8/3・4 遥かなり朝日連峰(1日目) | 本日も一日一歩

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仕事の合間に、街歩きや読書をしています。見たこと、感じたこと、考えたことを少しづつでも綴っていきたいと思います。

 2023年8月3日、4日で山形県・朝日連峰の大朝日岳(おおあさひだけ)へ行ってきました。

 早めの夏期休暇を取って帰省する機会を利用し、その途中に登りました。

 8時47分、日暮沢(ひぐれさわ)小屋前の駐車場を出発しました。

 

 

 第1日目の目的地は、大朝日岳の肩にある避難小屋です。

 マット、寝袋、4食分の食糧・水を詰めこんだザックは重かったです。

 

 

 ガクアジサイが登山道を彩っていました。

 

 

 11時42分、三沢清水という水場に着きました。

 水量が豊富でこれは嬉しいです。

 それまで大量の発汗で水分補給が追いつきませんでしたが、ここでクールダウンできました。

 

 

 再び暑い登山道をひたすら登りました。

 

 

 振り返って北側を見ると、雲がかかっていますが、霊峰・月山(がっさん)が見えました。

 

 

 私のザックの雨ぶたの中には、その月山神社のお守りがいつも入っています。

 

 

 12時28分、古寺山(こでらやま、1,501m)に着きました。

 

 

 左側に聳えるのは小朝日岳(こあさひだけ)、右側奥が目指す大朝日岳(おおあさひだけ)。

 ようやく目的地の姿が見えました。

 美しい稜線ですが、アップダウンが続きまだまだ遠い距離感に少し気持ちが萎えそうになりました。

 

 

 小朝日岳山頂を巻く近道も右側にありますが、ここはやはりピークを踏んでいきます。

 

 

 13時11分、小朝日岳(こあさひだけ、1,647m)山頂に着きました。. 

 

 

 正面に見える残雪を抱く大朝日岳までは、あとひと頑張りが必要です。

 

 

 タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)です。

 花言葉は、「不幸な恋」。

 

 

 ハクサンシャジン(白山沙参)です。

 花言葉は、「優しい愛情」。

 

 

 14時58分、銀玉水(ぎんぎょくすい)という水場に着きました。

 

 

 チョロチョロの細い水ですが、冷たくて美味しい水です。

 避難小屋には水場はないので、ここで4つの容器に計3リットルの水を補充しました。

 

 

 ニッコウキスゲ(日光黄菅)が斜面を彩っていました。

 

 

 花言葉は、「日々新たに」。

 先週の日光・霧降高原では、既に花期は終了していましたが、ここは今が盛りです。

 

 

 ヨツバシオガマ(四葉塩釜)です。

 花言葉は、「誘惑」。

 

 

 ミヤマリンドウ(深山竜胆)です。

 花言葉は、「正義」。

 

 

 大朝日岳山頂と避難小屋がもうすぐです。

 

 

 小屋の周辺は、お花畑です。

 

 

 ハクサンフウロです。

 花言葉は、「変わらぬ信頼」。

 

 

 タカネナデシコ(高嶺撫子)です。

 花言葉は、「純愛」。

 

 

 15時52分、大朝日岳山頂避難小屋に着きました。

 夏山シーズン中は、管理人さん常駐し、寝る場所などを指示してくれます。

 素泊まりで2,000円です。

 中はきれいですが、小屋には飲み水はありません。

 

 

 ザックを小屋に置いて、一登りで大朝日岳(1,871m)山頂です。

 

 

 東側はこの日、歩いてきた小朝日岳方面です。

 

 

 南東は、朝日鉱泉方面。

 

 

 南西は、祝瓶山へと続く稜線です。

 

 

 北側は、西朝日岳から以東岳へと続く長大な朝日連峰主脈です。

 

 

 寝不足、暑さ、重いザック、大量の発汗、遠さでバテバテでした。

 第1日目 合計時間 8時間  休憩時間 2時間 12 分
  距離 10.1km  のぼり / くだり 1611 / 449 m