ありのままを観察するということ

こんにちは。

国際瞑想ヨガ協会の瞑想インストラクターのSHIHOです。

「ありのままを観察する」

それは、とてもシンプルだけれど、
実際には、なかなか難しいことだと感じています。

たとえば――
嫌な出来事があったとき、
誰かに言われた一言がずっと残っているとき、
なんとも言えない不安や焦りに飲み込まれそうなとき。

そんなときに、ただ「観察する」なんて、できない。
感情の波にのまれて、頭の中がぐるぐるしてしまう。
そんな日も、もちろんあります。

でも、それでもいいんだと思います。

見ていられない日があっても、
気づけない瞬間があっても、
それでも、毎日すこしずつでも「座ってみる」。
呼吸に意識を向けて、いまこの瞬間を感じてみる。

瞑想を続けていると、
ふとしたときに、
心の反応が変わっていることに気づく瞬間があります。

あれ？前だったら、もっとイライラしてたかも。
あれ？今は、ちょっと距離をとって見られている。

そんなふうに、
知らないうちに、自分の内側に静けさが育っていく。

毎日、大きな変化があるわけではないけれど、
「ありのままを見るまなざし」は、確かに深まっていきます。

今日もまた、静かに、自分と向き合ってみようと思います。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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