18日からついに運転を開始した相模線のE131系500番台。
営業開始当日は仕事だったため、無理をせずということで行かず。
どうせこれから嫌でもしょっちゅう見れるし乗れる、と考えて行かなかった。
結局、最初に動いたのは20日の土曜日。
その日は東武東上線9000系就役40周年記念乗車券を買うために朝早くから動いていたのだが…
無事に朝霞台で手に入れて、成増でお気に入りの朝ご飯を食べている時に、ふと思いついた。
相模線の運用を調べてみたら…
E131系は既に動いている。
それに加えて、100周年記念ヘッドマーク付きの205系500番台R1編成が続行で運用されていた。
これは効率がいいかもと、急遽新宿から京王線に乗り換えて橋本に向かった。
途中若葉台駅停車中に震度3の地震に遭遇し、先行きが若干不安ではあったがー。
9:20過ぎ。
淀みなく京王相模原線を走り抜き、橋本駅で乗り換えてホームに降りたらそいつはいた。
JR相模線30年ぶりのニューフェイス、E131系500番台である。
側面だけ見ると、E235系が相模線に来たのかと思うが…
前面には湘南の波を描く遊び心も。
205系500番台が登場した時と大差ないインパクトを示してくれているようだ。
今回、一連のJ-TREC新津からの出場配給輸送は全く撮れておらず…
これが今回の初対面である。
多分この先も配給輸送は撮れない。
これまでの力の入れ方と比べたらずいぶん扱いが軽いが、まあ致し方ない。
そうやっていると、E131系は9:29発。
まずは新車の乗り心地をとことん楽しむために乗ってみた。
車内は、千鳥配置ながらLCD式案内表示器が初設置。
自動放送アナウンスも首都圏と同一に。
ただ、社家駅に関してはイントネーションが
しゃけ↗︎
だったのは初耳だったりしたが。
それまで車掌の案内放送はどんなんだったっけ?
ちなみに後刻205系に乗った時に聞いていたが、自動放送に合わせてしっかり直していたしw
嗚呼ニホンゴムズカシイデスネ。
E131系は1Mシステムだから、クモハとサハが相模線に初登場。
国鉄105系が登場した頃と似ているのかな。
それでも、走行音は相当に静かである。
今だけしか見れない205系500番台と交換。
ただ、しばらくは先頭付近に鉄道趣味人が多く固まっていることに注意。
この日も顎マスクの輩が一名いて、聞きたくもない車内放送モノマネとかしていたので一喝。
また走行音が静かだから、余計に耳につくんだよね。
運転席はコンパクトな機器配置。
速度計・圧力計はE233・E235系とは違いアナログメーターに戻ってしまっている。
前面貫通構造で、ATS等の表示灯もあって機器配置にはなかなか苦心している様子。
茅ヶ崎10:26着。
前後にはギャラリーが集まるが、なかなか余裕スペースが少なく苦心する。
この日は山梨在住の友人が後続電車で現れ、少し談笑してまた来た道を戻ることに。
まぁ鉄道趣味人を差し引いても、それなりに相模線は利用客がいる。
電化から30年余り、変わりゆく街並みの中を新たな風が吹き抜ける。
もちろん、変わらない風景にも。
新しい風と波、その交代劇は好意的に見守っておきたい。
それは、周囲が下手なことさえしなければ、が大きな前提になってくることも忘れずに。
この日は結局、上溝まで乗車をして打ち切った。
これから先、ともすれば毎日でも乗れるのだから慌てない、がっつかない。
後続で橋本に追いついた後は、横浜線ホームから撮影して見送り終了。
今日現在、1編成のみが運用に就いている。
既に横浜線八王子にも乗り入れた。
ただ、現在までにメーカーから到着したのは10編成、最終的な製造数は12編成。
205系は13編成だから、来年春のダイヤ改正で大幅な運用見直しをするのかどうか?
完全置き換えはいつになるのか、しばらくは動向から目が離せない。