相模鉄道21000系21101F、東急電鉄貸出に伴う甲種輸送② | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

9月23日、大移動作戦の続き

11:09、定刻通りに八王子駅に到着。
なかなか停車しなくて少し気を揉んだが、結局は普段の中央線の貨物列車と変わらない停止位置に
ゆっくりと止まり、見事なブレーキワークを見せてくれた。
八王子駅に相模鉄道の電車が来るのは通算6回目だが、ネイビーブルーの車両が来るのは初。

すぐさま切り離し準備が行われ、DE10は一旦高尾方の引き上げ線へ。

実は21000系を初めて間近に見たんだけど、8両になった以外は20000系と変わらないかw
それでも、まさか八王子で見られるなんて思いもしなかったな。
衝撃度で言えば、2012年に東急東横線で東京メトロ7000・10000系が走り始めた時と同等か?!

とにかく構内の動きは素早く、まずDE10はすぐ南側の側線に退避。

そして今度は入れ替わりに、八王子構内入換のHD300が高尾方へ。

誘導しつつ、きわめてスピーディーに連結。
到着してからここまで、なんと6分ほどしか経っていない。

今回の甲種輸送は、川崎貨物駅でスイッチバックしてここまで来ている。
なので、渋谷・目黒側の先頭車はどっち?
こっちは相鉄でいうと横浜側??

…まぁここではいらん情報か。

でも、昔東武鉄道の5000系が外部メーカーで車体更新して、甲種輸送で運んできたら向きが違って
秩父鉄道まで運び直して方向転換をした…なんてエピソードを聞いたこともあるからね。
編成の向き、というのは特に私鉄各社ではかなりデリケートトピックになるようなので、つい。

さて、DE10は21000系より斜め前に停車。
ここからまた転線して連結か…と思ったら、高尾方の4両が動き出している。
とすると、側線群に移動か?と思ったのだが…

DE10はそのまま黙して動かず…

すると、高尾方に引き上げた4両は、南側の側線群ではなくDE10のいる側線へ!

押し込まれた4両は、約1両分の距離を置いて停車。
すると今度は、黙していたDE10が逆に動き出す。
ゆっくり4両に接近し、連結。
ここまで到着から16分。

こうして、長津田に先行する編成が出来上がった。

小休止ののち、先行編成は出発信号機手前まで前進。
11:33には出発準備が整えられた。

かたや、もう4両はHD300により南側線群に押し込み。
対照的に、ここから丸一日に及ぶ長い眠りに就いていく。
東急電鉄の電車と同じプロセスを踏んでいく姿は、実に新鮮かつレアな光景になった。

ここまでで、八王子駅到着から25分!