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以前、抹茶入り缶コーヒーのことを書いた。

最近、缶入り抹茶飲料を二種類飲んだ。

アサヒ飲料から発売の

「フォション オテマエ ド パリ 抹茶」

である。

甘くない物と甘みがある物だ。

どちらも冷たい飲み物。

甘くない方は、いかにも抹茶だが、粉っぽさが感じられる。

冷たいし、缶だとこれが限度かな?

ちなみにおにぎりと一緒に飲んだら、合ってた!

甘い方は、冷たいからこそ丁度いいのかも。

お菓子とは合わせる気にならなかった。

単独で、かなり冷やして飲む方が美味しいかも。

抹茶が缶飲料に入り込んでるけど、興味を持った人たちに温かい抹茶の美味しさを体験してほしいな。

ぜひぜひ!

それと温かい缶入り抹茶飲料は、発売されないのか?

いつか挑戦して欲しいな~
NHKアニメ「へうげもの」の最終話を観た数日後、アニメの最後の方で流れていた音楽が頭の中に渦巻いた。

なんだっけこれ?

再度最終話を見て、あっ、これか!と。

ラストシーンは、音楽だけでなく印象的だった。

最後の二羽の鳥は誰と誰なんだろう?

利休&織部か?

天高く舞い上がったのは何を意味するのかな?と


ストーリーに利休作の茶杓が出てくる。

利休から細川忠興へ贈ったとされる茶杓「ゆがみ」

古田織部へ贈った茶杓「泪(なみだ)」

「へうげもの」では、細川忠興が受け取った茶杓は利休作ではない?

フィクションにて候~だから、突っ込んではいけない(笑)

私は昨年、細川家に伝わる「ゆがみ」は展示で拝見できた。

古田織部が受け取った「泪」は、まだ拝見していない。

毎年展示しているそうだが、今年も展示をする!

徳川美術館にて、2月25日(土)~3月4日(日)

私もできれば行きたいな~

という訳で、アニメ「へうげもの」ネタはお開き!
アニメ「へうげもの」ネタの前に、、、

本日、2月4日まで展示している、早稲田大学會津八一記念博物館・富岡重憲コレクション展示室にて

「茶碗」

こちらには初めて行った。

入口は正門から大隈重信像へ向かう緩やかな坂を上りながら左の建物だ。
(正門に近い)

富岡重憲氏は

「茶碗と茶筅があればよい」

という方向性だったようだ。

茶碗はお客に合わせて出したとか。

茶道具は多くないそうだが、茶碗の比率が高いようだ。

印象に残った展示は、

「のぎめ天目茶碗 建窯(口径17.1cm)」※もう一つ、のぎめ天目茶碗あり(こちらは口径12cm)

見込がズレてないか?

茶碗を覗きみると茶碗の中心が一番深い場合が多い。
形によるけど。

だが、それがズレてる。

面白いよね。狙ったのかな、自然かな?

そして「楽左入 黒楽」

白い富士山形が黒楽に見られるのだが、富士山を表現しているのかな?

また、「久田宗全 赤楽〈初ちぎり〉」も。
骨董の情報誌に写真が載っていたけど、実物の方がインパクトがある。

赤楽もこのような色合いの茶碗があるのだな、と。

展示室には、大きなお手玉のような物が三個置いてあった。

こちらは茶碗の重さを体感できる砂袋だ。

今回の展示は平均350g前後の茶碗が多いそうだ。

中には、640gの茶碗もあり、同じ重さの砂袋(大きなお手玉)で実感できた。

これは華奢なお手には重いかも。

このようなひと工夫で、展示も更に面白くなるのだな。

しかし、こちらの展示では口径16cmを超える茶碗がいくつかある。

茶碗は口径16cm以内と聞いたことがあるが?
※何で聞いたか読んだか思い出せない

朝鮮からの茶碗は、そんなことは関係なく誕生したのだろうが、、、

展示は本日までなので、興味のある方は、お急ぎを!
NHKアニメ「へうげもの」では、利休が本能寺の変の黒幕。

死ぬ前も豊臣家を追い詰める計画を立てていた。

実際には何を画策していたのか謎だが…

一般的にいわれるのは、利休はなぜ斬首ではなく切腹を許されたのか?

ちなみに時代は新しくなるが、新選組局長・近藤勇は斬首だった。

大河「新選組!」では、多摩の百姓の自分にはこれで良いのだ、というような台詞を言っていたような?

そう考えると、利休は良い扱いを受けたことになるのかな?

商人である利休本人は、どう思っていたのだろうか?

切腹?

作法がわからん!

いっそ、首を斬ってくれ!

だろうか、、それとも

最期まで私に難しい課題を与えるか、、

切腹の作法ならば、武家との付き合いがあったし、戦場にも行ったから解ってるし。

私には切腹が相応しい。

見事に果てるのみ!

だろうか?

※また私の妄想癖が(笑)

未だに利休切腹に対する納得できる解説には巡り会っていないような気がする。

さて、利休の死でアニメは最終話となった。

利休の後、茶道界のトップに立ったのは古田織部。

最近発売になった単行本「へうげもの14服」では、徳川家の茶頭として活躍している。

その中で、自分も利休の二の舞になるのでは?という心配をふと漏らしている場面があった。

漫画の方もまだまだ先が楽しみだ。

余談だが、単行本の14服は発売当日に買い、読み始めた。

が、途中ある誘惑に負け中断。

再開して、日付を越えながらも読み終えた。

再開してから、家康が欲望と格闘している場面が出てきて、大笑い!

やはり僅かな誘惑に負ける私と天下人は違うな、と。

読んだ人に誤解を受けそうだけど、私は家康が耐えている欲望(こちらは下ネタ)とは違うものに負けたのだ、念のため。

へうげものネタ、せっかくなので、もういっちょいきます!
NHKアニメ「へうげもの」は最終話を迎えてしまった。

続編は?

まあ、家政婦のミタのように、ない、と言い切っている訳ではない、、

いよいよ利休の切腹となる。

相変わらず、ツッコミところは満載で(笑)

利休がターミネーターに見えたのは私だけ?

単行本で切腹の場面を読んだのは電車の中だった。

なぜか、一粒の水滴が落ちてきた。涙か?鼻水?

自分の死に立ち会う者たちの罪悪感を少しでも軽く…という部分が印象に残った。

このようなことが出来るのは相当な人物だな、と。

部分的に真似てみたりして、、無理だな(汗)

話はそれるが、兵庫県知事さんが大河「清盛」に苦言を呈している。

もしかして、自分が悪者になって清盛に目を向けさせようという作戦?

もしそうならば、兵庫県の未来は明るいかも。

そうでないならば、、、、

茶の湯で人をもてなすには、相手の気持ち、心の動きが解るようでないとね。

私には遠い道程に思えた。

続きは次回!