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整理収納研究家＊CHAKOです。
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こんばんは。
先日、娘の手術が無事に終わり
今日ひと段落したので、
ご報告を兼ねて、忘れる前に残しておこうと思います。
かなり長いです。
＊＊＊
娘は1歳頃にはすでに反対咬合（受け口）でした。
永久歯への生えかわりで治るだろうということで
あまり気にしていなかったのですが、
下の歯が前に出るスピードが速くなっているようで
口腔外科の先生にもお願いして調べたところ、
娘の反対咬合は
舌小帯（舌の裏の筋）の位置が
下の歯の裏から舌の先端についていることが原因でした。
つまり、上にほとんど動かない。
人間の舌は通常、上の歯の裏に自然と格納されるのだけど
娘はそれができないから
下の歯をグイグイ前に押してしまい、歯が前に出ちゃう。
そして、
かかりつけの歯医者の先生曰く
「下顎は上の歯のストッパーがないと際限なく前に出る」。
さらに
「これ以上前に出るようだと、生えかわりでは治らない可能性が高い」
「滑舌にも影響が出ている」
とのことで、
生えかわり前に手術を受けることを勧められました。
＊＊＊
ですが
口腔外科の先生は、
小学校高学年くらいになってから
部分麻酔での処置の方が良いのかな、と。
いま行うなら、全身麻酔になり体に負担がかかることが理由のようでした。
でも、親としては
いまは見た目にもそれほどわからない受け口だけど、
これからも出続けるなら
小学校に入れば目立つようにもなるかもしれないし
そうなれば からかいも始まるだろう。
娘の性格上、言い返すこともできないだろうし
考えたくはないけど
最近のいじめがひどいことは知ってる。
思春期に入れば、かなり悩むこと必至。
滑舌に関しては何も気にしてないけど
少し負担がかかるくらい、仕方ない。
全身麻酔なら
怖がりの娘も怖い思いをせずに済むだろうし。
どう考えても、いま手術を受けるのがベストだと思って
すぐ決めました。
＊＊＊
ところが、
いざ手術に向けて行動をはじめると
自分の考えが如何に甘かったのか、を思い知らされまくるという現実に・・・
かなり落ち込みました。
全身麻酔を受けるということがどういうことなのか
まったくわかっていなくて・・・
検査から手術まで風邪を引いてはいけない。
風邪を引いたら、すべて仕切り直しになる。
本当に怖かったです。
あんなに泣いて頑張った採血も無駄になり、
また注射を説得して採血をし、
また手術までの間の体調管理をしなければいけない。
想像しただけで、無理！
絶対風邪を引かせないようにしないと！
すごく必死でした。
薄着も厚着もさせない、
マスクは外さない、
頭も無理に洗わない、お風呂も毎日入らない、
鼻水がひどくならないように耳鼻科に通い、
咳が出れば小児科にも行き。
そして、こういうときは決まって風邪を引く息子。
娘にうつらないようにいろいろと注意を払い、
しかも息子の来年の入園関係の手続きが重なり、
幼稚園と耳鼻科と小児科と薬局らへんをぐるぐるしてた2週間。
母親の私が不安定になりすぎて、
手術を受ける娘の心に相当な負担をかけてしまった気がする。。。
＊＊＊
手術の数日前には友だちに話を聞いてもらい、
気持ちをかなり立て直すことができましたが
前日夜と当日は、やはり辛かった。
手術当日の朝、
怖くて泣く娘を抱っこして励まして、満員電車に乗り。
病院に着いて、
楽しくお話しながら着替えをしたけど、
手術室前に行くと
怖くて泣いて
どうしても私から離れられず先生に抱えられて手術室に入り。
麻酔が効くまでずっと「おかあさん！！おかあさん！！」て叫ぶ娘の声が聞こえて、
ボロボロ涙が止まらないし。
手術が終わった娘の顔を見れば口のまわりに血がべったり。
麻酔から覚醒するまでの間、麻酔の後遺症による嘔吐を繰り返し。
帰りはタクシーがいいかと思ったら吐き気が止まらず
電車で帰宅。
その間、17キロの娘をずっと抱っこ。
なんとか家に帰ってきたら、娘も安心したようでひと眠りして、
起きたら少し元気になっていてました。
食事はまったく取れなかったけど
でも夜はぐっすり眠れたからよかったなぁ。
＊＊＊
以下、術後の様子を箇条書きで。
〇翌日
ほとんど食事は取れず、薬も嫌がる。
舌を動かすと痛いから、話が聞き取りづらい。
消毒のために病院に行くけど、かなり泣いてしまい、
傷口もキレイだからと消毒せずに終わり。
〇２日目
ゆっくりだけど、食事も食べられるように。
話は変わらず聞き取りづらい。
痛みのピークは超えたみたいだけど、腫れと内出血がピーク。
〇３日目
話は変わらず聞き取りづらい。
食事の量が少し回復。しょっぱいものも食べられた。ペースはゆっくり。
腫れと内出血はまだ引かない。
〇４日目
幼稚園再開。久しぶりの幼稚園に少しドキドキ。登園渋る。
お弁当を全部食べる。食事量さらに回復。
かなり疲れたようで、機嫌が悪い。
〇５日目
食事がほぼ普通に戻る。
腫れが引いてきて、話も聞き取りやすくなる。
〇６日目
舌の腫れと内出血が完全に引き、キレイに戻った。
食事も、話も、普通にできる。
舌を動かしても痛くない。
〇７日目
抜糸の予定だったけど、
傷口がキレイであること
娘がかなり怖がっていること
を考慮して
抜糸はしないと先生が判断。
今後は
舌をいっぱい動かしてリハビリをすること（糸も緩んで自然と取れやすくなる）、
ただし
糸にばい菌がつきやすいから、化膿しないように こまめにうがいをして清潔を保つこと
を約束して、終わり。
次は１か月後。
これで、ようやく、ひと段落。
＊＊＊
娘が徐々に回復する中、
私の体調が右肩下がりで
久しぶりに吐き気をともなう頭痛に襲われました！
かなり背負ったよなぁと。
辛かったよなぁと。
手術までよく耐えたなぁと。
自分で、
自分と自分の体を褒めてあげました。
寝て、寝て、寝て、ひたすら寝ました。
あれだけ寝る私も、
あれだけ動かない私も、
自分にとってレアすぎて、ある種の感動を覚えるほどに♡笑
＊＊＊
娘には、なんで手術をするのか、きちんと伝えていました。
娘もきちんと理解していたけど、
怖いものはどうしたって怖い。わかっていたって怖い。
怖いと泣く娘に、何度も「ごめんね」と言いそうになりました。
でも、それは絶対に言いたくなかった。
この手術が娘のためだから、
という理由じゃなくて
この手術が
娘にとって後ろ向きなものになってほしくなかったから。
「がんばろう」
「がんばったね」
「だいじょうぶだよ」
「おかあさんがいるよ」
前を向いた言葉と抱きしめることだけでいい、と思ったから。
手術が必要な理由をきちんと理解していた娘は、
「手術がんばったね」と言われると
舌を上に上げて
「うえにあがるようになったよ」
って見せてあげます。
そんな娘が誇らしくて
ものすごく可愛くて・・・
泣けます( ;∀;)♡
今日まで、いろんな方からとても温かい励ましを頂きました。
どれだけ助けられたか知れません。
ありがとうございます♡
生えかわりで反対咬合が治るように、リハビリを続けていきます！
ひと段落で、お祝いのパフェに大喜びの娘♡
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