少しばかり記録放出が前後するが、23日、新京成電鉄の新津田沼駅に直結するイトーヨーカドーで
こんなイベントがあることをTwitterで掴んでいた。
いつもなら、ほうほうと早めに読み飛ばすところなのだが…
14日に久しぶりにたび鉄部のイベントに行って、俄かに興味が再燃し始めているところだった。
久しぶりに乗りに行ってみるか…と腰を上げてみたのだった。
そうして、23日。
買いたいものも無事に買い、のんびり新京成電鉄で久しぶりの乗り鉄を堪能している時…
8000形が解体している!?
調べてみたら外周道路から見えそうなので、北初富駅で下車し、15分ほど歩いて行ってみる。
そのフェンスの向こうに…
確かにいた。
残念ながら、特徴的な非貫通の顔を持つ先頭車(クハ8500)は既におらず。
最後まで残ったのは8512編成ということだったので、モハ8021から8024までのいずれかだろうか。
幌は切られ、編成としての役目はとうに終えていた。
中間扉上の屋根は、バーナーで焼き切られていた。
後に床も焼き切り、半分になってトラックで搬出されることとなる。
車体は2017年6月に落成当時の2代目塗装に復刻され、そのまま最期を迎えた。
横では、8900形が動いたり止まったり。
この車両は製造から37年というから、車齢としては長い方であった。
祝日だったから電車や作業用車の入換以外は動きも乏しく。
30分ほど滞在してみたがやはり動きがないので、これで最期の別れとした。
この平日中に搬出、となるのか、もうなったのか。
いずれにしても、総計43年の地味ながらもコツコツ地域のために尽くした活躍に労いを送りたい。
帰り、くぬぎ山駅に向けて歩いていると、工場裏に幌が放置。
8000形の予備部品だろうか?
ちなみに、建屋内にはクハ8501の前面カットボディが置かれているらしい。
いずれ、イベントの折には来てみようかと思った。
ちなみに、くぬぎ山にはまた気になる個体が。
8800形…この車両も車齢30年超えているんだな。
全撮影:2021.11.23