2014秋・中部鉄旅⑥三岐鉄道三岐線・懐かし西武電車と貨物を巡る【11月2日】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さて、中部鉄旅ブログも再開。
といってももう11月2日分だけですが。

名古屋でもう一泊夜を明かし、2日は午前6時前に起床。
最初は8時頃からのんびりと、とも思っていたのだけど、せっかく早めに目覚めたのと帰りの
新幹線が早い便しか取れなかったのがあり、6時半頃には近鉄に乗り込んで、出発!!

そしてまず、近鉄富田駅で下車。
第一目的地である、三岐鉄道三岐線への初訪問を敢行しました。

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まず、近鉄富田駅の「西口」で1日乗り放題パスを購入。
三岐鉄道の管理窓口は西口のため、こちらでしか買えないのです。
一瞬わからず、東口に迷い込んでしまったのは内緒(^-^;

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ここに来た目的は、かつて西武鉄道で活躍していた電車が今もなお現役だということ。
まず対面できたのは、元701系の801系電車。
旧国鉄101系と同じようなモーターの唸りも健在!

近鉄富田7:17→保々7:33

電車は保々止まりのため、とりあえず終点まで行ってみることに。

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保々に到着すると、反対側には元101系の751系が。
一編成3両のみの、当線では貴重な存在。

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先程まで乗った電車は一旦構内踏切をまたぎ、入換して車両基地内でパンタを下ろしました。

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とりあえず、西藤原行きが来るまでしばし構内で撮影。
台車形式の違いから番号が分けられた851系が来たと思ったら…

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?!

反対側は101系顏??

実は、昨年の脱線事故で車両が使用不能になり、先の101系を購入の際に同時に入線していた
部品確保車を復活させて使用しているとの由。
そのため、

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同一編成内で屋根の形状が違う、凸凹の異端編成になっています。
編成単位の凹凸は西武時代にもよく見られていましたが、編成内では非常に珍しいかと。

保々7:59→西藤原8:28
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さて、西藤原行きも来たので旅再開。
こちらも元701系。
運転台もほぼ西武時代のまま。車内もほぼ西武時代のまま。
西武球場に野球観戦行った時とか、多摩川線に乗った時のことが懐かしい。
西武線から引退して17年余り、譲渡された会社の中でも伊豆箱根や流鉄からはすでに引退し
恒常的に走っているのはここと群馬の上信電鉄だけになった。

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西武時代と違うのは、お客と一緒に自転車が乗ってくること(°_°)
近鉄富田駅以外で、自転車の持ち込み・乗降ができるそう。
地方のローカル私鉄では、あの手この手で集客策を打ち出している。

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縁起良さそうな駅名。濁ってるけど。

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三岐鉄道三岐線もう一つの名物、貨物列車。
この日は日曜だったが、それでも一列車が東藤原で発車を待っていた。

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そしてほどなくして、終点西藤原へ到着。
西藤原駅は、SLの形をした駅舎になっています。

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そしてこの駅の横の公園には、保存車両とミニ鉄道のレールが…
その後、三岐鉄道沿線のあちこちに、こういった保存車を見て巡ることになる。

西藤原8:40→丹生川8:53
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丹生川でも途中下車し、駅隣接の貨物鉄道博物館を見学。

…が、開館前で、グルリと外周の保存車両を一瞥するのみ。
39号蒸気機関車は、かつて池袋の昭和鉄道高校にあったもので20年ぶりの再会。

丹生川9:12→西藤原9:29
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そして、再度西藤原へ戻る。
やって来たのは、元401系(←411系)トップナンバー!!

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製造はなんと昭和39年で、東海道新幹線と同期。
2両の小単位編成が好まれ、全19編成38両が第二の舞台へ。
この三岐鉄道が最初の譲渡先で、24年前のこの101(401)編成を皮切りに3編成が譲渡。
今もなお、主力として奮闘を続けています。

西藤原9:38→近鉄富田10:27
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二編成の並びも、運良く押さえられました。

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車両の腰にオレンジ帯が巻かれた以外は西武時代のイメージをよく残し、懐かしくなります。
時間にして合計約三時間ほど、懐かしい走行音に浸る旅ができました。
また必ず、天気の良い時にゆっくり訪ねようと思う。

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JRへの貨物線が分岐すれば、三岐線の旅もそろそろ終焉。

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またなる再会を約して、次なる目的地へ進む。


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