こんにちは。
前置きがなくて申し訳ないんですが(←自意識過剰)
早速昨日の続きに入ろうと思います。(。-人-。)
話には聞いてたんです。
恵那峡は、アップダウンの厳しいコースだと。
走る前に、あの親切なおじいさんにも聞いたんです。
「スタートから上りが4キロくらい続くよ」と。
ええ、聞くのと実際走るのとじゃ大違いですね。
走った感想として、恵那峡のコースは
上り上り上り平坦上り下り
上り上り上り平坦下り上り
上り下り下り上り上り平坦上り上り
下り下り下り下り下り下り平坦上り
上…上りですが何か!
という感じでした。
…「上り」と「下り」が記号にしか見えなくなってきた。
1km走っただけで息は最高潮に上がり、ハーハーゼーゼー。
2kmで早、リタイアの2文字が脳裏に浮かびあがってきました。
この上り坂攻めが、まだ少なくとも2kmは続くのかと思うと…。
今日のテンションの低さは、もしやこれを予感していたのか。
私の第六感、すげえな!!∑(゚Д゚)
(朝ご飯食べ損ねたからでしょ)
それに、この靴。
今日履いてるadidas匠、すごく自分の脚力が要る気がする!
いつもみたいに、道路からの反発を感じない。
いくら体重が重いからって、
クッション性が高ければいいってもんではないという
RUNブロガーこたさんのコメントを真に受けた結果が
まさかこんなに脚にくるとは!
やっぱり体重が重いから
脚の負担がすごいぞ!!
改めて自覚する事態。
ここでadidas匠について、ちょっと脱線。
基本的には、フルマラソンサブ3.5程度のランナーが履くシューズ。
道路からの力もよく捉え、脚が勝手に前に出るような感覚を持つ。
基本的には中レベルのランナー以上対象だが
初心者でもレース用に使えるような、オールマイティな一足。
ざっと、そんな感じの評判を持つシューズです。
買った当時は、そんなレベルの高いシューズとは知らず
ただデザインが気に入って購入に至ったわけですが
実物を見たら、腰が引けるほどソールが薄く(感じ)て
私の体重でこれ履いたら、膝が壊れる!!(.;゚;;∀;゚:,)
と恐れおののき、ほぼ靴箱の居候と化していました。
そんな秘蔵っ子が、満を持して登場。(ものは言いよう)
その結果、
「脚が勝手に前に出る」のは脚ができてる人だから。
という至極当然の結論を、走りながら出すことになりました。
要するに、
脚が疲れた!!・゚ヾ(゚`ェ´゚)ノ
ということです。たった2kmで。
カヤノにしなかったことを後悔。スタートしてから間もないというのに、半泣きのとあこ。
1km 6:49 →スタート直後の狭い道と、上り坂で前が進まず
2km 5:45 →平均5分半、と取り返しに躍起になる
3km 5:36 →もうだいぶ心が折れてる
4km 5:41 →まだ上るのか、いい加減にしろ
5km 5:45 →下りはまだか!!!
リタイアしたい欲がものすごく沸いてきます。
だいたい、今日は最初から気乗りしなかったんだし。
どこか痛いところはないか。それを理由にリタイアしよう。
脚が疲れて動かない。(何度も言うが、まだ序章)
6km 5:21
7km 5:16
8km 5:38
上りか下りか、とてもよくわかるラップ。
8kmで折り返しがありました。
え~まだ10km到達してないの!?(´д`lll)
9km地点では、スタートまで一緒にいた親切なおじいさん発見。
全っ然余裕ないのに、笑顔で「おじさーん」と手を振る。
ねえねえ、それどういう心境?(と、自問自答)
9km 5:19
10km 5:33
11km 5:34
12km 5:48
あまりにしんどくて、ここまで言及してきませんでしたが
恵那峡、景色がすごくいいです。
あまりにしんどくて(2回目)、写真は一切撮れませんでしたが
住宅もポツポツと点在しているだけで、ほぼ畑。
あちこちで濃いピンクの枝垂れ桜が満開。
高いところから、遮るものなく遠くの山まで見渡せました。
応援の人も数こそ少ないものの、
おそらく住民総出くらいの勢いで出てきてくれてたと思います。
旗を振り振り、あたたかくてありがたい応援でした。
あまりにしんどくて(3回目)、声で応えられませんでしたが。
そんな絶景の中、常に己と闘い続けていたとあこ。
12キロ地点で、折り返しコース向かい側の空き地に
「救援車」と書いた車が停車してました。
この…
この中央線さえ踏み越えて…
あそこのあのお姉さんに…
リタイアします。
とだけ言えば、あの車に乗れる!!(´Д⊂
100メートルくらい前の地点から、その車を見つめて
そんなことを考えていた私。
ここで誰かに「いいんだよ」と、もし一言かけられたら
間違いなく中央線を踏み越えていたと思います。
ギリギリだった心を乗り越えられたのは
汗まみれの私が乗ったら
あの車、汚れるな…。
という、ものすごく的外れな自制心でした。
今そこなの!?∑(ΦдΦメ)
人間、追いつめられると何を思うのか実に不可解ですが
おかげで完走できたので、結果オーライとします。
ここが最大のリタイア欲でした。
13キロくらいのところで、再び折り返し。
折り返してすぐ、マルちゃんを見つけました!
私はすでに一方的にマルちゃんを認識してますが
そんなことは一切知らないマルちゃんに対して
「マルちゃーん!!」
手を振りながら、いきなり呼ぶ。(;´▽`A``
サングラスかけた見知らぬDEBUに呼ばれたマルちゃん
「……えっ!?」
困惑。そりゃそうだ。
とあこです、と自己紹介もすればよかったんですが
コース上でそんな余裕はありませんね。(当たり前)
ちなみにマルちゃんの私のイメージは、
声の低い、貫録のある姿だったそうです。
ええよく言われます、イメージ和田アキ子だと。
まず身長が152cmなので、見た目こそ若干違えど
中身は和田アキ子で大きな相違はないです。
私だって気付いてくれたかなー
マルちゃん、けっこう近いところにいたなー
追いつかれたら自己紹介しよう。←
マルちゃんと会えて、少し元気になりました。
残り10キロ切ったし、完走目指して頑張るか~。
ということで、ブログもまさかの折り返し。
ハーフでも3回に分かれるのか。
まー長い。(›´ω`‹ ) ゲッソリ