東武ファンフェスタ2023【上】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

1年ぶりの、ご無沙汰。


今日は、毎年恒例の東武ファンフェスタの日。

今年は条件が緩和されて、入場券は先着順の発券となり…

イベントタイトルから“プレミアム”が外されて、ほぼコロナ禍前に戻った。


が…

プレスに気づくタイミングが遅れ、気づいた時には撮影会発券は既に予定数終了。

それがつくづく残念なことではあったが…

天気も良く、風も気温も穏やかな申し分ない気候じゃ、回避する選択肢はなかった。


それと…

11月1日から定期営業列車に復帰している8000系の8111Fが、野田線船橋→南栗橋間の片道で

「船橋〜柏開業100周年号」と銘打ったツアーに使用された。

この列車に友人が乗っていることも掴み、撮影しながら南栗橋に向かった。


…まずは、いつも通りに南越谷(新越谷)経由で東武線入り。

検討の結果、まず春日部で迎撃を仕掛けた。

実は昨日、定期運用復活から1ヶ月経ってようやく初捕捉していたのだが。

今回は、団臨運用を初捕捉。

復元された通過標識灯が点灯しているところを撮るのも初めてである。


…しかし、冬の朝は光の加減が難しい。

思いの外待つ人が少なかったのは、そうしたのも影響があったのだろうか?


東武トップツアーズのHPでは、行程表に春日部10:27発の記載があった。

しかし、春日部に到着したのが10:27。

しかも、ドアが開きツアー客が降りてきた?!

どういうことかと思っていたら、降りてきたツアー客の中に友達を発見。聞いてみると


トイレ休憩!


との由。

停車時間は約10分とのこと。

その間に準急南栗橋行きが到着し、春日部駅ホームでの撮影を切り上げ先行を仕掛けた。

向かった先は、度々撮影に訪れている杉戸高野台


…人もそれなりで問題なく、雰囲気・マナーも申し分なし。

ただ、春日部同様悩まされたのは

光加減。


どちらも快晴の午前中に来るのは結構問題あり、との結論。


それにしても、8111Fの車齢60年を迎えてますます元気な高速走行には感嘆。

1720系DRCの下回りを流用した200系と同様、まだまだ頑張りが続く。


さて11時過ぎに南栗橋に到着。

淀みなくシャトルバスに乗り換え、10分ほどで南栗橋車両管区へ。

今年は北門からの入場となり、QRコードを読み取り特製手提げ袋、会場案内図が配布された。


入って目についたのは、東武商事ブース先にいた10050系2R車が2編成縦列で停車。

11256Fは休憩用車両。


11253Fは運転台撮影・車掌体験用。

方向幕が「東武日光・東武宇都宮」になっていたのがまた特異な光景に。


まあ今回は撮影会以外あれこれ巡っていたが、ブログでは項目別に分けていく。

今回の検査前車両は、100系109F。

下今市側の前面は、既に広範囲にパテが塗られていた。

N100系の増備が更に予定されている状況下だが、まだもうしばらく活躍が望めるか。


SL検修庫前には、オハ14-1とオハ14-505が留置。

既にJRからオリジナル14系座席車が消滅している中、まさかここまで東武が維持するとは。

かくいう自分もオリジナルは乗車経験が無く、そろそろ機会を見て乗っておきたいもの。

※JR西日本の200番台は「ムーンライト九州」で一度のみ京都→博多間で乗車している


検修庫内には、ヨ13785が展示。

2016年に日本ナショナルトラストから寄贈され、北陸ロジスティクスで復元し保存。

車籍はないが稼働可能で、車両管区内ではSL試運転の伴走を務めることもあるらしい。


検修庫内で検査を受けているのはC11 123号機。

現在中間検査とのことで、試行錯誤しながら修繕が進められている。

煙室が開け放たれ、中が見える珍しい状態での展示であった。


車体吊り上げ実演は、現在入場中の9000系9106Fから、クハ9006。


門型クレーン2基を使用し、ダイナミックに構内を移動していく様はいつ見ても楽しい。





各回ともかなりの盛況で、こうした工場公開では欠かせないアトラクションだと実感。

特に9000系は今や貴重なコルゲートを持つステンレス車体、良いセレクトであった。