2024年6月8日(土)、栃木・奥日光、中禅寺湖畔の千手ヶ浜にクリンソウを見に行きました。
朝、4時52分、竜頭の滝(りゅうずのたき)臨時駐車場を出発しました。
中禅寺湖畔に出ました。
ここから湖畔沿いに千手ヶ浜まで遊歩道があり、歩いて行けます。
トチノキ(栃ノ木)の大木などが自生しています。
ギンリョウソウ(銀竜草)が、顔を出していました。
歩いて約1時間、千手ヶ浜に着きました。
船着き場周辺にもクリンソウ(九輪草)が咲いていました。
この色合いがいいです。
船着き場から南へ200mほど歩くと、一番の群生地「仙人庵」に着きます。
この日は、一番乗りでした。
6時を過ぎると、戦場ヶ原赤沼から低公害バス始発に乗ってきた方々が到着してにぎわいます。
川の対岸が、一番の密度で咲いています。
対岸には近寄れないので、コンパクトカメラのズームではこれが限界です。
仙人庵からさらに南へ進み、千手堂手前の沢がお気に入りの場所です。
一昨年訪れた時と同様、清流の際にクリンソウが咲いていました。
クリンソウの花言葉は「幸福を重ねる」です。
初夏の訪れを告げるクリンソウには、水の涼しい流れがよく似合います。
今年も美しいクリンソウを見ることができました。
朝日に光る川面とクリンソウ、自然は本当に美しい。
千手堂に着きました。
奈良時代の延暦3年(784)、日光開山の祖、勝道上人は、中禅寺湖の湖上に千手観音が現れたのを見て、千手堂を創建したと伝えられています。
千手堂で折り返しました。
再び「仙人庵」に戻りました。
これだけの見事なクリンソウ群生地の「仙人庵」は、有料でもおかしくないと思いますが、入場無料です。
土地所有者の日光山輪王寺と管理してくださっている方に感謝です。
彼岸の浄土とは、このような場所かと思いました。
朝日に輝く男体山と中禅寺湖、湖上にカヌーを漕いでいる人がいました。
さて帰り道です。
同じ道を戻るのはつまらないので、千手ヶ浜から西ノ湖(さいのこ)に向かいました。
西ノ湖に着きました。
ずいぶんと湖水が少なくなっています。
この後、西ノ湖から戦場ヶ原まで歩きました。
途中、大勢の客を乗せた千手ヶ浜に向かう低公害バスとすれ違いました。
戦場ヶ原に着きました。
湿原でよく見る木、ズミ(酸実)の木に、花がたくさん咲いていました。
リンゴの木の花に似ています。
緑の中の遊歩道を歩きました。
ズミの花も、よく見るときれいです。
男体山の大きな山容が間近に迫ります。
レンゲツツジが咲き始めていました。
竜頭の滝まで来ました。
10時32分、竜頭の滝臨時駐車場に戻りました。
広い駐車場はほぼ満車状態となっていました。
合計時間 5 時間 38 分 休憩時間 40 分
距離 19.7 km のぼり / くだり 460 / 457 m