早いものでもう9月。
まだまだ先の見えない情勢は続いているけれど、休みを利用して記録の蓄積は進行中。
当然できうる対策を尽くした上で、最近は北方面に舵を切っている。
そんな中で、写真を撮っていると記念撮影の場面に遭遇することがある。
それも、親子連れの微笑ましい姿に。
どちらも8月29日撮影 上/東武浅草駅 下/JR東京駅
ガチな撮り鉄の人になると、こういう場面に遭遇するとイライラするみたいね。
でもそれって、なんとも心に余裕が無くて寂しいことだと思いませんか?
でも、そんな人でも、かつてはこうやってワクワクした時代がきっとあったはず。
うちは…意外に自分写りが苦手なんであまり無いんですが(爆)
写真だけしか見てこなかった電車を、自分の目で間近に見て。
そしてそれを、家族で一緒に撮って記念に残す。
それってすごく良いことだと思いませんか?
でも、最近、よく見るのは…
例えば父と母、そして子の組み合わせだと、父と母が交代で撮影する姿。
つまり、親子揃って撮影していない。
家族写真になりきっていない。
この姿を見てしまうと、なんか自分は寂しさを感じてしまう。
確かに父、母、それぞれと撮るのもいい記録だとは思うんだけどもね。
そしてそうなるのは、最近の撮り鉄界隈を巡る雰囲気の悪い部分も影響しているのではと思う。
昔は、誰かしらにカメラを預けてシャッター押してもらえますか?とお願いしていたものだが。
最近はどこに行っても、そうお願いしている人をほとんど見かけなくなってしまった。
その流れは、このコロナ禍に入ってからなお一層加速してしまった感がある。
感染リスクが、なんて余計な懸案事項がどんどんコミュニケーションの壁を厚くしているようだ。
こんな時だから、自分は敢えて声を掛けるようにしている。
シャッター切りましょうか?
家族で記念撮影をしましょう。
さぁ笑顔で!
と。
それは、鉄道関係のイベントでも同じようにやっていたことだが…
駅でも、こういう場面を見かけたら声を掛けるようにしている。
先日も、東武浅草駅で親子連れに声を掛けたら、本当に喜んでくださった。
中でも子供の喜び方は相当で、笑顔でぴょんぴょん飛び跳ねてハイタッチまでしてきたw
なかなか今はタッチできないけどねーなんて言いながら、こっちも頭撫でて手を振って。
ほんの1〜2分くらいのやりとりだったけど、すごくいい時間だったな。
ちなみにこの日は、東武日光駅でもカップル鉄の記念撮影もアシストしている。
いろいろ厳しい時代だからこそ。
いい思い出が作れるように、互いに歩み寄る姿勢も大事だなと感じた夏の終わり。
だから自分は宣言します。
いい旅の思い出ができるように、シャッター切ります!
見かけたら遠慮なく、声を掛けてくださいね。
乗る列車が発車直前とかでなければ、基本断りませんからw
まだまだしんどいけど、少しでも楽しかった時間を残せるように!
8月29日撮影 東京駅にて