2014-11-15・16 ききまたくワンマンライブ2Days Weekend | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

いきなりだが。
一時期、ライブの楽しさとは何かを見失っていたことがあった。
自分が音楽活動を少しやっていた頃からだったが、ごく一部を除いて思い切りのめり込む事や
楽しめることが目に見えて減っている…いや、皆無に等しいくらいになっていた。

見たくないところも細かく見えてくる。
それにつれて内外で葛藤し、ぶつかることも増えてくる。

それは、ききまたくとて例外ではなかった。

拓ちゃんと知り合ってから8年。
今の二人組の形態になってから4年。
ライブに顔を出す機会が格段に増えてからも、2年。

それからも、度々襲う激しい波に翻弄され続けてきた。
なんならそれは、今もさらに激しさを増して続いている、現在進行形。

それでも、
なぜ、
足が動くのか。

それでも、
なぜ、
ききまたくのライブに行くのか。

それは、ギリギリの薄い皮一枚のところで、彼らの音楽に救われているからだ。
今のところ、それに尽きるからこそだと思う。
それがあるから、また行こうと思う。
そこにライブがあるから、また行って立て直そうと思う。
立て直せるだけの力が、ききまたくの音楽にはあると確信できるからこそ。
そう思える音楽は、行動範囲広めの自分でさえも片手で数える程しかない。

そんなききまたくが、聞間拓が自分の誕生日前後に放つワンマンライブ3Days。

11/14 さかむろけんいち『楽園ギャラクシー』@恵比寿天窓.switch
11/15 聞間拓『キキマ36FESTIVAL』@西荻窪Artrion
11/16 ききまたく『四谷天窓 最期の日』@高田馬場四谷天窓

しかも、CDまで出した。
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さかむろけんいちとして。
木下直子と共作で。
ききまたくとしては、二年ぶりに。

自分も、それで終わりとはこれっぽっちも思っちゃいない。
それは本人達が一番わかっていることも、よくわかった。
現在進行形で進化している姿を見る絶好の機会が、ライブ。
その機会があるなら、まず足を運ぶに尽きる。
自分のスケジュールとにらめっこしながら、可能な限り。
(この結果、残念ながら11/14のさかむろけんいちは断念する結果となってしまった)

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2014.11.15 西荻窪Artrion Setlist

一部
SE どこまでもドア
A song for you
CRAZY FOR ME?
イメージは青空
Lie
Knock~15の夜
阿佐ヶ谷
熱気球
応援の唄

二部
ききまカレー(カレーが無いVer.)
ストーリーの中
午前5時
Forget, Remember
月で埋まる
落書き
N.P.N.G
敵は本能にあり
シンガーズハイ
どこまでもドア
足し算割り算

EN
桃の香り

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2014.11.16 高田馬場四谷天窓Setlist

SE Prologue
アクセル
頑張れB型!
熱気球
Over the Rainbow

落書き
Pass me by
陽照ラス二人

【アンプラグドコーナー】
帰っておいで
足し算割り算
月で埋まる

Virgin Flight
どこまでもドア
シンガーズハイ
ストーリーの中
No Carbon No Life
追い風
タイムマシン

アフターパーティー【おがわとおる会】
CRAZY FOR ME?
パラダイス銀河
頑張れB型!
追い風
ゴクン

…カレーが無いVerとか、アフターパーティーとか、パラダイス銀河とか、最後のゴクンとか
一体なんなんだと思う方もいるだろうが、これは足を運んだからこそわかる(笑)
それはともかくとして、二日間、実に濃密でアツい時間を過ごすことができた。
前よりは確実に、素直に楽しむことができるようになってきているのはわかる。
それは2年前よりも、先週よりも一歩ずつ、数ミリずつでも前に来ている実感がある。

そんな中でも、自分以外にも、周りの人も、そしてききまたくも。
同じように数ミリずつ、変わってきている。

○が×になり、×が○になっていたり。
最近よく見る顔に気づけば、最近見えなくなった顔にも気づく。
まだまだ爆発的な何か、が起きていないことにも気づく。
一方で水面下、僅かな部分で様々な事が起きていることにも気づく。

来年はききまたく、二人組になって5周年の節目。
更なるジャンプのために、必要なものは何か?
今回のワンマンライブ3Dayでも、それを探していたのは見て取れた。
それぞれに技を、人間を磨き、この三日間は一定の答えは出ただろう。
でもそれを終着点にはせず、さらなる前進、高みを目指して。

…なんて、わざわざ書かずともわかりきっていると思うけど。

四の五の言わず、とか、理屈抜きに、とか言っていられた時期はもう過ぎている。
今、ここにしかないものをさらに示すために。
タイムマシンよできないでと思うのならば、それをさらに証明する高いレベルの闘いに。
それができる聞間拓であり、小川徹であると信じているからこそだ。

まだまだ旅の途中。
彼らの音楽は、まだまだ外せないから。
素晴らしい音楽と、ずっと一緒にいたいから。
濃い週末を過ごせたことに感謝し、さらに前へ。