5月13日。
JR東日本中央線グリーン車サービス導入に備えた、東青梅駅線路切り替え工事が行われた。
もともと青梅方で単線になる配線だったものが、ポイントが立川方に移設。
これによりホーム部分も単線化され、旧2番線が上下線発着に変更となった。
これは、前後を踏切に挟まれる構造で、ホームを12両分に延伸するためには青梅方のポイントが
支障してしまうためで、かといえ駅自体を移転するのは不可能。
立体化も時間がかかるため、ホームを延伸するために単線化という苦肉の策を講じることに。
そして、一連のホーム延伸工事はこの東青梅駅で佳境を迎えることとなった。
立川方本線(5月10日)
既に数年前には下り線からの合流ポイントが上り線に設置されていたが…
切り替え後(昨日)
ポイント付近にあった上り出発信号機は使用停止に。
その信号機は踏切手前のホーム上に移設され、ホーム灯ともども目立つ構造物になった。
そしてホームの1・2番線の表記も廃止。
番線表示はなくなり…
発車案内表示、ホームの方面案内はひとつにまとめられた。
すでに切り替え前に取り替え済み(ステッカーで目隠し)だったが、駅名板も両方向差しに。
青梅方はホーム延伸部分の線路が撤去。
下り出発信号機もカバーが被せられ役目を終え、撤去を待つ状態に。
旧1番線側には断続的に仮柵が置かれたが、ホームが少し狭くなった分気持ち混雑が気掛かり。
今後線路が全て撤去された後、手直しはあるだろうか?
昨日時点で、旧1番線側のホーム監視モニタは動きっぱなしだった。
現本線は直線のためモニタは設けられておらず、このまま役目を終えて撤去となるか。
中継信号機や1番線側の非常停止ボタンも使用停止に。
下り電車入線場面。
当面は構内に35km/hの速度制限がかかり、上下電車とも間延びして走行している。
すでに3月18日のダイヤ改正で青梅駅・河辺駅では増設ホームの使用を開始。
東青梅駅も一応の体が成り、またしばらくすると様相が変化しそうな青梅線界隈である。