀`o)。* ゜ + 。・゜・
【名物】飛騨牛ランプステーキ 野菜彩々
やっぱり外せない飛騨牛。(昼も食べたけど)
焼き方もそれぞれ好みで訊いてくれます。
ミディアムで頼んだら、右上くらいの焼き加減でした。
柔らかいし甘いし、もー最高!!キタ━━ヽ(≧▽≦)ノ━━!
タレはそれぞれ、ハーブ塩オリーブオイル、塩胡椒、わさび醤油。
私はわさび醤油が一番好きでした。
左側に添えてある蒸し野菜にはオリーブオイルが合いました。
【酢の物:右上】砧巻 きのこ
【食事 汁 香の物:右下】竈釜炊きご飯 ひだ味噌汁 三種盛り
【水もの:左下】季節の木の実
こちらの宿の売りの一つが、毎日竈で炊き上げるごはん。
最初におもてなしで出してくれたお餅も、宿でついたもの。
甘いお米、お腹いっぱいでもつい完食してしまいました。
フルーツは普通。
ただ、りんごの面取りしてあったのに驚き。( ̄□ ̄;)
面取りなんて大根だけのものだと思ってたよ。(←)
以前は、量の多さに途中で食べられなくなった記憶がありますが
宿も考えて変えているのか、今回は最後までおいしく食べられました。
五平餅もサイズが小さくなったようです。
食べきれないほどの豪勢な料理ももちろん魅力的ですが
最後までおいしく食べられる方が嬉しい。(* ´艸`)
派手さはないけど、滋味深く美味しい夕飯で満腹満足。
腹ごなしに散歩でもしようと外へ出ました。
誕生日だから、たとえ同行者が寒さに激弱でも
優先的に私のしたいことをするんです。(`・∀・´)
まあ、今年は暖冬だしな!(ということで強制連行)
「青だる」というのは「青く垂れたもの」という意味だと思います。
暖冬で氷もだいぶ少なかったです。
例年、樹が見えないくらい氷で埋まるよう。
昨日からの寒波で、きっと本来の姿になりつつあることでしょう。
見たいな~。(*゚∀゚)=3
長くなりましたので、続きます。