次の教習はシュミレーターで予約が6日後しか空いていない
仕方ないのでその日の予約を入れたら
手前の日の予約が取れるようになった
なるほど～
必須の課目の予約を入れないと
通常教習が取れないようなシステムなんだ～
と、言うわけで
その前で仕事帰りに行ける夕方で
1時間空いているところを予約した
今回は『回避』というのをやるらしい
教習開始前に教官から
「今回はちょっと危険なことを行いますので気を引き締めて」
だの
「転倒したりして怪我をする人もいますので気をつけて」
などと結構脅かされる
まずは普通に急制動をしたあと
400cc（CB400Super Four)に乗り換えて再度急制動
思ったより止まりやすく
制動距離も短くすんだ
しかし750に慣れてきたせいか400が頼りなくさえ思える
教官曰く
「車重の違いで大型は止まりにくい事を肝に銘じてください」
「意外かもしれませんが車重が軽いので原付の制動距離はもっと短く済みます」
ふ～ん。なるほど
また、教官のすぐ後ろを併走して急ブレーキの実体験
それから直線40㎞/hからの合図によるブレーキや
合図による急進路変更等を行った
落ち着いて余裕をもってやったので転倒等なく無事終了
合図を間違えたりもしたが難なくハンコをもらえた
教習が終わって受付に次の時間のキャンセル待ちを告げると
「乗れますよ」とのことで連続乗車
今回は『高度なバランス走行』
砂利道や波状路を通行する
今まで試験コースを走行する時も
波状路は横をすり抜けてパスしていたので
やっと教えてもらえるとワクワク
まずは砂利道
手前のコースのＳ字の入り口の脇に砂利道が一坪ほど
「あぁ、こんな所に砂利道があったなんて気がつかなかった」
1速でニーグリップをしっかりしてバランスを取りながら
ゆっくり、しかも一気に
若い頃にモトクロスのバイクで砂地なんかも走っていたので
ここら辺は難なくこなせた
2回ぐらいやって終わり
お次は波状路
金属で出来たはしご状の障害物の上を渡る
基準タイムは5秒以上との事
立ち姿勢で重心を前に
膝でショックを吸収しながら、と言われ
1速で教官の後に続く
ん？
クリアは出来たが腰が引けてると注意された
障害物の間隔がいやらしく調整されているらしく
前輪だけ乗ったり後輪だけ乗ったり
両方乗ったり
バランスが崩れやすいように作られている様だ
後輪が落ちる瞬間に前輪が乗り上げ
危うくバランスを崩しかけた
しかし大型車はトルクがあるので
ほとんどアクセルは開けずに
リアブレーキとクラッチ操作で何とか持ちこたえた
何度かトライしたが失敗はナシ
他に低速の急カーブやスラロームの練習をする
スラロームは今まであまり注意や指摘を受けてなかったが
7秒以内という時間制限があるので
早く通過するコツを教えて頂いた
進入は2速で止まらずに
パイロンで曲がろうとせず
パイロン前でバンクさせてパイロンで起こすつもりで
バンクから起こす際に加速
出すぎたスピードはリアブレーキで調節
時には半クラの使用も可
スキーのショートターンの様に
太腿、膝をリズミカルに捻り込む様に
こんな感じだ
今までハンドル操作に頼っていた部分が多かったので
タイミングがずれるとてこずっていたが
安心して入って行ける様になった
大型のバイクを操れるようになってくる感覚は
とっても楽しくて
次は？次は？とワクワクしてしまう
そんなこんなで楽しい時間は早く終わってしまう
無事ハンコをもらい終了
今日の2時間は楽しかった
20ん～年前の中型の教習では確かこんなことはしなかったが
教習前に教官から脅かされた内容とは程遠かった
一般の道ではもっと危険な状況が転がってたりもするので
もっとアクロバティックな教習があってもいいのでは．．．
（例えば、わざと後輪ロックとか、ジャックナイフの体験とか、
ハイサイドの体験とか、障害にぶつかったあとの受身とか）
そんな内容でも結構楽しみながら出来たかも
などと考えつつ帰路に着いた
つづく