2024年2月12日、伊豆半島の根元、玄岳(くろたけ)から熱海市街を歩いてきました。
熱海駅からバスに乗り、8時46分、「玄岳ハイキングコース入口」バス停から歩き始めました。
道路端に、あたみ桜が咲いていました。
ここはちょうど満開です。
15分位歩くと、登山者用駐車場がありますが、休日なのに車は全くありませんでした。
玄岳は、伊豆スカイラインからだと30分で登れる山なので、わざわざこちらから登る人は少ないようです。
「緑の風は心の詩」と書かれています。
登山のすすめ、ですかね。
緑のシャワーでリフレッシュ
身も心も元気じるし
帰る時 私は新品です!
玄岳山頂部が見えてきました。
山頂直下は、両側に迫る笹をかき分けるように歩きます。
10時6分、玄岳(799.2m)山頂に着きました。
玄岳山頂からの展望です。
こちらは、沼津アルプスと駿河湾方面
富士山と愛鷹連山方面
南アルプスの峰々の山頂部は、真っ白に冠雪しています。
箱根山方面
眼下には熱海市街と相模湾
真鶴半島もよく見えます。
玄岳山頂のすぐ下を、有料の山岳観光道路、伊豆スカイラインが通っています。
伊豆スカイラインを横断します。
前方の駐車場からだと、簡単に玄岳山頂に登ることができます。
氷ヶ池(こおりがいけ)の奥には富士山。
アセビ(馬酔木)がたくさんの花房を付けていました。
「玄岳ハイキングコース入口」バス停に下山し、そのまま熱海市街まで歩きました。
ここは、あたみ桜の咲く糸川遊歩道です。
満開を過ぎて、散り始めです。
熱海を愛し、ここ糸川べりの別荘に、その後初川近くの双柿舎(そうししゃ)に移り住んだ明治の小説家、坪内逍遥の歌碑がありました。
ちかき山に ゆきはふれれど 常春日
あたみのさとに ゆげたちわたる
糸川遊歩道は、あたみ桜の並木になっています。
今年はもう終わりですが、また来年も咲いてください。
伊豆では、あたみ桜が終わると、河津桜が咲く季節となります。