名古屋ウィメンズマラソン2014 ④ | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんばんは。




いつまでもレポが終わる気配のないとあこです。

長丁場にもほどがある。



そして、書き始めから4行目にして残念なお知らせです。



ハーフを過ぎて、いよいよ余裕がなくなってきたくまモンとあこ、

この先沿道やボランティアの人々に応えるのが精一杯で

ゴールまで写真を一切撮っておりません。(´・ω・`)

なのでここから出てくる写真は、文章と一致しません。

まぎらわしいから出さなきゃいいんですが、

目寂しい(←口寂しい、みたいな使い方)のであえて載せております。


よし、最初に断ったから、詐欺ではない!(  ̄っ ̄)

どこ心配してるんだ






では参ります、名古屋ウィメンズレポその④。




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ハーフを過ぎ、名古屋きっての主要幹線である若宮大通を走ります。

この辺りは、去年と少しコースが変わってました。

あと、35キロ地点の丸の内辺りも少し変わってました。


全面通行止めのせいで、開店休業状態のガソリンスタンドで

私たちの応援のためにバンド演奏をやってました。

ちょうど私が通りがかったときにサビに入ったので、

なけなしの体力を使って拳を突き上げて応援。(ももクロでした)

なぜ私が応援してるのか。

すでに疲れてるんだから、おとなしく応援されとけばいいものを。



未設定


拳を突き上げながら折り返し、ぴちぴちのチアガールたちの横を通ると

初めての食べ物エイドがあります。

去年と同じく、バナナときのこの山。


食べる気になれず、スタート前にブロ友りっこさんがくれた

ゴールドのアミノバリューの顆粒を水と一緒に飲みました。


後で思ったんですが、今回のヘロヘロ具合は

食べ物をろくに摂らなかったのにも原因があるかも。


3時間程度で走り切るようなランナーならともかく、

4時間を越えて走る私は食べ物補給が重要だと反省しています。


再び伏見の大通りへ戻ると、道を渡った父がいました。


次はどこにいるの?

ドームにおるわ。


相変わらず車線を挟んで会話を繰り広げる声のでかい親子。

父はガールフレンドと一緒に応援してるはずなのに、一人でした。

神(娘)速いから、ガールフレンドは先行ったかな。



片側4車線の広い道路、沿道からの声も聞こえにくい。

仕方ないので前だけ向いて走っていたら、御園座の前辺りで


「とあちゃーん」


声のした方を見ると、弟一家が!

(私を呼んだのは義妹ですが)


ル ナ&メ イ ♥(≧▽≦)


喜びのあまり、コースアウトして駆け寄る私。


ここで遅ればせながら報告しますが、私、眩しがりな上

目から入る紫外線と紫外線による疲労の恐怖に耐えられないので、

くまモン帽にEXILE並みのカッコいいサングラスを着用しております。



メイ、突然自分の方に向かってきたおかしな格好したヒトに驚いて

手に力が入ったのか、握った紙パックのストローから飛び出す液体。

そしてガードレールに座ったまま固まる内弁慶なルナ。

嫌がりはしていないものの、喜びもしていない仏頂面のルナを

一方的にハグして勝手に力をもらい、お礼を言ってコースに戻ります。

完全に独りよがりですが、何か問題でも?(ノ∀`)



さらに伏見の大交差点を通過したところで


「とあちゃーーーん!!」


声の大きさには私よりはるかに定評のある、同期の仲良しが

私と同じくまモン甚平を着て見参。


彼女、私の彼と同等もしくはそれ以上のマラソン嫌い。

なのに、

「来ればきっと見るだけでも楽しいと思うよ」という私の甘い囁きに

まんまと素直に乗って、自転車で駆け回って応援してくれました。


何度も言いますが、私と同じくまモン甚平を着て

一人で。(´∀`*)


楽しくて優しい、めちゃめちゃいい子です。

駆け寄った私に「いいよいいよ来なくて!」と恐縮してました。





25キロ過ぎて連続で3組の応援に会えて、心のパワーは満タン。

でもマラソンの真骨頂はここからです。


名古屋城の見えるカーブを過ぎ、名古屋城のお堀沿いを走る。

ここまでなんとか歩かず来ていますが、

歩きたい気持ちはどんどん大きくなっています。



よし、西区の30キロ周辺は去年8割方歩いてたから

今年は私もあそこでまぎれて歩こう!+(0゚・∀・) +

何が「よし」なのか、情けない決意表明



そう決めた30キロ周辺。



誰も歩いてない。(TωT)



