※このシリーズは7月8日の乗車・撮影ルポです
やはり、箱根湯本の独特の雰囲気はものすごい。
温泉の熱さにも似た、穏やかな中にも名残惜しい気持ちが激しく混ざり合う。
それでもこの時はまだ、特急券に多少の余裕があった。
狭い新宿方のホームも、まだ穏やかに構える余裕があったのである。
やがて、折り返し15:37発はこね84号は発車時刻になって車内整備が終わりようやく開扉。
混雑・降車遅れがモロに響いた格好だ。
何故なら、またはこね84号で新宿に戻るからだ。
ドタバタしながらも、およそ2分遅れで発車。
ああ、やっぱりこの癖は直らんのかな。
小田原にて
停車時間の余裕もあり、遅れはここで吸収。
秦野にて
本厚木にて
ここでは、GSEと一瞬の並びが。
新旧交代を象徴する、名残の並び。
大野総合車両所では、GSE第2編成がスタンバイ。
町田にて
それでも幸いにしてトラブルもなく、LSEは走り続けてくれている。
シートに身を預けながら、比較的穏やかな気持ちのままでこの日の自分の旅を終わらせようとしていた。