今ここから茶人への道~第二席-111203_112801.jpg

今ここから茶人への道~第二席-111203_113532_ed.jpg

※もうひとつのブログ「なりきりウォーカーがゆく」と内容がほぼ同じに候~


NHKアニメ「へうげもの」第37話にも登場した、蒲生氏郷。

思ったより出番があったな(笑)

昨年の12月初めに参加した、サムライシティ會津モニターツアーは、ボランティアガイドさんに鶴ヶ城の内部案内していただきながら見学。

今回は残念ながら観ることができなかった場所が敷地内にある。

それは蒲生氏郷と関係があるのだ。

「茶室・麟閣」

である。

かなり前に鶴ヶ城へ来た時はまだ無かった。


その後に来た時はまだ茶道、茶室に興味なく?(茶道も習い始めていなかったし)スルー。

その次は、時間が無くて、泣く泣く、、

今回も時間制限の中だから、入館することはなかった。

それも、かなり遠望になった画像(笑)


NHKアニメ「へうげもの」では、伊達政宗と派手なケンカをしていた蒲生氏郷。

氏郷は会津の領主にもなった人物である。

千利休の弟子でもあり、利休七哲の一人にも数えられるのだ。

蒲生氏郷は利休が追放された時に、息子・少庵を会津で匿っている。

その時作った茶室が「麟閣」だ。

少庵が秀吉に許されるまで、この地で面倒をみたのである。

少庵の帰京後も、麟閣は鶴ヶ城の敷地内に置かれていたが、幕末の会津戦争を迎える。

会津藩が負けてしまい、城は取り壊された。

だが、麟閣は壊されていない。

実は、城下の森川家に移築され、平成まで大事に保存されていたのである。

平成二年に茶室「麟閣」は鶴ヶ城の元の場所へ戻った。

現在、有料で見学することができる。

また、少庵の月命日である7日には、月釜が懸けられるのだ。

流派で交代でされるそうだ。

冬の間は月釜は無いが、春以降に月釜に合わせて行ってみたい。

今度こそ、内部に入れますよーに!
最近、へうげものネタは、放送から時間が経ってからだな、、

昨夜放送分ではなく、その前の回、37話だ。

織部は伊達政宗に秘策?を奨める。

それは、政宗にとっても自己アピールできて満足!

織部も自己アピールができて満足!

織部が茶を点てている場面だが、「荷い茶屋」を使っているではないか!

「荷い茶屋」は、釜、風炉、水指などの道具が収まっている。

先日まで開催されていた

「上田宗箇‐生誕四五〇年記念 武将茶人の世界展」

で展示されていたな。

政宗も織部も自分がアピールしたい部分があるように、誰でもその部分を持っているのだろう。

私は最近の生活は、ブログで笑い?をとったり、妄想に走ったりすることがそれにあたる。

家では、本性?丸出しであるが、外に出ると自己アピールは無しの生活が続いている。

気性の荒さも、笑いをとりたがる部分も封印!

しかし、ここ数日、徐々に笑いをとりたがる発言が、チラチラと、、暴言の一歩手前の発言も、、

やはり封印は無理か?

ブログのありがたさが、身にしみる今日このごろである。

へうげものネタは、まだつづく~
先日行ってきた

上田宗箇‐生誕四五〇年記念 武将茶人の世界展

だが、二回目は呈茶席(有料)もあり、会場付近では広島物産展も開催されていた。

呈茶席が混んでないことを祈りながら向かう。

最終日といえども平日のため、希望する時間の券を手に入れることができた。

御席は椅子席。

お点前も立礼(上田宗箇流では何というのかな?)