やっぱり1年経って、みんな練習してきたんだな…。

と思いましたが、よく考えたら去年とはスタートブロックが違ってる。

Dブロックはだいたいサブ4.5前後でタイムを申告したランナーたち。

私も、去年のGブロックとは申告タイムに1時間半の差があります。

DとGのランナーの走力に大きな違いがあることを肌で感じました。



ですが、それはそれとして問題は私です。


あそこで歩こうと決めて、ここまで頑張ってきた気持ちを

走り続ける方へ切り替える方法が見つからない。(T▽T;)

もう限界だと、誰も歩いていない中、そっと歩いてみました。←



その途端に飛んでくる沿道からのゲキ。


「くまモン、頑張れ!!!」


はい…。( ;∀;)


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そうでしょう、そうでしょう。

ただでさえ目立つのに、誰も歩いてない中歩けばそうなるでしょう。

ああ、そうだろうとも。


泣く泣く走り出しました。

結局歩いたのは10歩くらいです。



この後、( ;∀;)←この顔文字を多用することになります。

こんなに私の気持ちを的確に表している顔文字があろうか、

いや、ない。(反語)



それでもツラいことは変わらないので、何度か歩こうと試みましたが

その度に必ず励まされ…歩くに歩けない。( ;∀;)


未設定


なんとか歩く方法はないかと(沿道との無益な闘い)、

端に寄ってエアサロを吹きかけてみたり、

ずっと攣ってたけど走れないほどじゃなかったから無視してた、

右足の指真ん中三本にようやくかまってみたり、

もはや完全なる悪あがきです。


仮装はランナーのサービス精神だが、体調万全の時に限る。


そう、私の教訓はここで誕生したわけです。



かくなる上は給水所でボランティアさんに甘えよう!

次の給水所ではしんどい胸の内を聞いてもらおうと

再び情けない決意を胸に、31キロ地点の給水所へ。


VAAMを手にしながら、泣き言を言おうと口を開いた瞬間


「くまモン、頑張れ~」

「かわいいよ、頑張れ!」


はい…。( ;∀;)



どこでも、必ず声をかけてくれるボランティアの皆さん。

本当に感謝してます。

彼らがいなかったら、絶対こんな楽しいお祭りにはなりません。


でもね…くまモンちょっとしんどかったの…。( ;∀;)

もう走りたくな~いって、小声で言いたかったの…。( ;∀;)



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(今回、こういうボード持って立ってる方たくさんいました。

どこかで配ってたのかな、すごく励みになってよかったです)




なんか沿道の人やボランティアの方に恨み言

言ってるみたいですが、決してそんなことはありません。

感謝の気持ちはどこの大会でも常にとあこの胸いっぱいです。

感謝で体重増えたんじゃないかってくらいです。それ勘違い


なので、どんだけツラくても笑顔と手を振るのは止めません。

途中、声を出すのはしんどくなってやめた区間はありましたが。


給水中に声かけられて、うっかり頷いて顔中水びたしになっても

毎回ビタビタの笑顔で返事を返しますよ!

首の手ぬぐい、汗より水拭いた数のほうが多いという学習能力の低さ




ここまで何も食べていない私。

エイドのういろうは貰いましたが、ウエストポーチへ。

公設エイドのパンやきのこの山は食べる気になれず、

この後ぼつぼつ出てくる私設エイドのみかんやオレンジ、

きゅうりやイチゴがありがたかったです。



運命の33キロ地点。

すっかり( ;∀;)この顔が張り付いている私に

ついに休む方法が見つかりました。


26キロ地点で登場した、仲良しの同期AYUちゃん。

彼女が33キロに再び現れ、これ要る?と

自分で買って持参してくれた(優しい)エアサロに近寄った私。


「もう走るの止めていい?」

「いいよ~(°∀°)b 」←マラソン嫌いなので返事が早い

「ありがたいんだけど、歩かせてもらえないの~(T▽T;)」

「あ~、そうだよね。見てた見てた~」


エアサロを使いながら、溜めに溜め込んだグチをAYUに聞いてもらう。

しゃべりながら気付いたんです。


沿道の誰かと話してれば、

誰からも応援されない!∑(゚Д゚)

なんだそれ



もう仮装ランナーの最低ラインすれすれを飛行中ですが、

AYUと話して元気が出たので、コースに戻って走ります。

この先は、唯一の難所である坂。

坂は走るよ!!どれだけしんどくても!!



ここも去年は、9割方周りが歩いてたように記憶してますが

今年は歩いているランナーは全体の3割程度。

去年みたいな何十人のごぼう抜きとはいきませんでした。










まだ35キロ地点ですが、やたら長くなったので続きます。

書くのに2時間半かかったのに10キロ程度しか進んでないわ。

満身創痍で走るより遅い。ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、









もう少しおつきあいください。(。-人-。)