【折返場点描・第216回】大谷県営住宅/国際興業バス | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。


第216回:大谷県営住宅(おおやけんえいじゅうたく)
所在地:埼玉県さいたま市見沼区
担当:国際興業バス(さいたま東営業所)
発着路線
[大04]大宮駅東口〜大谷県営住宅(氷川参道・堀の内橋・片柳支所経由)
大宮駅東口発の平日・土曜は深夜バス運行
[大04-2]大宮駅東口〜大谷県営住宅(氷川参道・(新道)自治医大医療センター・片柳支所経由
[さいたま市コミュニティバス見沼区役所線]さぎ山記念公園〜大谷県営住宅(平日のみ運行
※さぎ山記念公園〜片柳コミュニティセンター〜大谷県営住宅〜見沼区役所〜七里学校前〜大谷県営住宅

第216回、住宅地の片隅に。

大宮近辺を取材するときは、地域の予備知識が乏しいのでバスの行き先である程度の目星をつけます。
ただ、それだけを当てにすると空振りもあり得るので、訪問する前の下調べが欠かせません。

…ここは斜め上のクオリティを持つ場所でした。
静岡の大浜熱海のひばりヶ丘足立清掃工場などのように、終着直前僅かの区間に挟まる狭隘区間を経て
折返場に入っていくという、もともと狭隘区間近隣に育った身として想像以上にロケーションの良い場所。

折返場の片側は竹林。
ちょうど真ん中にはさいたま市コミュニティバスが発着。

最低限の敷地は確保されているものの、車両の尺(技量)によっては転回を要します。

時には車道に一回頭を出して、再度後退なんてシーンも。
それなりに往来はありますが、誘導員はいないので慎重に。

歩道もないので、歩行には要注意。

そして、バスが出ていくとこの道の狭さ。
県道に出ていくためのごく僅かな距離ですが、変則カーブもあり対向車には要注意。


竹林側に、乗務員用のトイレを設置。
周辺環境とプライバシーへの配慮もあるのだろうか。
降車バス停もあり、基本大宮駅発着路線は乗降分離を実施している様子。

バス停の屋根は国際興業標準スタイル。
自販機も設置。

バス停も行灯タイプで目立ちます。

関連系統を全て載せるのが国際興業スタイル。

2系統合わせて、終日それなりの本数を確保。
日中は間隔が開いても26分ですが、バラバラなので時刻表は要確認。
また新道経由は平日朝夕と土休日夕方のみとなります。

自治会が置いた立て看板。
フォントが目立つけど、ベンチ後ろだから下が読めない…(・Д・)

さいたま市コミュニティバスのバス停。

運行ルートにより、3パターンの発着があります。
始終着のものと、経由便。
つまりさぎ山記念公園から乗ると、一回ここを通りまた回ってここが終点となります。
このため、乗り間違えるとまるで違う方向に行ってしまったり、時間がかかったり。
土地勘が無い人が理解するのに、少しばかり時間がかかります。
ただダイヤはパターン化されていて、それを覚えてしまえば使いやすいのかな。


コミュニティバス発着エリアは真ん中。
他のバスの動きに注意して乗降しましょう。

ここも一部スペースを駐輪場として供用。
敷地が狭いので、ルールを守って利用できるように。


路線・折返場データ
住所:埼玉県さいたま市見沼区大谷1412-6
運賃:[大04][大04-2]大宮駅東口まで260円(IC258円)
所要時間:約30分
※さいたま市コミュニティバスの詳細は→こちら

【折返場点描シリーズについてお知らせ】
この折返場点描は、昨年まで基本毎週金曜日に更新してきましたが、ここのところの業務上の都合により

曜日不定月3回〜

の更新ペースとさせていただきますので、予め御承知おきくださいませ。