第13回 恵那峡ハーフマラソン大会 中編 | RUN!FUN♪RUN!

RUN!FUN♪RUN!

走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんにちは。






前置きがなくて申し訳ないんですが(←自意識過剰)

早速昨日の続きに入ろうと思います。(。-人-。)






話には聞いてたんです。

恵那峡は、アップダウンの厳しいコースだと。


走る前に、あの親切なおじいさんにも聞いたんです。

「スタートから上りが4キロくらい続くよ」と。




ええ、聞くのと実際走るのとじゃ大違いですね。





走った感想として、恵那峡のコースは



上り上り上り平坦上り下り

上り上り上り平坦下り上り

上り下り下り上り上り平坦上り上り

下り下り下り下り下り下り平坦上り

上…上りですが何か!




という感じでした。

…「上り」と「下り」が記号にしか見えなくなってきた。





1km走っただけで息は最高潮に上がり、ハーハーゼーゼー。

2kmで早、リタイアの2文字が脳裏に浮かびあがってきました。

この上り坂攻めが、まだ少なくとも2kmは続くのかと思うと…。


今日のテンションの低さは、もしやこれを予感していたのか。

私の第六感、すげえな!!∑(゚Д゚)

(朝ご飯食べ損ねたからでしょ)



それに、この靴。

今日履いてるadidas匠、すごく自分の脚力が要る気がする!

いつもみたいに、道路からの反発を感じない。


いくら体重が重いからって、

クッション性が高ければいいってもんではないという

RUNブロガーこたさんのコメントを真に受けた結果が

まさかこんなに脚にくるとは!



やっぱり体重が重いから

脚の負担がすごいぞ!!

改めて自覚する事態。




ここでadidas匠について、ちょっと脱線。


基本的には、フルマラソンサブ3.5程度のランナーが履くシューズ。

道路からの力もよく捉え、脚が勝手に前に出るような感覚を持つ。

基本的には中レベルのランナー以上対象だが

初心者でもレース用に使えるような、オールマイティな一足。


ざっと、そんな感じの評判を持つシューズです。


DECOPIC_2013-06-13_10.15.12


買った当時は、そんなレベルの高いシューズとは知らず

ただデザインが気に入って購入に至ったわけですが

実物を見たら、腰が引けるほどソールが薄く(感じ)て


私の体重でこれ履いたら、膝が壊れる!!(.;゚;;∀;゚:,)


と恐れおののき、ほぼ靴箱の居候と化していました。



そんな秘蔵っ子が、満を持して登場。(ものは言いよう)

その結果、

「脚が勝手に前に出る」のは脚ができてる人だから。

という至極当然の結論を、走りながら出すことになりました。



要するに、

脚が疲れた!!・゚ヾ(゚`ェ´゚)ノ

ということです。たった2kmで。

カヤノにしなかったことを後悔。


スタートしてから間もないというのに、半泣きのとあこ。



1km 6:49   →スタート直後の狭い道と、上り坂で前が進まず

2km 5:45   →平均5分半、と取り返しに躍起になる

3km 5:36   →もうだいぶ心が折れてる

4km 5:41   →まだ上るのか、いい加減にしろ

5km 5:45   →下りはまだか!!!




リタイアしたい欲がものすごく沸いてきます。


だいたい、今日は最初から気乗りしなかったんだし。

どこか痛いところはないか。それを理由にリタイアしよう。

脚が疲れて動かない。(何度も言うが、まだ序章)


6km 5:21

7km 5:16

8km 5:38



上りか下りか、とてもよくわかるラップ。

8kmで折り返しがありました。

え~まだ10km到達してないの!?(´д`lll)


9km地点では、スタートまで一緒にいた親切なおじいさん発見。

全っ然余裕ないのに、笑顔で「おじさーん」と手を振る。

ねえねえ、それどういう心境?(と、自問自答)



9km 5:19   

10km 5:33

11km 5:34

12km 5:48



あまりにしんどくて、ここまで言及してきませんでしたが

恵那峡、景色がすごくいいです。


あまりにしんどくて(2回目)、写真は一切撮れませんでしたが

住宅もポツポツと点在しているだけで、ほぼ畑。

あちこちで濃いピンクの枝垂れ桜が満開。

高いところから、遮るものなく遠くの山まで見渡せました。



応援の人も数こそ少ないものの、

おそらく住民総出くらいの勢いで出てきてくれてたと思います。

旗を振り振り、あたたかくてありがたい応援でした。

あまりにしんどくて(3回目)、声で応えられませんでしたが。





そんな絶景の中、常に己と闘い続けていたとあこ。

12キロ地点で、折り返しコース向かい側の空き地に

「救援車」と書いた車が停車してました。





この…

この中央線さえ踏み越えて…

あそこのあのお姉さんに…



リタイアします。




とだけ言えば、あの車に乗れる!!(´Д⊂







100メートルくらい前の地点から、その車を見つめて

そんなことを考えていた私。



ここで誰かに「いいんだよ」と、もし一言かけられたら

間違いなく中央線を踏み越えていたと思います。





ギリギリだった心を乗り越えられたのは



汗まみれの私が乗ったら

あの車、汚れるな…。




という、ものすごく的外れな自制心でした。

今そこなの!?∑(ΦдΦメ)




人間、追いつめられると何を思うのか実に不可解ですが
おかげで完走できたので、結果オーライとします。
ここが最大のリタイア欲でした。





13キロくらいのところで、再び折り返し。



折り返してすぐ、マルちゃんを見つけました!

私はすでに一方的にマルちゃんを認識してますが

そんなことは一切知らないマルちゃんに対して


「マルちゃーん!!」


手を振りながら、いきなり呼ぶ。(;´▽`A``


サングラスかけた見知らぬDEBUに呼ばれたマルちゃん


「……えっ!?」


困惑。そりゃそうだ。



とあこです、と自己紹介もすればよかったんですが

コース上でそんな余裕はありませんね。(当たり前)


ちなみにマルちゃんの私のイメージは、

声の低い、貫録のある姿だったそうです。


ええよく言われます、イメージ和田アキ子だと。

まず身長が152cmなので、見た目こそ若干違えど

中身は和田アキ子で大きな相違はないです。




私だって気付いてくれたかなー

マルちゃん、けっこう近いところにいたなー

追いつかれたら自己紹介しよう。←



マルちゃんと会えて、少し元気になりました。

残り10キロ切ったし、完走目指して頑張るか~。









ということで、ブログもまさかの折り返し。

ハーフでも3回に分かれるのか。




まー長い。(›´ω`‹ ) ゲッソリ