こんにちは。
オールスポーツの写真が公開されました。
とりあえず見てみたら、歩いてる写真が3枚あった!
オールスポーツを全く意識してないのは置いといて
(一度もカメラマンにポーズを取った覚えがない)
あんなに歩けなかった42キロの一体どこにカメラがいたのか!
別の意味で衝撃を受けたとあこです。
ちなみに去年に引き続き、今年も買いません。
あまりの醜体、みっともなくて見るに堪えない。
これが後世まで残るとか…拷問だわ。il||li _| ̄|○ il||li
自分のDEBUさにゲンナリしつつ、レポその⑤です。
最大の難所である上り坂を超えて36キロ地点。
道を渡ったらしい弟一家が、手を振っているのを早々に発見。
迷わずルナとメイの元へ突進。
いつもと様子の違う叔母にようやく慣れたのか
(堅い)笑顔ではにかむルナ。
「ちょっとタイム落ちてきたね」
「うん、今日疲れちゃってさ。走りたくないんだよね」
などと姉弟が話しているところ、無言で距離を取り
手にしたケータイでくまモンをバシバシ撮影しています。
私はと言えば、「沿道で知り合いとおしゃべり」は
せっかく会得した休憩方法なので、まだコースには戻りません。
弟や義妹、メイ(こちらも叔母に慣れた様子)と歓談中に
心ゆくまで写真撮影したルナが私のところへやってきて
「ルナ、とあちゃんといっしょに
ごはんたべにいきたい」
…え、今!?(´・∀・`)
この申し出を聞いた弟、苦笑いで
「さっきから100回くらい言ってるんだよね」
なんという癒し系!(叔母バカ)
「そっかー、でもとあちゃんこれ終わったら飲みに行くから
今日は疲れちゃってるから、また今度でいい?」
「うん、わかった」
100回訴えていたわりに聞き分けのいいルナ。
後ろ髪をひかれる思いでようやくコースに戻ります。
(これ以上追及されると困るという大人の事情)
弟一家が来てくれたおかげでとても気が紛れましたが、
それで脚の疲労が取れるわけもなく、ここからが長い。
私設エイドのコーラやイチゴをいただいたりしながら
ひたすら右足と左足を交互に出す作業に勤しみます。
くまモンである私は、そこに左手を高く上げる作業と
上げた左手を左右に振る作業と、
沿道に向かって口角を上げて口呼吸する作業もあります。
そんな39キロ地点では、再び同期のAYU登場。
「あ~AYU~!!わーい休憩~!!ヽ(*´∀`)ノ」
休憩宣言も堂々たるものです。
地下鉄の駅から離れているので沿道の人も少なく
疲れがピークに達したランナーが亡霊のごとく
黙々と走っているのを見たAYUに
「何ここ!足音しかしないじゃん!」
などと突っ込まれながらしばらく雑談を楽しみ
(口と脚は完全に別物だということを実感中)、
ゴールへ向かうというAYUとお別れ。
コースに戻ればくまモンコールも復活。
休憩ばかりしていても、体は限界の私。
ずっとキープして走行していた左側から、
なるべく目立たぬよう右側へそっと移動。この時点で本末転倒の仮装ランナー
そして、懲りずに歩いてみる…
「くまモン、歩くな~走れ~!!」
はい…。( ;∀:)
歩かせてよ、あんたが走ってんじゃないんだからさ…
と思わず毒づきつつ、この声の主、声がしゃがれてガッサガサ。
それでも沿道から遠く離れた私を大声で応援してくれたんです。
走らないわけにいかないじゃあーりませんか…。( ;∀:)
なぜチャーリー浜
応えるのもかなりツラいものの、誰もがしんどいこの地点
少ない沿道の応援を私が独り占めしてるけどいいんだろうか、
と、他のランナーに対して申し訳ない気持ちが沸いてきました。
そんな私の心配も、最後41キロ地点の給水所で吹っ飛びます。
後ろから来た美ジョガー、給水中の私に
「くまモン、大変ですね」
彼女は「頑張って」と言って去っていきました。
声援独り占めは気にしなくていいらしい。
彼女のおかげでちょっと気が楽になりました。
ここまで来ると、ボランティアの皆さんの激励にも力が入ります。
あと1キロ。
もう少し。
キロ8分でいきましょう!
たくさんのボランティアの方が声をかけてくれる中
拡声器を使ってランナーたちにゲキを飛ばす
おじさんボランティアがいました。
私がその前を通り過ぎようとした瞬間
「くまモン、頑張れ!」
振り返って手を振る私。
「くまモン、元気がないな!」
…あるわけないよね。( ;∀:)精一杯のパフォーマンスよコレ
それでも走りながら答えましたよ、大声で。
「元気だよ~!頑張る!!」
今回は最後までやたら声を張ったフルマラソンだったな…。
少し先にテレビカメラ発見。
うちでテレビ観戦してるという友人も何人かいたので
見つけたら映るように努力する、と約束していました。
これまで一度もテレビに遭遇しなかったけど、ここにきてようやく!
あと3メートル!!
