武蔵野線205系M65編成配給輸送「新習志野発ジャカルタ行き」 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

それは、思ったよりも早く来てしまった。

最後のこれから先、撮り溜めた分を少しずつ蔵出ししつ記録を続けていこうかな…と考えたまさにその日。

運用離脱。

10月2日朝、東所沢駅に行ったら、想定していた運用に入っていなかったからオカシイなと思ったんだ。
気になって運用情報サイトを見てみると、それよりも1時間以上前に東所沢を出ていたことを知った。

そして、この運用を持って離脱し、金曜にも新津に向けて配給輸送されると。

その情報が一気に広がり、撮り鉄が一気に騒ぎ出した。
これまできわめて地味に、粛々と平和に記録してきたというのに、なんたることだ。

…でも、最後ならば、この一ヶ月ライフワークとして取り組んできた〆として記録しておきたい。

そういう自分も結局、撮り鉄気質。
そんなわけで、10月4日朝。
未明の雨音に起こされ、あまり眠れなかった中シャワーを浴びていつもの電車に乗る体で武蔵野線に乗車。
ことに迫る強い雨雲の動きに気を揉みながら、ひたすらに東を目指した。

荒れなければいいな

といろいろな思いを持って。

8:30過ぎ。
武蔵野線に乗って新習志野駅に到着、改札を出た。
外は風雨が強く荒れ模様だったが、無事遅延なし。
切符売り場に行ってみると、こんな貼り紙が。

そうそう、もうこのゲリライベントも第五弾なんだってね。

今までタイミングが合わずに見送ってきたこのイベントも、ようやくここで初参加。
実際にイベントが決行されることを確かめ、とりあえず改札付近で過ごす。

そうすると9時前になって、構内改札横のNewDaysの動きが俄かに慌ただしくなる。

そう、予告通り限定グッズが売り出されたのだった。

今回は、M65編成クリアファイルに先日のファミリーフェスタで出されたクリアファイルなどグッズ多数。
販売が開始された途端に瞬く間に売れていったが、十分な数量はそれなりに確保されていた様子。

こちらはクリアファイル三種(M65限定・ファミリーフェスタ・さいたま車掌区)などを購入。
…まぁつまり、つい一通り買ってしまいましたw

ただ、ファミリーフェスタ限定のクリアファイルがもう一種類(ヘッドマーク無し)売られていたらしく…
その存在に気づかずに買い逃してしまったのは、痛恨のミスだった…

さて、買いたいもの買ったのでホームへ移動…
と、

そうか!これもあったか!!

イベント名物・缶バッチ配布。
またまた慌てて改札を出てみる。

9:30から配布とのことで、切符も買い万端に待ったのだが…準備遅れでなかなか始まらない。
やがて9:30が回り、頭上から

ピィーッ

と、EF64の警笛が聞こえた!

あちゃー、配給輸送列車入線しちゃったし!(´・ω・`)

泡食ってまたホームに上がって、ようやく本目的撮影。

今回の牽引機はEF64 1032。
京葉線でEF64を見るのは、自分は初めて。

これまでの配給輸送を見ていて、わかり切っていることではあるんですが…
JRマークが消された姿は、やはりJR東日本の電車としての役目を終えたという実感がこもり寂しい。

そして、早足で蘇我寄りへ。

つい3日前までは、元気に走り回る姿を見ていたのですが…
ああ、本当に旅立ってしまうのだと実感するとき。

そして、この配給回送名物になった「ジャカルタ」行きの方向幕。
今回のデザインベースは

ラグビー

うーん、なんてタイムリー!www

…しかし、細かい記録を撮る余裕は、もはやなく。
9:40。

ピィーッ

とまた警笛が鳴って、あっさりと新習志野から旅立っていってしまった。
この一ヶ月余り、同じようにあっさり振られる場面が多かったから、らしいと言えばらしいのか。
感傷を振り切るかのように北に向けて歩みだしていった後ろ姿を見送り、これで終わりとなりました。
この28年で時折生じた空白を埋めるかのように、ここ一ヶ月で撮れるだけ撮れた。
まぁ、これで良かったんだろうと自分の中で割り切り、全ての撮影を終えた。

…が、新習志野駅での喧騒はいまだやまず。
引き続き改札外では、205系さよならイベントが結局10:50頃まで開催された。

方向幕の実演もやったり、

忘れ形見も展示。
よく残してくれておいたものだ。

使われていた方向幕が、こんな真横に…

今回の缶バッチデザイン。
限定100個。

このゲリライベント、聞くところでは女性社員がアイデアを出し、企画を主導しているようだ。
これからも不定期ではあるが、また機会があれば参加・撮影しに行きたい。
そして、

メルヘン、お疲れ様!
遥かインドネシアの地でさらなる活躍を!