熊本城マラソン2015 ⑤ | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんにちは。




東京マラソンに出られたランナーのレポを読むと

やっぱり他の大会とは格の違う、特別な大会なんだな~と

憧れを強くするクジ運のないとあこです。


1.7倍が当たらないのに10.7倍が当たるわけない、

と完全に思い込んでいる心持から変えないといけない気がする。






今日はレポの最終回です。




ゴールに飛び込んで第一声でこたさんにお礼をした私に

こたさんは「いやいや」と言ったきり、厳しい顔でした。


もしかして、私がサブ4できなかったから?(つω-`)

こたさんをガッカリさせてしまっただろうか。(つω-`)


そんな心配がよぎりましたが

その時はやっと走らなくて良くなったという安堵感が大きく

二人黙ってゲートの先を進んでいきました。



すぐに完走証を出してくれる熊本城マラソン。

まだ空いているテントの下に、こたさんと別々の列に入り

女子高生が手にしている完走証を入れるボードを指して

「可愛いね」と会話したり、ここまで至って普通の心理状態でした。



が、プリンターから出てくる完走証を見た途端

何かが私の中に押し寄せてきて、一気に涙が溢れました。



わあ、なんだこれ!(|||゚Д゚)

ゴール後に泣くランナー、

ボランティア高校生にドン引きされるって聞くよ!

いやこれまずいわ、さっさと退散しよう!



あたかも額の汗を拭いているかのように装いつつ

フィニッシャーズタオルで顔を覆い、

お礼もそこそこに逃げるように退散。。゚・(>﹏<)・゚。



ペットボトルの水や、振る舞いの味噌汁を貰い、

こたさんと2人芝生に腰を下ろして、ぼんやり完走証を見ていたら

出るわ出るわ、際限なく流れてくる涙…。

こたさんに見られてはいかんと、

ここでも額の汗を拭いているかのように装っていましたが

どうやらバレていたようです。てへぺろ。(・ω<)



二人これといった会話もなく芝生に座り込み、

「1分や2分ならともかく、

6分も足りないんじゃ悔しがる権利もないですね…」

と呟いたら、

「1分や2分やったら俺が引っ張ってでもサブ4させてた」

どうです、このごもっともな男前発言の説得力。(((*〃゚艸゚))



京都を走るなるぽん会の5人や、泉州のいっちゃんさんの

アップデートを見たりしながら休憩した後

ハーフで別れたクッキーのゴールを迎えようと立ち上がったら

熊本のテレビ局に取材を受けました。∑(゚Д゚)

笑顔の被り物とは裏腹に意気消沈していたエルモとビッグバードは

恐らくテレビ的に元気と華が足りなかったんでしょう、

完全カットされてました。


私、オレンジの脚中に模様のごとく枯れた芝生くっつけまくってたしな。

ここでも発揮された、払う気すらなかった残念な女子力。




ゴールするなり苦情申し立てをするクッキーの誤解 をなだめて

3人で記念撮影。

クッキーも自己ベストを20分以上更新!


熊本城マラソン、聞きしに勝るいい大会でした。

スタッフのみなさん、ボランティアの高校生たち

そして沿道で心からの応援を途切れることなく下さった地元の皆様方

本当にありがとうございました。(*-ω人)

辛い、しんどい、キツい中、どれだけその声に励まされたことか。

とてもとても楽しい大会でした。


これでまた、もう一度走りたい大会が増えてしまい

目下心から困っている私です。





荷物を受け取って着替え、腹が減ったと言う二人と

桂花ラーメンに行ってお昼ごはん。

迷いなく連れてってくれたけど

桂花ラーメンって熊本では有名なんですか?

(男前なこたさんのおごりでした。ごちそうさまでした)


練習不足により内臓まですっかり疲れてる私は

ラーメン一杯も食べきることができませんでしたが

熊本ラーメンおいしかったです。゚ヽ(*´∀)ノ゚


なお、心配には及びません。

私の丈夫な胃腸は、

少し休憩すれば思い出したように空腹を主張してきますので。

現に夜にはガブガブ飲んでガツガツ食べてますので。


二人は走ってる最中にもお腹が減るそうで

そのタフな内臓に感心した私、

「走ってる時にお腹空いたなんて思ったことないです」

尊敬の眼差しで言ったのに、こたさん

「そりゃNAHAであんだけ食ってりゃ!」

どうです、この言いがかり的なツッコミの説得力。



この場で釈明させていただきますが

NAHAは例外です。

ヽ(`Д´;)ノ


(NAHAマラソンレポはこちら から)





ホテルへ戻っている時、どこまでもエルモのこたさんを見て

「エルモだー」

「ねーママ、エルモだよ」

後ろから子どもの声が。


エルモだよねえ。もうマラソン終わったのにねえ。

このおじちゃん、いつまでエルモなんだろうねえ。

なんて思ってたら

「エルモ、けっこう速かった!」


…ん?

振り返って「マラソン見に来てくれたの?」

と訊いたら、可愛い女の子が「うん」

これまた美人なママが、「○○と○○の辺りで応援してました」

三人で、ありがとうございましたとお礼を言いました。



これではっきり思いました。

私のフルマラソンは楽しくてナンボです。

今回の熊本で、頑張るのって悪くない!と思ったし

こたさんのおかげで頑張り方も教えてもらったので

これからは頑張るのも付け足そうと思っていますが

やっぱり仮装は止められない!ヾ(*゚∀゚*)ノ


だって親に連れてこられた子どもが覚えてくれて、

さっきも見た人と認識して応援してくれるんですよ!


仮装はランナーのサービス精神なだけでなく

ランナーも仮装によって沿道からより力がもらえるんです。


熊本でサブ4はできなかったけど

ビッグバードは大きくて暑かったけど


サブ4できなかったのは

ビッグバードのせいだとは全然思っていなくて

単に私の力がサブ4するに足りていなかっただけです。

針の先ほどの後悔もしていません。☆(●´∀`●)



ただ、サブ4の壁は思っていたより高かったので

次に挑戦する時は、壁に敬意を表して(という言い訳で)

涼しいカッコで走るかもしれないけど。(^▽^;)


壁の向こうの世界へ行けた暁には、また何かになって走ります。












続けて今後のとあこの決意表明に入ろうと思いましたが

この倍は記事が長くなるので分けることにします。







最後に、ずっと引っかかってたんですけど

私が死にかけの鳥になっていた区間で

「ビッグバード応援したって」

と先を行くエルモに言われた沿道の男子高校生。





ビッグバードおばちゃん

頑張れ!



って聞こえたんだけどさ、あれ空耳だよね?(:.;゚;Д;゚;.:)

私、息も絶え絶えだったから、聴覚おかしかったんだよね?(:.;゚;Д;゚;.:)













…ね!?(:.;゚;▽;゚;.:)