こんにちは。
ごく一部で、「とあこ非DEBU疑惑」が持ち上がり
困惑のあまり夢にまで見て、思わず彼に相談したDEBUです。
リア友はこのブログの存在を一切知らないので
ブログ上で困ったことが起きた際には、彼にしか言えません。
困った事案が「非DEBU疑惑」とは、平和の極み。
何度も言いますが、とあこは
正真正銘のDEBUです。( ✧Д✧) カッ!!
広告に偽りなし。
自分でもまさかの3部作となった、恵那峡ハーフレポ。
昨日、タイトルを「後編」から「中編」に変えた時は
我ながらため息が出ました。(前後編で終えるつもりだった)
読んでくださるみなさんの疲労たるや、想像に難くありません。
今日は!
今日こそは終わらせますので、どうぞお付き合い下さい。(_ _。)
最大級のリタイアの誘惑を振り切り、
マルちゃんとの邂逅も果たしたとあこ。
その後、親切おじいさんともエールを交わして
諦め半分、リタイア欲半分で走り続けます。
13km 5:43
14km 5:28
15km 5:27
常日頃から、
坂しかない環境で生まれ育った私、
多少の坂など坂とも思わぬ!(  ̄っ ̄)
などとこのブログ内でも強気に言い続けてきたのですが
恵那峡を走っている間、ずっと
ここ上ってるよね??
下ってるように見せて実は上ってない!?
絶対上りだよね!これ!!
((((;;OдO;lll))))ガタガタ
と、平坦な道もしくは平坦に近い下りにひたすら疑心暗鬼。
すべての道はローマに通ず上っているという、
壮大な錯覚にかられて大変な思いをしました。
もはや精神に異常をきたしていたと言えるでしょう。
上っても上っても下らない、悪夢のような錯覚に囚われながらも
15kmを超えてやっと、ゴールできるという気持ちになってきました。
残り5kmまで、もうすぐという曲がり角。
そこに電光掲示時計が設置してありました。
確か、その時1時間32分台。(記憶もおぼろげ)
何度も言いますが、0.975mの計算ができない私。
2時間切るには…
ざっくりキロ5分か、ムリだな!!(`・ω・´)
早々と諦めてました。
ここまでこんなに頑張ったのに、2時間の壁は高い。
てゆーか、フリだけでも根性出せよ>とあこですがここから、私でも下りだと感じられる緩やかな下り坂。
今日初めての調子よさで走っていきます。
呼吸もようやく落ち着いた感じ。
16kmを過ぎた時、ふと思いました。
どこからスパートかけようか。
いつもの私なら、前半抑えて後半伸ばしていくんですが
今日はそもそも最初から5分半基準という、
私レベルのランナーにしては攻撃的な走り。(走れてないけど)
最寄り駅から会場までにあった坂、あれがラスト1kmの上り坂。
あそこからのスパートじゃ絶対伸びない。
脳裏をよぎるのは、精一杯力を出して自己ベストを更新していた
RUNブロガーのみなさん。
私も一度、力を使い切ってゴールしてみたい。
幸い、今のところ平坦か緩やかな下りだし、残り6km弱。
よし、あと5km頑張って走ろう!!
(でも最後1kmは端から捨ててる)
ここにきてようやく走ることに前向きになったとあこ。
前を走る人たちを目標に、ぐんぐん抜いていきます。
中でも黄緑の男性と赤の女性、その呼び方はどうだ
だいぶ引っ張ってもらいました。(。-人-。)
16km 5:10
17km 5:10
18km 5:16
19km 4:50
20km 4:47
ところで恵那峡では、全ての給水所で給水しましたが
コップがプラスチックだったんです。
飲み口を折ることができないので、走りながら飲めない。
仕方なく(いや、けっこう喜んで)給水中は歩いてました。
上記でも18km地点で給水してます。
プラスチックはコストもかかるだろうし、
来年からは紙コップにしてくれると嬉しいなあ~。
…って来年も走るの!?∑(゚Д゚)マジカ!
最後に控えた大壁、地獄のような上り坂。
一気に脚が止まり、歩かないのが精一杯。
スパートをかけてからは誰にも抜かれずに来ましたが
この坂で唯一、件の赤い女性に抜かれました。
初めて顔を歪めてマラソンしました。
ほんとーーーーに苦しかったです。
おまけに、あろうことか上り坂のてっぺんにカメラマンがいて
それに気付いた時は愕然としました。
サングラスも外して帽子に引っかけてたし、顔丸出し。
そんな悪趣味な場所で構えてんじゃねーよ!!
