いつもより一記事を長めに、連載を短くお送りしております。
「縁走」の演奏ももちろんですが
小布施では自身が音楽と共に走っているランナーが多かったです。
ラジカセを持って走る人、楽器を抱える人、そして歌う人。
普通の紺色のTシャツを着て並んで走るご夫婦のダンナさんは
どういうわけか走りながらオペラを熱唱しており
クライマックスでは、息を切らすこともなく
ロングブレスにビブラートを利かせながら高らかに歌い上げ
周りのランナーはおろか、沿道にまで拍手をもらっていました。
(ノ´▽`)ノ♪
再びの河川敷。
こちらの河川敷は先ほどのとは違い、広々。
それにしても暑い。(;´Д`)
ほどよい曇り空でここまできましたが、時刻も8時近くなり
撮ったつもりで撮っていなかったんですが
小布施では熱中症対策として「氷袋」が時折エイドに現れます。
読んで字の如く、密封した袋の中に細かい氷が入っていて
首や脇などに当てて体を冷やしたり、
溶けた水を飲んだり(袋にちゃんと切れ目がある)
ランナーの体調管理に大活躍。(*゚∀゚)=3
私はそれに、いただいて食べられない果物を入れて
持って走っていたんですが
あまりに暑いので、途中から手ぬぐいに冷たい水を含ませて
それを首に巻いて熱中症を予防していました。
「氷袋」、かなりのお役立ちグッズです。(´∀`*)
日陰のない暑い暑い堤防を2kmも走ったでしょうか。
前方に人だかりのテント。
ん?
ヽ(*´Д`*)ノ
なんて気の利いたエイドなんでしょう!!
そして、それを配ってくれる女子高生の輝く笑顔!!
結婚してくれ!!(落ち着け)
私がいつもカメランだのファンランだのと言いながら
そこそこの速度でそこそこ頑張って走るのには訳があり、実は
遅くなってエイドの物がなくなってたら悲しい
という確固たる食い意地によるものなんですが
万一これを食べ損ねていたとしたら、膝から崩れ落ちてたこと確実。
ヘロヘロになりながら走ってきてほんとに良かった…。
立ち止まっても歩かない普段の練習のクセで
ついその場でガリガリやっていたわけですが
そういえば一応マラソン大会だったとふと思い出し
食べながら進むことにしました。∑(゚Д゚)
上からシャワー状に水をかけてくれるアーチ。
ガリガリエイドからほんの数mのところに設置されていたので
アイスが溶けないように体でガードしつつ通過しました。
(食い意地どんだけ)
ごらんください。・.。*・.。*(〃´∀`)・.。*・.。*
この一帯、9割が歩いております。
私も、歩きながらのんびりアイスを齧ってます。
もしかしたら人生で一番おいしかったんじゃないかと思われる
最高の一本を惜しみながら食べ終え、ハズレ棒を氷袋へ。
果物持ち運び袋 兼 花瓶(ラベンダー) 兼 ゴミ袋となった
万能の氷袋には頭が下がります。
本音を言うと、もう走るのが面倒になっていて
このままゴールまで歩いてやろうかと怠け心満々でしたが
この地点にいたオールスポーツのカメラマンを見た途端
少しは走ってる写真も撮らせてあげた方がいいだろうかと
妙な老婆心から、走ることにした次第。(;´∀`)
買いもしないくせに。←
残り1km…。
正直、練習不足での夏の20kmはしんどくて
一刻も早く走るの止めて止まりたい気持ちでいっぱい。
なのに、終わるのがもったいないとは矛盾してます。
今日はラストに全力で走り抜けることはしません。
もったいないんだもん。( ´艸`)
驚くべきことに、残り1kmを切っているにも関わらず
最後にいただいた、蓋も取ってくれていた冷凍ゼリー。
どこの大会もそうですけど、ゴール間際は応援も沢山。
その中でも特別嬉しいのは、
この写真だと、なぜか皆向こうを見てますが
一通り温かい声援をもらった後なのでご安心ください。
そしてゴール。*:+゜・。*ヾ(●´∀`●)ノ*。・゜+:*
楽しかった!!本当に楽しかった!!!
