さらば“下町の緑亀&草団子”東武8000系8568F Nさんに捧ぐ亀戸線3月3日記録行脚② | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

な引退話に、9年越しの記録行脚を始めた東武亀戸線。
微妙な時間差に翻弄されつつも、効率を上げて対峙していく。


今度こそは、曳舟駅でしっかり出迎え。


亀戸線ホームは単線1面のため、駅手前から単線区間となる。

5番線は行き止まり式のため、慎重に減速して入ってくる。

これまで、何気ない日常としてあまり意識もせずに見続けてきた東武亀戸線。


今回の緑亀の引退は、亀戸線大変化への序章となっていくのであろうか?


亀戸線は、両終端駅とも折り返しの時間はとても短い。

2両編成2本で10分間隔の運用を回すのは、実は結構ギリギリである。

尚且つワンマン運転だから、運転士にかかる負担はとても大きいと感じる。


曳舟駅のスカイツリーバックに撮れるポイントで撮るのは、ここ9年いつだったか記憶になく…

ハッキリ記録と記憶に残っているのは2013年秋、まだ墨田区に通う前に友人である醸司さんの

日本全線完乗のお祝いとしてこの曳舟駅に訪ねた際に記念撮影をして以来、ということになる。

なおこの醸司さんとは、この日の夜に横浜で3年ぶりの再会となり、二人共に高田エージさんの

バースデーライブでとことんはしゃぎ倒した…という鉄道の枠に囚われない稀有な仲であるw


2両編成というサイズ感もあり、いつも絶妙に賑わっている感の強い東武亀戸線。

それでも、ふとした瞬間に静寂を感じることもある。


なんてのんびりしていると、すぐに発車時間が来てしまう。

ここからは、少し乗って移動してみる。


東武鉄道にはクモハという形式称号はない。

他線区に慣れていると違和感が強いが、これが東武鉄道の日常である。


まずは慣れた道を6分ほど乗り、亀戸水神駅で初下車。

東あずまと亀戸水神はカーブ上にホームがあり、確認には慎重かつ確実さが求められる。


最初は、駅の感じをそれとなくチェックするのみ。

降りたことがなかったので、構内踏切の状況などホームの構造を確認。


そして、折り返し曳舟行きを迎撃。


令和のこの時代に至っても、下町に残った絶妙なローカル感。

それに加えて、2両編成で御歳50のレジェンド…


ああ、Nさんとほぼ同じだったんじゃないか。


その佇まいにまた意気に感じ、さらに乗りながら撮影ポイントを探していく。


今や珍しいアイテムになったツーハンドル。

この東武鉄道ではまだまだ主流とはいえ、懐かしいポイントになりつつある。


この日は、だいたい東あずまで上下列車が行き違う。

ここから先、その“行き違い”を利用した撮影も仕掛けていくことに。