先日、姪っ子ルナからこんなお誘いが。
「とあちゃん、おゆうぎかいこれる?」
聞くと、平日金曜日。
当初は仕事だと思い断ったのですが、よく考えると休日出勤の振替日。
ルナの運動会にもお遊戯会にも、仕事で行けたことがないので
なんという幸運かと(叔母バカ絶好調)、行ってきました。
どこの幼稚園もそうなんでしょうが、舞台に近い優先席と
それ以外の自由席で会場が作られています。
優先席に座るには条件があるので、私は自由席に座りました。
最初に、その日お遊戯する園児が全員集合して園歌。
開始早々、私耐えきれず涙。(*´;ェ;`*)
ルナがどこにいるかもわからないんですが、幼児自体がかわいすぎる。
全身からありったけの声で一生懸命歌う園児たち。
生命力の塊ですね。
続いて年長さんがオペレッタなるミュージカル的なお遊戯。
年長ともなると歌って踊って演技ができるんですね。
ルナのクラスじゃないのに、やはり私号泣。(PД`q。)
小さい子供たちがとりどりの衣装を着てる。かわいすぎ。
さまざまな音楽に合わせて、ちゃんと違う踊りをする。かわいすぎ。
振りも加えながら、きちんとセリフを言う。かわいすぎ。
一生懸命練習したんだろうなと思うと、いじらしくてたまらない。
先生も相当大変だったでしょう。
自由席で、前に人もたくさん座っていて、おまけに真ん中には
幼稚園のビデオや写真を撮るカメラマンがどーんといるので
舞台の様子は、ほとんど隙間からちょっと見えるだけなんですが
涙腺弱い三十路を感動させるには十分です。
なお、周りはどこを見ても泣いてる人は見当たらず。
私一人、全クラスに涙を流しているという異常事態。
数クラスのお遊戯をそうして泣きながら見ているうちに
ルナのクラスのお遊戯。
みんな2回ずつ披露するようで、ルナたちの1回目は歌と楽器。
私、おもむろに立ち上がる。
優先席には行けないので、通路に移動。
少しでも前で見るため、立ち見でも一向に構わない。
幕が開くと、ルナは真ん中の列の真ん中に鈴を持って立っていました。
なんというベストポジション!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ちょっと緊張した顔で、ちゃんと歌って鈴を打っていました。
夢中です。
私、ルナ見るのに夢中。
泣いてる場合じゃない。
数十分後の、ルナのオペレッタもやっぱり通路で必死。
ルナの一挙手一投足を見逃すまいと必死。
演目は不思議なキャンディ屋さん、なる歌劇(?)で
ルナの役は「ぶた2」でした。←もちろんぶた1もいる。
ルナ~!!ぶた界で一番かわいいよ!!ヾ(〃^∇^)o
ええい、このデジカメのズーム機能め!
全然ルナの顔認識できないじゃないか!
こんな程度で「ズーム」を名乗るんじゃない!
と、怒り心頭でポケットにデジカメを突っ込み
あとは自分の脳みそに焼き付けるがごとくガン見。
瞬きすらもったいないわ。
眼球、むしろ乾く。
そんな、ルナで乾いた目をよその幼児で潤すお遊戯会も終盤。
園長先生が仮装したサンタクロースがやってきました。
園児たち、大歓声。\(≧∇≦)/\(≧∇≦)/\(≧∇≦)/
サンタさんの希望で、1クラス1人ずつ質問を受け付けることに。
質問したい子は手を挙げて、その中から1人選ばれます。
「サンタさんのおひげは、どうしてながくてふわふわなんですか」
「サンタさんは、どうしておひげをきらないんですか」
と、サンタのヒゲに質問が集中する中。
ルナのクラスの番になり、なんとルナがご指名されました。
ルナ、緊張気味に質問。
「サンタさんは、どうしてえんとつがないのにはいれるんですか」
鋭い!!Σ(゚□゚(゚□゚*)
ルナ、なんて鋭い質問!!(ただのバカ叔母なのでスルーしてください)
固唾をのんで、サンタさんの答えを待つルナ(と私)。
サンタさんは高らかにこう答えました。
「サンタさんはね、魔法が使えるから入れちゃうんだYO!」
ド━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
…ゆ、YOU「魔法」って言っちゃった??
他の幼児には通用しても、うちのルナには…
ドライな幼児、ルナは納得しませんぜ?
脂汗とともによみがえる記憶。(参照記事 )
「そんなのうそだよ!」と非難めいた抗議をした幼児数人の中に
ルナが入っていないことをひそかに願う叔母ちゃんでした…。
さっきまで感動してたのに、きっちりオチついた…。(T_T)