前回（昨年4月19日）は不測の事象で途中切り上げの憂き目に遭ったが、今回は！
大宮で打ち切りなんてことはせず、さらに先へ！
…宇都宮線内で熟慮に熟慮を重ね、降りたのは
蓮田。
諸々の撮影では、一度も降りたことがない駅であった。
長いホームの移動に多少難儀したが、狙い通りほぼ撮る人は居ない。
居ても、ホームに点々という程度であった。
下り側のホームが東京寄りにズレているのが少々想定外であったくらいだ。
そして、中線があり幅には十分余裕がある。これでいい。
やはりここでも一緒になった人と、雑談しながら待つ余裕もあった。
終始穏やかに推移はしたが、この撮影のために“小学校をサボった”というのは感心しない(苦笑)
…さらにここで、ついに雨がポツリポツリと落ちてきた。
頼む、もう少し持ってくれ！
ハラハラしたのは、このくらいであった。
待つことしばし。
直線だから接近も察知しやすく、十分な余裕で構えることができた。
配給輸送、通過！
行ってらっしゃい、仙台へ！
終始小雨混じりの曇り空だったけれど、満足のいく撮影記録だった。
もうこれで悔いはない！
…と思っていたら、撮影で一緒になった別の人が呟いた。
この後の快速に乗れば、久喜で追い抜いて先回りできますよ？？
…そんな甘美な囁きをするもんだから。
あぁ、
マジだ。
よりにもよって、久喜の中線に待避していた。
だがここでも南流山と同様、停止位置は微妙に前寄り。
上りホームの先端からは前からも撮れそうだが、移動時間は厳しそう。
それもあり、そのまま追い抜いて…
古河へ！
遂に茨城県突入！
だが、ここの東京方ホーム先端は少しばかり様相が異なっていた。
点字ブロックから先は「立入禁止」との標示が、ホームに貼られていたのである。
それもあり、先客全てが先端には行か（け）ずに苦笑い状態で佇んでいたのだった。
撮り鉄対策に過敏になってしまった故の結末、ということになろうか。
ただ毎度自分は思うが、自分が一番大事に思うのはいかに線路側に近づけさせないという所。
線路ギリギリにはみ出す対策を第一に取らないと、極論意味の無い規制になっているかと。
そのあたりをもう少し捻って考えないと、いたちごっこのままである。
そんなわけで、本当の最後の記録はこの古河で。
降りてしまったから、もうリカバリーは効かないのである。
後方の動きに若干気を揉むこととなったが、最後は。
ギリギリ、及第点。
ここで今度こそ仙台に見送って、この日の記録を終えた。
まさか茨城県まで足を延ばすことになろうとは想像もしていなかったが、よい記録になった。
…だがこの日は、もう一つだけ気になる動きを察知していた。
それは予想よりも早く、というか、ほぼ前のパターンの通りだったのであるが。
それは、20分ほどかけて白岡駅まで戻ってきてからである。
雨脚は次第に強くなり始めてはいたが、まだどうにか大丈夫。
ただ寒さは意外にキツイ…そう感じながら待つこと、実に約40分。
やってきたのは、国府津からの鶴見線205系廃車回送！
新潟車両センター配置のEF81 141の牽引で、唸りを上げてやってきた。
T18編成と、
T14編成。
2編成6両がこの日、郡山総合車両センターに送られた。
鶴見線205系、初の廃車である。
この日午前、国府津車両センターではこの連結状態での撮影会が行われていた。
その時間配分からしてもしかしたら？とは思っていたが、概ね予想通りの回送となった。
だがここに来るまではなかなか想定外で、武蔵野線経由ではなく山手貨物線経由に。
それもあって山手線上か浦和で撮影したい意図もあったが、被りリスクや先のED75配給輸送を
深追いし過ぎたために早々に諦め、この白岡での一本勝負となったのであった。
これまで相模線500番台や宇都宮・日光線600番台の廃車回送は捉えることができなかったので
これが最初で最後になるかもわからないが、良き記録ができたかなと思う。
それは、これまでの鶴見線に関した一連の記録の集大成とも言えるものになった。
…ということで、この日はこれであらかた気力を使い果たした。
実はぐんま車両センター211系の大宮検査出場や、JR貨物EF65 2091廃車回送とかもあったが
若干ガセ情報に気の迷いが生じたこともあり、ここで事実上の打ち切りとなった。
また、夕方まで何も食べずに動いてしまったため、帰宅後に体調を崩すオマケも。
困った時の正露丸をすぐに服用して事なきを得たが、このあたりのアンバランスは相変わらず。
事実、今日も今の時点でそうであり、いい加減優先順位をなんとかしないと…と自戒中。
ああ、お腹すいた！！苦笑