せっかくやってきた7022号車。
余裕時間はなお、まだ1時間以上もある。
だったらもう、
乗るしかない!よね(^^)
まずは三ノ輪橋まで、向かいましょう。
三ノ輪橋までは、荒川車庫でバッタリ遭遇したIさんと共に。
しばらくすると、三ノ輪橋方運転席後部にカメラを向け出した。
いったい何が?と近づくと、
時代に合わせて手を加えられつつ、新生後の都電荒川線を走り続けてきた。
あれから40年、いよいよその歴史に幕を下ろして表舞台から幕を引く。
どれほど、乗ってきただろう。
吊り掛けのサウンドに身を委ねて、再び、そして最後の旅へ。
そこからついに、吊り掛けの響きが消えていく。
荒川線新装以来の大転換点だ。
登場時は28年ぶりの新車として持て囃された8500形も、はや登場して27年になった。
自分は次の予定先に向かうため、ここで離脱。
いよいよ6月11日がラストイベント。
その時まで残された期間は、もうわずか。
しかも、平日は走っていないようなので乗るのはもうこれきりになるか。
それでも。
荒川線を支え、走り続けてきた功績は計り知れない。
どうか最後まで無事故で、トラブルもなく全うしてほしいと祈り、次に向かって歩き出した。