…というところで、そのテレビマンたち。
突然顔を上げ、私の後方から颯爽と抜いていったランナーを
猛然と追いかけ出し、風のように去っていきました。
(後で確認したら、ランナーは地元テレビ局のアナウンサーでした)
…あと3メートル…。( ;∀:)
「持って」ない女、とあこ。
それでもそんなことをしてるうち、ゴールは目前。
ゴールのナゴヤドーム周辺は見物客で溢れ返り
おかえり!とハイタッチの嵐。
ドームの敷地内に入ると、走り終えた美ジョガーが並んで
「おかえり~!」
「おかえり、くまモン!」
笑顔とハイタッチでお出迎えしてくれました。
身も心も美ジョガーだよ、あなたたち…。
こんなにツラかった42.195キロは初めてだったので
心底涙が出そうで…
あ、ダメだこみあげてきた…。(ノ_-。)
…違う、これはアレだ。
4時間走の時に経験した 、呼吸がおかしい症状だ!
ゴールを目の前に、元気も戻って脚も動く。
こんなにまだ走れたのかと思うほど元気なのに、
歩きたいなんて今これっぽっちも思ってないのに、
歩かないと息ができない…。( ;∀:)
おかげで出かけた涙も引っ込みました。
今日、ほんとに体調悪かったんだなあと
最後の最後で体に教えられた次第。
息が普通にできるようになるまで、最小限で歩き
すぐに走り出します。
ドームの中に入ると、華やかなピンクの絨毯。
にぎやかな人々の気配と歓声。
盛り上げるDJのトークと、楽しげな音楽。
いつもの通り、ラストスパート!
最後の力全て出し切って、全力疾走…
…したけど、ラスト20メートルで
首にかけてたウォークマンが落ちて、拾いに戻る。(_ _。)
最後までなんだかパッとしない42.195キロ。
それでもなんとか完走しました。ヽ(;´Д`)ノ
レポもようやく完走間近
最後まで走らせてくれてありがとう。
と、ゴールで一礼。
そして、ごそごそとポーチからカメラを取り出す。
ティファニーゲートまでの間に、
イケメン隊と写真撮ってたランナーを横撮り。
知り合いではありません。
大混雑のティファニーゲート。
選り好んでしっかりイケメンのところに並ぶと
ティファニーと一緒に写真を撮りたがる女子が大発生するため
ちっとも進まないというイライラ渋滞に陥ります。
(※ティファニーゲートでの写真撮影は禁止です)
ここはそこそこのイケメンで妥協するのが得策(失礼だな)。
ゲートを通り過ぎたところで、前日のEXPOでライブしてた
6-pack(というらしい。グループ名が腹筋て)発見。
こそっと撮ろうとしたら、気付いて揃って目線くれました。
やることもイケメンで、ケチのつけようがない。
流れに従ってドームを出ると、私が先ほど美ジョガーたちに
ハイタッチしてもらった涙の駐車場内コースに出ます。
私も帰ってくるランナーたちにハイタッチしたかったけど
いかんせん、まったくその体力が残ってない…。(x_x;)
立って歩いてるだけで脚が攣りそう。(って高知でも言ってたな)
次は必ず、と心の中で言い訳して、更衣スペースへ進みました。
最初から最後まで、なかなかの苦行だった
名古屋ウィメンズマラソン2014。
何度も何度も、心からツラいと思いましたが、
止めたいとは一度も思わず、終わってしまえばすぐに
楽しかったと思えるのがフルマラソンの不思議。
マラソンは己との闘いで、孤独なスポーツです。
でも私は、マラソンを走ってる時ほど
人との繋がりを感じることはありません。( ´艸`)
ボランティアのみなさん、スタッフのみなさん。
沿道のみなさん、家族・友人。
みんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう!!
高知にも名古屋にもオールスポーツがいたので
撮ってくれた写真をネットで見せてもらいました。
歩いていた(奇跡の)3枚を除き、全て笑顔で写ってました。
フルを走ってる時、楽しくて仕方ないのが表れてました。
笑顔で走れてるうちは、マラソン止められないです。(´∀`)
これで私の今シーズンのフルマラソンは終了。
目標に掲げていた、4時間半は達成できました(ネットだけど)。
来シーズンは、4時間15分を目指します。
…え、目標が小刻みですか?
身の程を知ってるんです
着替えた後、ドームで初めて会った神。
中学生と間違えるような童顔小柄な女子でした。
(ちなみにこの日も、東京マラソンの2週間後ながら
全身ドナルドダックの衣装で気楽にサブ4で完走。
彼女も沿道に歩かせてもらえなかったとボヤいていました。
こんなところで神と思いを一つにするとは!)
そうか、この子があのキーホルダー を…納得。
(*´∀`)
グダグダなレースですが、記録として記載します。
()内はネットタイム。
5km 0:38:16(0:34:03) 34:03
10km 1:10:34(1:06:21) 32:18
15km 1:42:51(1:38:38) 32:17
20km 2:14:21(2:10:08) 31:30 →父を大声で呼ぶ
25km 2:46:51(2:42:38) 32:30 →仏頂面のルナをハグ
30km 3:20:57(3:16:44) 34:06 →止まって休憩、を取得
35km 3:56:53(3:52:40) 35:56 →ルナに食事に誘われる
40km 4:35:32(4:31:19) 38:39 →拡声器で檄を飛ばされる
2.195km 4:50:24(4:46:11) 14:52 →美ジョガーに感動する