1月21日。
あの突然の別れから、一年。
ついにこちらも、永遠のお別れの時がやってきた。
スカ色115系。
豊田車両センター(八トタ)配置車。
居て当たり前の存在の、最後の日。
泣いても笑っても、その姿を胸に焼き付けよう。
当日は生憎の曇り空。
今にも雨が降りそうな空模様なので、傘を携えて家を出た。
豊田駅前で朝ご飯を食べ、ヨシッと気合いを入れて駅に戻る。
さすがに最終日、友達や顔見知りもチラチラ見かける。
そして、8:07。
乗務員からの最後の小さなサプライズだったようだ。
その理由は、後程明らかになる。
状況が状況なので、後程ゆっくり観察しよう。
そう、ここでまたサプライズ。
最後の最後の、豊田車両センター入庫が、このツアーの目玉第一弾だ。
…実はこの話、18日の時にはすでに知っていた。
まだ募集枠に空きがあったから、この話をネタに参加を募っていたんだよね(^^;;
平日のラッシュ時でほとんど留置車両はいないので、さすがに広さが際立つ。
まだ武蔵野線車両が配属されていた時に仕事で来たことがあるが、本当広い基地でザックリと
構内を歩いて回るのも一時間はかかるので、すごく大変だった記憶がある。
でも、115系の他に103系、201系など、今思えば豪華な顔ぶれが揃っていた。
仕事じゃなきゃ、写真撮りたかったなぁ。
10分ほど佇んだのちに、また本線に戻る。
最初車掌が入庫の時に、と放送で言ったが実は出庫の時というハプニングも(笑)
詳細を知らない人は、車両トラブルがあったと思っていたみたいだ。
今度こそ本当の、最後の豊田駅からの旅立ち。
さすがに見送り客は(ダイヤ詳細を知らなかったからだろうが)少ない。
平日だから致し方ない部分もあるだろうけど。
比較的平穏な、最後の旅のスタートになった。