9月14日、この日は二回に分けて常磐線・東京メトロ千代田線の撮影に赴いた。
目的被写体になるのは、今秋引退が噂されるJR東日本203系。
荻窪⇒丸ノ内線⇒新宿三丁目⇒副都心線⇒明治神宮前〈原宿〉と乗り継ぎ、最初は
代々木上原で張り込むことに決定。
千代田線のファーストランナーは最新鋭16000系。
ここで珍しく、駅に張り込んでの撮影を開始。
早速、現在では貴重になった小田急8000系の方向幕車と遭遇。
いよいよ6000系も廃車が本格化し、どんどんこの姿も貴重になりそう。
特に未更新の幕車は、遭遇したら確実に撮影しておきたいところ。
209系1000番台は、この日二本とも稼働していた(上の16000系の前にも一本遭遇)
そして、すっかりJR側の主力となったE233系2000番台。
代々木上原構内で二本並ぶこともすっかり珍しくなくなった。
まずはマト54編成が登場!
こちらもすでに3本しか残っておらず、前照灯がシールドビームだから嫌だとかあれこれ
言っている場合じゃない。純粋な小田急顔に出会えることを良しとしないといけない。
そうしているうちに、マト54編成は車検を終え引き揚げ準備完了。
こうして下北沢方の引き上げ線に入る姿、あと何回撮れるだろうか?
この19K運用は、この後松戸まで走って夕方まで入庫してしまう。
現在稼働している203系は、このマト54とマト55の二本のみになってしまった。
特にマト54は、日常の姿のまま活躍する最後の一本。
また夕方、会えますように。
もう一本の203系、マト55は走っているのか?
…と諦めかけていたら
ちなみにこの日、平日の朝だったせいか撮り鉄はほとんどおらず。
快適に撮影できたことを申し添えておきます。
最近は、すっかりステッカー式のやつが流行りのようです。
個人的には、ちょっと味気ないなぁ。
まもなく、次世代のE233系へバトンが受け継がれようとしています。
201系と205系に挟まれて、ポジション的にはなんとな~く中途半端な存在になってしまった
203系でしたが、それでも前任の103系1000番台より倍以上の29年活躍しました。
東西線乗り入れ用の301系と違って車体に厚く色を塗られることもなく、ほぼ原形のままで
走り続けることが出来たのは幸いだったかもしれません。
さらに同車は、一部がインドネシアに渡り第二の活躍を始めます。
ほとんどが解体された201系と比べて、その点まだまだ見どころはあります。
日本の線路上からはまもなく姿を消しますが、新天地で長い活躍を期待したいです。
こちらも慌ててエンド交換!!(笑)
この日のマト55編成は「01K運用」
先のマト54編成と同じく、この列車で松戸まで上がった後入庫します。
自分も通勤客に混じって同行を開始します!
(つづく)