高そうな一眼レフだな、オイ!!
望遠レンズ付きか!!(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!
(よく見てんな)
と、辛くて声が出せないので、心の中で悪態をつきました。
そうですね、ただの八つ当たりです。
ええ、八つ当たりですとも。(TωT)
それにしてもどこのカメラマンだったのか…
新聞社か…オールスポーツか…。
あの顔が世に出るのだけは、全力で止めたい。
21km 5:33 →予定通り、辛うじて走っている
最後トラックに入ってからも、
いつもみたいにスパートできる気がまるでしません。
これは本当に力を尽くしたな!!
という満足感が、すでにこの時点で湧き上がってきます。
しかし、ゴールはもう少し先。
トラックに立っていたボランティアの男子高校生の一人が
声をガラガラにして握り拳で応援してくれてました。
「がんばれ!前に食らいつけ!!」
「あと少しだ!走れ!!」
「前に離されるな!抜かれるな!!」
熱いなあ~青春だなあ~松岡修造だなあ~。
彼は、最後まで修造節でランナーに檄を飛ばしてました。
あの時の君、ありがとう。(。-人-。)
これが本当のラストスパート。
自分の足音がやたらドスドス聞こえますが、
もうフォームなんて知ったことではない。
しかも、ゴール脇の電光掲示時計…
あれ!?2時間切れる!!なぜだ←
0.9175km 4:39 →ゴールしてから10秒ほど時計止め忘れる
初めて顔を歪めた最後の上り坂からの、
初めて笑顔ではなかったゴール。
その場で完走証を発行してくれましたよ~。
心の底から力を使い果たしました。
なんの悔いもありません。
ゴール後にもらった塩にぎりと、豚汁。
私は食べなかったけど、おしるこもありました。
わざとなのか、田舎ならではなのか、
ちょっと塩分濃いめで走った後の体にとても染みました。
おいしかった♪( *´艸`)
具もたくさん入ってた!
トラックの脇に陣取り、豚汁とおにぎりを食べながら
マルちゃんのゴールを待ちましたが、
それこそ私がこれらを受け取ってる間にゴールされてたみたい。
練習不足と言いながらのナイスラン!
あとは親切おじいさんを迎えようと、引き続きトラック脇で待機。
名古屋ウィメンズでは体力の限界でできなかった、
ランナーのお出迎えが恵那峡でできました。
トラックから離れてるのでハイタッチはできませんでしたが
みんなに「おかえり」が言えました。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
仮装ランナーがとても少ない恵那峡。
その中でミニーちゃんのかぶりものをしていた女性。
「ミニーちゃん、おかえり!!」と言ったら
手だけ挙げて応えてくれましたが、しんどそうだったな~。
しんどくて声援に応えるのがツラいという気持ち、
名古屋ウィメンズでくまモンをやった私には痛いほどわかりますが
やっぱり仮装(?)ランナー見ると、声かけちゃうのね。
応援する人の気持ちもわかりました。(^▽^;)
みんなが精一杯の表情で帰ってくるのを見てるうちに
自分も走ったのにも関わらず、ジーンと感動してしまいました。
あれ見てると、つい頑張れって言いたくなるんですね。
充分頑張ってるのは重々知ってるんだけど!
2時間20分を過ぎた頃、親切おじいさんも帰ってきて
「おじさーん!!ラスト頑張れーー!!」
叫んで見届け、おもむろに更衣室へ。
寒かったのでだいぶ冷えてきました。
着替えた後、荷物を置いていたところに戻り
今まさにスラックスのチャックを上げていた
着替え中のおじいさんにお礼を言って帰宅の途につきました。
(もう空気すら読まない)
いい出会いもあったし、マルちゃんも見れたし←
ハードだったけどいいコースだったし、素敵な大会でした。
ところで、どうも平均5分半で走れた気がしないのに
なぜ2時間切れたんだろうと不思議なんですが
ぎりぎり平均5分半切ってたみたいです。
と、また会社で撮ってる。( ̄▽+ ̄*)
そしてざっくり計算で大方合ってたことに驚き。
というわけで、ああ良かった!なんとか3回で終わりました。
みなさま、お付き合いありがとうございました。
ハーフの度に3部作じゃ、たまったもんじゃないな!