お客の人数が少なかったため、私も含め、お点前がよく見える席を狙う(笑)

展覧会で流れていた映像は、男性のお点前。

茶席では女性のお点前を見ることができた。

上田宗箇流は、男女のお点前が違うそうだ。


印象に残ったことは、、

お菓子を乗せる懐紙だ。

私がいつも使っている物より大きく、表側が一部折ってある。

武士は刀などを拭う懐紙を懐に入れていた。

それがお菓子を乗せる懐紙に取り入れられている。

懐紙は四つ折して、わさでない方の角を右上から左下へ折る。
※文章だと解りづらいね

床には花入として竹カゴが使われていた。

本来炉の季節はカゴは使わないのだが、上田宗箇の時代は使っていたということだ。

今回はその時代に合わせたとのこと。

香合も木地だ。お香は、上田宗箇好みを復元したとのこと。

棗には芸州宗箇松が施され、蓋置は御庭焼。

建水の材質は、展示品にもあった「銅ちゅう(変換できず・虫という字が三つ)」

銅ちゅうの建水は売店に売っていたな。※高額

御席は東京の門下の方が前半、広島の方たちが後半に担当されたそうだ。


この後私は展示を観る。

だんだん混んできた。

一回目も平日だがそこそこ混んでいたっけ。

一回目に観ていた時に思ったことがある。

展示を観ているとぶつかったり押されたり、観るときに邪魔されたり(お互い様なんだが)することがある。

だが、ぶつからず押されず、観るにも視界に邪魔があまり入らなかったのだ。

観ている皆さんが、そのような心持ちの方ばかり?

茶道関係者が多く、動きがスムーズ?

理由は解らないが、、

二回目はぶつかったりしたな~

ほんの少しだけど、、

展示を観て売店をブラブラしていたら、スーツ姿の男性が数人の方に話かけられていた。

有名人?

そうか、上田宗箇流のお家元だ。

背筋がピンと伸びた方で、オーラが!

茶席にも入れたし、二回目も来てよかった。

いつか、広島にも行ってみたい!
16日に終了した

上田宗箇‐生誕四五〇年記念 武将茶人の世界展

こちらでは上田宗箇流のお点前を映像で観ることができた。

展示の中程で上田宗箇についての映像を流していた。

その近くで、上田宗箇流お家元によるお点前の映像が!

お点前に対してナレーションなどは無し。

お点前の時に言う台詞(言葉)のみが聞こえる。

流派が違えばお点前も色々、、予想はしていたが、、、それも茶道の面白さだ。

印象に残ったのは、杓柄の扱いと袱紗の
捌き方だ。

私が習っている流派より袱紗捌きは難しいかも。(※まあ人それぞれ感じ方は違うかもしれないが)

私が上田宗箇流に入門していたら、袱紗捌きで時間がかかっただろうな~

映像はかなり真剣に見入ってしまった。

私の近くで観ていた方は、手を真似て動かしていた。

私もつられそうになった(笑)

一回目に見終わって、店内をウロついていた時、に行った時、銀座松屋の広告を見付けた。

あと数日後からの催事が載っている。

広島物産展だ!

上田宗箇に合わせたな。

そして上田宗箇流の茶席も!

茶席が催される日が書いてある。

実はこれを見て、できればもう一回来たいな~と思ったのだ。

茶席などについては次回へ!
16日に終了した

上田宗箇‐生誕四五〇年記念 武将茶人の世界展

たくさんある見所の中でも、ぜひ観たいと思う方も多かっただろうな、、、

上田宗箇作
茶碗「さても」

そして展示の最後は「茶杓&竹花入」で〆

宗箇、織部、三斎、そして利休の茶杓が並ぶ。

同じコーナーに宗箇作の竹花入も並ぶ。

利休の茶杓はいくらか丸みを感じるが、宗箇はじめ武士の茶杓はそれと違う。

観る角度がちょうど横だったため、さらに感じられた。

茶碗「さても」も、竹花入も、ザクッと!

これは武士ならではか?

まあ性格もあるかもしれないが、、、、

茶道をはじめてから刀を扱う商売、命をかけて戦う職業の方が茶の湯に関わったらどうなんだろう、と興味があった。

私が茶杓削り体験で作った物など、甘っちょろくてね~

私よりもっと甘甘の人もいたけど(笑)


その他、茶碗「ひろしま」の前で時間を取られたよーな。

見込みに「ひろしま」の文字~というが、見えない。

とうとう私も目がダメか(涙)

しかし二回目に観たら、茶碗の横に「ひろしま」の文字はここに書かれているという表示が!

まあ、今は見えづらいというのが解る。

私以外にも、見えなくて質問した人が結構いたのだろうな。

おかげて助かったけど、、

今回の展示には、興味深い映像もあった。

続きは次回!