3ヶ月半のロスタイム!房総特急255系ラストランに向けて【3.30編①】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

まだ3月のネタは尽きてはいない。

父の退院に乗じてというわけではないが、少し気持ちの余裕が生じ記録蓄積を再開している。

特に“3ヶ月半”のロスタイムが得られた方面へは、その思いは強くー。


3月30日、土曜日。


この日はもともと、成田に向かう予定を立てていた。

理由は、この方のライブがあったからである。

元光GENJI・赤坂晃氏。


実は中学の先輩でもある赤坂氏。(6年差)

デビュー当時のフィーバーぶりは、特に地元に居た身としては未だ記憶に新しい。

光GENJI解散後はドラマなど俳優でも活躍していたが、悲しいことに不祥事もあって表舞台から

遠ざかっていて、ことに地元に関しては黒歴史化している?とも訝しんでいたが…


一昨年から交流があるバンド、mahol-fulのピアニスト・ちえこさんが赤坂氏のバックバンドで

関わっていて、今回はさらにベースでお馴染みの小澤のぞみちゃんも参加することになった。

そんな偶然があり、成田は遠いが気分転換かたがた行ってみようか、ということになった。

メンバーにDMを送れば予約OKとのことで、のぞみちゃんに連絡を取り確定。

昼夜2回公演というパワフルぶりだったが、さまざまな情勢を考慮しつつ昼公演に参加へ。

一時は父のこともあり実行が危ぶまれたが、無事に参加できた次第。


ただまぁ、単純に往復するのもつまらない。

以前なら京成単純往復だったかもしれないが、今回はJR成田駅の真横が会場だったこともあって

JRの「休日おでかけパス」を活用する移動策を実行に移した。

地元からの場合、これを利用した方が格段にお得だったからというのもある。


まずは8:17、市川駅にて。

自分が乗っていた快速を待たせて通過したのは「新宿さざなみ1号」

E257系5両編成でやってくる姿は、快速で11〜15両、特急成田エクスプレスが12両の長編成が

頻繁に往来している姿を思うと、なんとも寂しいものがある。



そして快速は、幕張車両センターの横を走り抜けていく。

基地内には、総武本線・快速線内では定期運用を終えた255系の姿が。

ああ、これで日常としてはもう捉えるのはむずかしくなるな、と考えていたが。


乗っていた列車は、内房線君津行き。

そのまま直通に揺られ、蘇我に着く直前のことだった。

ん、おや?!


なんと、2番線に255系が居た!


8:50にこちらが着いた時には既に居て、8:53にはすぐ発車。


こちらの京葉線も8:53とほぼ同時発車で、後追いをギリギリ収めるのが精一杯。

いきなりの登場に、全く想定がなくビックリした。

どういうことかと時刻表を解析すると、平日ダイヤで前夜「わかしお21号」として運行。

上総一ノ宮で終点となって到着し、そのまま一泊した編成だったらしい。

そして、幕張車両センターに向けて回送される途中だったようだ。


これは…


このいきなりの邂逅が後日、記録アプローチを変えていくこととなる。


そして、次なる記録ポイントは

幕張豊砂。


前回訪ねた時に検分をしていた“つもり”で、早々と再訪したのだがー。


うーん?


意外に左手前の障害物が、邪魔だったなぁ?とか。


いざ撮ってみないと、わからないことって多い。


そんな経験がまた、自分の経験値も上げる。


こうしてまず、ダイヤ改正後最初の255系営業記録は「わかしお8号」から。

まずは良い滑り出し!と思っていたのだが…


なんとこの日、下りの東京9:00発「わかしお3号」の存在を失念していた。

幕張豊砂の駅構造が、列車通過をすっかり見落としていたのである。

ついうっかり、東京10:00発「わかしお5号」を撮る気で、朝食補給に動いてしまった。

最初に気づいていたら、幕張豊砂で上下記録もできたのに!


209系ケヨ34編成を新習志野で捉えられたのは、まだ良かったが…


まだまだ安心は禁物。

ロスタイムの記録行脚は、始まったばかり!

一段気持ちを引き締め直して、また計画を組み立て直していく。