とうとう2段階7時限目まで来てしまった
そう、卒検みきわめである
だんだんバイクに慣れてきたとはいえ
たった10数時間バイクに跨っただけである
バイクに乗っていた頃(20年前)の感覚とは程遠い
ここで仮に一発でハンコが貰えたとしても
卒検で何度も落ちてしまえば意味が無い
しかし時間超過無しの一発合格にも未練がある
少々不安でも、課題をやり遂げ
ハンコを頂くことに専念することにする
実際この時間も、検定コースの反復練習にとどまり
教官からの指摘も特に無い
「ハイ、大丈夫です。これで教習は終了です。検定がんばってください。」
う~ん。
ありがたいお言葉だが、本当にこれでよいのか?
「何か質問はありますか?」
検定コースは各セクションがコースの都合上、
間隔が一般道とは違って非常に狭い(坂道から踏み切りなどなど)
ウインカーを出したり、左右後方安全確認の位置やタイミングを聞いた
左折の連続が多く、いつの間にかウインカーを切り忘れていたり
変に安全確認がしつこくなってしまうことがあったからだ
ウインカーのタイミングの各詳細位置を確認し
安全確認はオーバー目で良いとアドバイスを頂き
無事ハンコを貰った
卒業検定の日を予約し帰路についた
本番で今日の走りができれば良いが、
緊張のなかでどこまで発揮できるか…
不安はかなりのレベルまで達していた
つづく