今回輸送されているのは10両編成の10701Fで、1日・2日未明に5両ずつ分けて厚木を出発し、相模貨物駅で
10両に組成された後、一晩かけて明日朝に長野に到着する予定になっている由。
相鉄の甲種輸送が中央線を走るのは、新津車両製作所で製造された10000系が、新潟中越地震の影響による
迂回でEF64重連によって牽引されて以来、およそ15年ぶりとのことで…
しかもJR東日本長野総合車両センターで改造工事を行うという史上初のレアケースとなるため、仕事帰りに
立川駅まで足を延ばして迎撃を敢行することに!
(本当は東海道線で撮る予定だったんだけど、仕事の当日欠勤に翻弄されて断念)
DJ誌(鉄道ダイヤ情報)の今回の甲種輸送情報には、新鶴見信号場〜八王子間の途中時刻が載っておらず…
ある程度のヤマ勘を働かせて、立川駅で南武線から転線してくるところをギリギリ迎撃。
新鶴見信号場からは、EH200-15の牽引でやって来た。
今日連なってきたのは、いま一番注目度の高い大手私鉄・相模鉄道の10000系だ。
普段の貨物に比べれば、格段に軽いリズムを響かせて立川駅に到着した。
正直この系列が出た時には、相鉄の独自性が無くなっちゃったなと至極残念に感じた記憶がある。
しかし今日は、夕ラッシュ時間帯の中央線は(よくある話だが)数分の遅延が発生。
このため、立川駅での撮影タイムは想定より長めに取られることになった。
最終的には7分ほどの遅延となり、そのまま引きずっていくことになるのである。
…ここで自分は八王子へ先回り。
それでも、静かなほうだったのがまだ救いではあったか。
結局7分遅れを引きずったまま、長野に向けて発車。
次、行った道を戻ってくるときには、どんな姿になってくるのか…
その時には、また迎えたいと思いつつ。