ありがとう、小布施!!
また来るよ!!!。゚(゚ノ∀`*゚)゚。
学校休みの日曜に、みんなありがとうね。
完走証を貰うのに30分は並んだかな。(;´Д`)ノ
ここまでご覧の通り、ユル~いカメランなので、
あまりの行列に完走証は要らないかなとも思ったんですけど
私、今まで出た大会できちんと取っているのが完走証だけなので
とりあえず記念としてもらっておくことにしました。
でも、こんなに並んだのは初めての経験です。
オートストップ機能をオフしておかなかったので
完走証によると、2時間31分(ネットタイム)くらいでした。
楽しい2時間半だったな~。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ゴールしてもまだ9時台ということに改めて驚嘆しながら
お風呂→お昼(そば)
店内撮影禁止だったので写真がないんですけど
かなり上品で丁寧に作られたそばでした。
この辺りでは有名な人気店のようで、
開店40分前に着いた私たちの前に
すでに一組待ってるお客さんがいました。
その後は、真夏日となった小布施の町をぶらり。
栗ソフトに栗ペーストがかかった栗づくしのソフトクリーム。
小布施では老舗の
桜井甘精堂という和菓子屋さんが経営する甘味処で食べました。
ところで今回、小布施には日帰りで参戦しようと思っていたんです。
愛知と長野は日帰り圏内ですので、無謀ではありません。
ですが、カレンダーはせっかくの三連休。
それならレジャーを兼ねてしまえと計画したのがキャンプ。
声をかけたところ、キャンプ仲間が応えてくれたので晴れて決行。
(なんたって私、口ばっかりで道具持ってない)
このキャンプ、望む望まないに関わらず、
もれなくマラソン大会への伴走というオプションが付いてくるのに
みんなよっぽどキャンプが好きなのね。(おい)
小布施から高速利用で40分の距離にある斑尾高原に
こんな素敵なキャンプ場を発見しました。
斑尾山をバックに。.。+。(´ω`*)♪♪
標高900mの高原は爽やかで、連休なのに人も少なくて最高!
この山では有名なトレイルの大会もあるそうです。
どこかホテルに泊まると、
通常より6時間以上早くチェックアウトしなきゃいけないというのも
貧乏根性でもったいなくてネックだったので、
チェックアウトが13時のキャンプ場はその点もクリア。
結果延泊したので、チェックアウト時間も関係なくなりましたが。
朝のテントの中から寝転がって見た空。
ウッドデッキもあって、撤収が楽でした。
ところで手前二本ある木の真ん中に、
鉄の棒がぶら下がってるのわかりますか?
反対側に回ってみると、こんなことに。
このキャンプ場、最近整備してキャンプ場となったんですけど
冬の間は雪に埋もれてた薪ストーブの薪を掻くための道具が、
雪解けしてみたら木の生長に巻き込まれてたそうです。
とか話してくれたのは管理人さん。(´ω`*)
滞在中、朝から晩までマメに場内を回ってくれて
宿泊客とのコミュニケーションも細やかな素敵なおじさんでした。
「完走祝い」なんて言って、ブルーベリーの差し入れも。
気持ち名古屋づくりの方が濃かったかな…。
長野のお楽しみ、そば巡りも堪能。
キャンプ場近くの涌井という地区にある蕎麦屋
「きたざわ」さん。
ざる¥650(大盛り¥800)。安い、旨いで良店でした。
ちょっと平たい、独特のそば。
そば湯もどろどろ濃厚で私好み。
自家製野菜なのか、素材の良さがわかる素朴な天ぷら。
かぼちゃ、しそ、なす、ズッキーニ、さつまいも、
じゃがいも、ピーマン、ごぼうのかき揚げ。
キャンプ、マラソン大会、観光旅行と満喫して
※虫嫌いな人、不意打ちゴメン。
まとめたつもりですが、結局長々と失礼しました。
それではまた。(●´ω`●)ゞ