結局、何のために茂原まで行ったのか。
※こちらは喧騒著しい今日ではなく8月10日編です
最初の目的はものの見事に撃沈してしまったが…
255系そのものには会えていることだし、気を取り直して記録を続ける。
ガスタンクとの組み合わせ。
友達の影響により、ガスタンクを見ると反応するようになりましてw
過去2回、撮影に訪れた茂原。
地震に暑さにと、あんまり相性は良い方では無かったかなと。
撮影ロケーションはなかなか良いところだったのだけどね、難しい。
ちなみに地震といえば、ちょうど南海トラフ地震に関する臨時情報が出ていた時期。
加えて前夜、外食中に緊急地震速報を受信、神奈川県西部で震度5弱を観測するなど水面下では
地震に対して過敏になっていたから、なかなか気持ちを保つことが難しかった。
増して茂原で、初下車の際に地震に遭遇していたから余計にだったかもしれない。
そしてこの日は降られこそしなかったが、俄に出てきた雲の存在に気を揉むことに。
それもあって、この時は比較的速やかに茂原を離れることになる。
そして、関連の動きで茂原を訪れることは今のところ最後となった。
11:13発の千葉行きで、いざ動き出すが…
3分後。
新茂原へ。
ここはちょうど2ヶ月ぶりの訪問。
2ヶ月前の時点で、茂原側も撮影には好条件の印象を受けていたのだ。
もうちょっと蘇我寄りの駅も考えたが、対面式ホームの駅が多く階段バリアも考慮。
島式で移動を苦にしないこの駅での迎撃一閃となった。
11:22。
ますます雲は増してきていたが…
高速一閃、通過!
この後、大網、蘇我、千葉みなとで時間調整をしながら東京へ向かっていった。
安房鴨川→東京間の片道回送なんてもったいないなと思ったが…
車掌の人員確保やセキュリティの課題があったのだろうか?
あとは、果たして利用率がどうなるか。
それを考えると、余計な労力を要するよりは回送させた方が楽との思惑もあったのだろう。
実のところ、この3日間の多客臨については、ほとんど直前でも指定券手配は容易だった。
8月12日に255系増発3列車に乗車することになるが、「新宿わかしお2号」こそほぼ1ヶ月前に
指定券確保をしたのだが、「わかしお89号」については前日夜、「新宿わかしお1号」に至っては
なんと乗車当日1時間前、地元駅の指定席券売機で手配したのである。
…なんてことはゆくゆく、12日編でも触れることにして。
この返しの「わかしお89号」は、思慮を重ねた結果。
八積駅に初下車。
千葉県唯一の村である長生村の、唯一の駅である。
若干ホームの位置が上下線でズレていたのが誤算ではあったが…
13:58。
この時は遅延なく、やはり高速一閃で通過。
結構なスピードで、動体視力は覚束なかったが…
なんだかんだ、パッと見た限りそれなりに乗車率は良い方だったようでたる。
まぁちょっと、やはり最後になればなるほど騒ぎが大きくなるというのは非常に理解し難い。
こうした余裕がある時にどれだけ仕掛けられるかを、改めて考えさせられるのである。
もっとも、自分はこの蓄積があったからこそ今回の全面回避を英断できたのであるが。
さて、8月10日はこの「わかしお89号」で記録終了。
「新宿わかしお2号」を待たなかったのも、これまでの記録の積み重ねによる心理的余裕だ。
そしてさらに軽め(当社比)の記録を挟み、現時点で最後の大仕掛けに舵を切っていく。